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縁を切った金持ち男、後日談

バブルの頃に濡れ手に粟で大もうけしたその男(バブルおじさんと呼ぼう)は、今日、チェンマイから日本に帰ることになっている。前回は、スーツケースを2個積んで空港まで僕の車で送って行ってあげたが、今回は無視。自分でワゴンタクシーでも呼べばいいだろう。

それはそうと、今朝8時ごろに、まだチェンマイにいる「2人組」の1人から電話がかかってきた。

「あの男から、訳のわからんメールが入ってきてるんだけど・・・」

「あの男」とは“バブルおじさん”だ。「2人組」の1人は、これまで2~3度一緒にチェンマイでゴルフをしたことがあるので顔見知りだ。メールの内容は、要するに僕の悪口ばかり。どうして何も関係のない「2人組」にメールするのかよく分からないが、僕のことを「詐欺師」とか、「極悪人」とか罵ってるらしい。

「2人組」は、実は2人とも“バブルおじさん”のことが嫌いだ。理由はケチだからとかいうことではなく、ゴルフ場での態度。

今年の2月下旬、「2人組」の1人を含む7人のグループで一緒にゴルフした。終わってみんなでビールでも飲もうとしているとき、“バブルおじさん”は一言も挨拶せずに、自分だけさっさと帰ろうとした。僕はその日は“バブルおじさん”の車で来ていたから慌てた。

そのことがあってから、「2人組」の1人は“バブルおじさん”のことが嫌いになった。「2人組」の1人は10歳くらい年上だ。先に帰るのはいいとしても、年長者に一言も挨拶できない男はダメ、というわけだ。

今回も、“事件”が起きた。今月はじめ、僕と「2人組」の3人で、会員になっているゴルフ場でプレーしようとした。前もって美人のキャディーを予約しておいた。ところが、あとになって“バブルおじさん”も参加することなった。僕も「2人組」も、彼を誘っていない。

ところが当日の朝、「2人組」のために予約しておいたキャディーのうちの1人を、“バブルおじさん”は一人で先に行って取ってしまった。その美人キャディーが当たるはずだった「2人組」のうちの1人は不愉快になった。言ってみれば、横取りだ。

さらに当日は、オーナーでない時にも、自分だけさっさと一番先にティーショットを打つ場面がいくつかあった。「お先に」「お先でした」も何も言わない。自分の世界に浸っている。それを見て、「2人組」はますます彼のことを嫌いになった。

キャディーのことやティーショットを打つ順番のことなど、どうでもいいように見えるけど、男というものは、そういう些細な事がなかなか許せない。要するに、「2人組」は“バブルおじさん”が「自分さえよければ」という典型的な身勝手男だと、その日に最終判断したようだ。

彼が僕の悪口を言いふらしている相手に、僕がこの5年ほど付き合っているチェンマイ在住の同年齢の男がいる。その男はずっと「2人組」のために車を出して、ゴルフをするときはホテルまで送り迎えをしていた。ところが、もうそれをやめるという。僕とも絶交するし、「2人組」とも絶交するのだという。話がややこしい。理由は僕が詐欺師だから、ということ?

“バブルおじさん”は僕に切り捨てられて困ったようだ。長期の留守の間に電気代や水道代が滞納になる。そこで前から知っているチェンマイ在住の別の男に接近したのだろう。昨夜は珍しくディナーをごちそうし、カラオケ店で夜中まで一緒に遊んだようだ。そこでまた僕の悪口をたっぷり?「2人組」の悪口も言ったかもしれない。

僕と同年齢のチェンマイ在住男はそれを真に受けて、「2人組」に対して昨夜遅くに絶交宣言をした。酒に酔ってのことだから、そのうち自分の浅はかさに気付くかもしれないが、“バブルおじさん”の讒言(ざんげん)に踊らされたわけだ。

僕のところにも、そのチェンマイ在住の男から昨夜遅くにメールが入っていた。「バカヤロー!」と!何回も書いてあった。日本語になっていない。一部意味不明なところもあるが、何が言いたいかは分かった。

僕は毎年1回、その男の誕生日のころにタイ人の奥さんの住民票(タビアンバーン)を日本語に翻訳してあげている。今年で4回目になる。年金の扶養手当を申告するために必要な書類のようで、これも無償でやってあげている。ところが昨日のメールでは、「いくら請求されるか分からないからいらない。焼却する」ということが言いたいらしい。

無料で毎年誕生月に翻訳してあげていることが気に入らない。つまり、その書類の事ではなく、ほかに気に入らないことがあると言っているわけだ。“バブルおじさん”から接待され、僕の悪口を聞かされ、「あいつがそんなひどい奴だったら、自分も絶交する」ということになったのだと想像できる。

「2人組」にとっては訳が分からない話だろう。僕と“バブルおじさん”の間にトラブルがあったとしても、どうして「2人組」に火の粉が飛んでくるのか、よくは理解できなかったのだろう。だから、今朝、僕のところに電話してきて、事実関係を確かめたかった、ということだ。

電気代や水道代を留守の間に払ってあげたのは、彼から頼まれたのではない。あくまでも僕が心配してやってあげていたことだ。庭の水遣りもそうだ。誰もいないと、借家の庭が荒れると思うからやっていただけだ。だから無料奉仕だった。

いろいろと彼の態度を見て、僕は不愉快になってきたから、もうやめることにした。その後、僕に対しては慇懃な言葉しか使わないくせに、他人には「あいつは詐欺師」と触れて回る。世話になった僕と面と向かって喧嘩になるのが怖いのだろう。でも陰湿な行動をとる。本人がどう思っても勝手だが、直接関係のない僕の知り合いに悪口を言いまわるのはどうかな・・・?

このブログに書いているのも、一種の悪口とも言えるから「お互い様」?いいや、根本的に違う。僕は自分の日記に書いているだけだから(笑)。

(6月18日、11時50分)


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どうでもいいけど、やっぱり書いておこうっと!

先月末からチェンマイに来ている2組の日本人のうち、一人で来ている男性とは残念だが基本的には縁を切ることにした。自分があまりにも「人が善過ぎる」ということに気付いたからだ。付き合いを始めて僅か1年くらいだろうか。

「困っている人を助ける」という生き方は、2年前に亡くなった前妻から学んだとても大切な人生の方針だ。だから相手が誰であろうと、本当に困っているなら僕は助けようという気持ちがとても強い。これは本当だ。

年に数回チェンマイに遊びに来る彼は、僕たちの住んでいるムーバーンが気に入った。昨年の11月のことだった。自分も家を1軒借りたいというので、あらゆるお手伝いをしてあげた。彼の希望で家賃の値切り交渉もしてあげた。6か月前払いするから、月10,000万バーツを9,000バーツにしろというのだ。僕は家主と交渉して中間の月9,500バーツにしてもらった。彼はそれで満足して契約した。

今年になって、1月末に彼が日本からやってきたときは、定宿にしていたホテルからの引っ越しの手伝い、家具や電気製品などの購入、プロパンガスの手配、インターネットの工事をはじめ、ありとあらゆる手助けをしてあげた。彼女ももちろん全面的に協力した。

家を一軒、通年で借りても、彼は1年に3回か4回、通算で3か月くらいしかチェンマイに滞在しない。家賃は前払いで1年分払ってあるが、問題は留守の間の僅かな電気代や水道代、インターネット料金などの支払いだ。僕や彼女が代行して払ってあげることにした。実費は彼が前もって概算額を僕に預けてくれた。そのほか、彼の借りた家の庭には芝生が植えてあるから、ときどき水もやらなければならなかった。それも3日に一度くらいの割で僕がやってあげた。無料奉仕だ。

彼がチェンマイに来たときは、ときどき一緒にゴルフに行く。2月の前回は、彼が我が家に来て一緒にご飯を食べたり、彼の家に行ってコーヒーを飲んでおしゃべりしたりしていた。最初はうまくいっていた。

先月の末に来た時も、最初は問題なかった。ところが1週間くらいして、電気、水道などの料金の支払いをめぐる悶着が起きたのだった。

6月の上旬、「あなたがチェンマイにいる間は、電気、水道やインターネットの支払いは自分でやってくださいね」と僕は言った。その方が今後の彼のためにいいことだと判断したからだ。彼は「俺は払い方がわからない!」と感情的になった。「電気と水道はセブンイレブン、ネットはBIG-CかデパートのAISのカウンターに行って支払いなさい」と教えてあげた。

そしてその翌日、夜の9時ごろ彼が我が家を訪ねてきた。

「セブンイレブンに行ったけど、水道代は水道局に行って払えと言われた!」と、彼は憮然として僕に言い放ち、請求書を突き返してきた。このとき「これではもう先は長くないな。この人、何を勘違いしているのかな。自分を何様だと思ってるの」と僕は心の中で思った。それが普通の人間だ。僕は彼の使用人ではないし、いろいろしてあげても1円も、1バーツも手数料を取ったことはない。

彼は30年以上前、とくにバブルの頃事業に大成功して大きな財産を築いた。会社は10年以上前に息子に譲り、自分は潤沢な資金で建てた複数の賃貸マンションの家賃収入で贅沢三昧できる。毎年ベンツやBMWなどの外車の最新限定車種を予約して買い、しばらくして売る。そうするとプレミアが付いて、かなりの儲けが出るのだそうだ。庶民とは、やることが違う。

僕にも金持ちに対する妬(ねた)みはある。しかし、そういうこととは関係なしに、彼のチェンマイ滞在が快適になるように協力してきたつもりだ。でも、どんな人間にも、どんな貧乏人にもプライドというものがある。金持ちだからと言って、上から見下すような態度が見え隠れすると、もうやってられない。

自分のためなら、いくらでも浪費するくせに、他人に対しては極端なケチだ(笑)。「電気代やインターネットの支払いは、彼女や彼女のお姉さんがやってくれてるのだから、チップくらいはあげてくださいね」と言ったら、日本から持ってきたハウス・ククレカレー(中辛)のレトルトパックを2個、知らない間に我が家の門にぶら下げていた。2個で300円くらい?それが3か月の留守の間、いろいろと面倒見てあげた彼女たちへの謝礼?これは笑える。というより、人を馬鹿にするのもいい加減にしろ、ということだ。だから、もう彼のチェンマイでの生活に協力することは止めにすることにした。「勝手にやりなさい」ということだ。

支払いの問題以外にも、今回は別の次元でいろいろと腹の立つことがあった。要するに、人を利用することしか考えていない輩であることがハッキリした。だからこうなったのだが、もう彼が可哀そうと言う気持ちは全くない。

あまりにも僕は人が善過ぎた。何億という資産と何千万という家賃収入のある男を僕が助ける必要はない。自分のことは自分でやれ、ということだ。人からどう思われているか、それくらいも気が付かないような男は、人生の本当の勝者ではないだろう。

今日は、まれにみる凄い愚痴を書いた。でも、すっきりした(笑)。

(6月16日、午後8時)


若い女をナンパする80歳超の日本人

昨日はチェンマイに遊びに来ている「2人組」と一緒にゴルフをした。今月は4回目かな。車で30分ほどかけて、チェンマイ市内のホテルまで初めて迎えに行った。これまでは別の知人が送迎をしていた。

お二人は高層階の部屋に別々に滞在していて、一部屋に付き2人朝食を食べる権利がある。つまり4人までOKだ。それで、僕も早めにホテルに行って、一緒に朝食をとらせていただいた。

朝の8時過ぎ。バイキング形式の大きな食堂はたくさんの人で賑わっていた。日本人の姿はほとんどなく、ファランの男女が大勢を占めていた。テーブルに座って食べ始めたとき、1人の見知らぬ日本人がやってきて、僕の目の前に座った。手に持っていたのはコーヒーカップが一つだけ。

「あれっ?この人だーれ?」という顔つきをしたのは僕ではなく、その日本人の方だった。「2人組」とは顔見知りで、ほとんど毎日食堂で顔をあわせているに違いない。そこに僕がいたものだから、そういう顔つきになったのだ。

実は僕の方はその日本人のことは話に聞いていた。年齢も知っていたが、わざと「お幾つですか?」と聞くと80歳を超えているという答えがかえってきた。お互いに自己紹介をしたりして、4人で20分ほど雑談した。

噂に聞く通り、80歳を超えているとはとても思えないくらい顔の色つやが若々しい。70数歳にしか見えない。日本とチェンマイを行ったり来たりしていて、チェンマイでは決まったホテル、決まった部屋に滞在している。毎朝、まだ暗いうちに起き出して散歩し、ジムで体を鍛えている。

チェンマイ通いは10数年になるが、ほとんど何処にも行かない。ホテルの外のレストランに足を延ばすこともまずない。もちろん、ゴルフもしない。ところが、散歩とジム以外に日課にしていることがある。それは女。

そのご老人には毎日食事を持って部屋を訪ねてくる40歳くらいのタイ人女性がいるそうだ。もう長い付き合いらしいが、2人がどういう関係かは僕は知らない。もちろん、ご本人もそのような話は口にしなかった。あくまでも「2人組」から聞いた話だ。

長くタイに通っていると、愛人と思われる女性がいるのは自然なことだけど、それだけでは済まないから面白い。朝、通りを歩いている若い女性に頻繁に声をかけるので、見知らぬ女性がよく部屋を訪ねてくるのだそうだ。ここからは、そのご老人の口から出た言葉。

「最初はカラオケから始まって、バービア、ゴーゴーバーなどの女を相手にしていたけど、玄人は飽き飽き。素人の女を口説く楽しみを覚えた。実に簡単なもんだ。タイ語さえできれば。」

やっぱり。だからデパートの女を「2人組」に紹介したりできたのだ。しかも「玄人から素人へ」というカテゴリーの変遷は「2人組」に多大な影響を与えたと思われる。ただ、困った問題も発生しているらしい。

「2人組」が女を部屋に呼ぶとき、そのご老人もエレベーターの前で待機していて、毎回女の品定めをするために部屋まで付いて来るのだという。さすがにこれには閉口しているようだ。このほか、いろいろとそのご老人の性癖について面白い話を聞いているのだが、これ以上はやめておこう。

80歳を超えてなお毎日ジムでトレーニングに励む。愛人と思われる女性が存在するのに、若い女をナンパして部屋に呼ぶ。羨ましい気持ちも少しはあるけれど、というより、かなりあるけど(笑)、どちらかというとバカバカしいと思う気持ちの方が強い。

というのは、若い女と精力的に遊ぶのは羨ましいのだけれど、ほかにゴルフをするとか、美味しいものを食べに行くとか、自然の中で遊ぶとか、彼女と一緒にお寺巡りをするとか、たまには将棋を指すとか(笑)、自分の体験をブログに書くとか(笑)、もうちょっと進んで、小説を書くとか、もっとバラエティに富んだ生き方の方が楽しいと思うのだが、どうだろうか。「人生それぞれ」と言ってしまえば、それまでだけど。

(6月12日、11時15分)


本当に家を買う気があるのかな?

今日は彼女と一緒にまた家を見に行った。我が家から数百メートルのところに出来ている新築の家だ。ついこの間も見に行ったが、今日は売り主を現場に呼んだ。

売り主に連絡を取ってくれたのは、彼女と同じ職場のキャディーさん。僕も何年も前から知っているキャディーさんだけど、まさか売り主と面識があるとは思ってもいなかった。もし彼女が本当に家を買えば、売り主からそのキャディーさんに何パーセントかのキックバックがあるのだと思う。だから、その女性は「早く決めなさいね」と彼女にせっついていた。利害関係者の1人になるわけだから当然だろう。

今日分かったことは、彼女の親戚がローンの保証人になるのではなく、彼女と2人の共同名義でローンを組んで家を買うことになるということ。ところがローンを返済するのは僕だから、一銭も負担しなくて、その親戚は家の共同所有者になれる。これはどうかな。ちょっと問題があるのではないかな。

つまり、買った家の権利は彼女とその親戚でイーブンとなる。だから、もし将来売るような事態になれば、その親戚にも半分の権利がある。全部彼女に譲ってくれるなら問題はないが、親戚が権利を主張すれば、一円も負担してないのに大きな金額を手にする可能性がある。彼女はその危険性を承知しているのだろうか・・・

売り主と彼女の話し合いのときに、僕はその危険性を指摘した。でも彼女はまったく問題にしていなかった。どんな親戚か僕は知らないので、どの程度の善人で、どの程度の悪人かを想像することもできない。チェンマイに住んでいる公務員だということしか知らない。

彼女だけの名義で買おうと、誰かと共同名義で買おうと、実際は僕たち2人が住むのだから、どうでもよいと言えばどうでもよい。僕が死んだ後の彼女と親戚の2者の問題になるから、僕は実質的には関係ないかもしれない。でも万が一、その親戚が悪辣な人だったら、彼女は自分の財産としてその家を確保することができないかもしれない。僕だって、会ったこともない親戚の利益のためにローンを全額払ってやるなんて、考えただけでも馬鹿みたいだ。

その問題はさて措くとして、彼女の優柔不断さも気になった。間取りや土地の広さの違う何通りかの家があるのだが、どれが気に入ったのかはっきり言わない。「アナタはどれがいいですか?」と僕の方を向いて言うだけだ。違うんだよ。僕の家ではなく、彼女の家なんだよ。だから、もっとハッキリと意思表示をすべきではないか。自分の家として大事にするつもりがあるのなら、どの家が欲しいか言うべきだ。

(6月10日、午後8時40分)


「タイの女は誰でも金で口説ける」というのは本当?

先月の後半から今月下旬まで、知り合いの日本人が2組、ほぼ同じ時期にチェンマイを訪れている。2組と言っても、「1人だけ」と「2人連れ」の2組だ。3人ともゴルフをする。しかし、「2人連れ」の方は、ゴルフ以上に女が目的のようだ。

「玄人の女にはもう飽きたから、今度行くときは素人の女を紹介してほしい」という依頼があった。これについては以前「置屋のオヤジじゃないんだけどなあ」というタイトルで記事を書いた。実際、彼女の親友の1人を紹介してあげたのだが、予想通りの結果に終わった。

まず、僕がとんでもない勘違いをしていた。「素人を紹介して」という意味を誤解した。彼らは「素人と遊びたい」と考えただけで、真面目に交際する意思はみじんもなかった。ホテルに呼んでセックスする相手が玄人の女ではあまり面白くないので、素人の女を相手にしてみたいと考えただけだった。

僕は真面目に“愛人”を探しているんだと考えてしまった。だから、彼女の親友の中から、彼氏のいない女を紹介した。彼女(僕の妻)には、男性に日本人の奥さんがいることも話した。そうしたら彼女はこう言った。

「日本に奥さんがいる人でも構いませんよ。でも、真剣に付き合いたいなら、チェンマイにいないときも毎月10,000~15,000バーツくらいを仕送りしてあげる必要があります。それから、チェンマイにいるときは浮気は絶対にダメです。」

毎月の仕送りのことは当人同士の問題だから、僕や彼女が条件設定するのは変だ。でも、一応の目安として男性には事前に伝えておいた。

2人の正式の“ご対面”は、知り合いの日本人の家でのパーティーの席で実現した。男性はタイ語ができないのでポケトークを使って会話した。まるでお見合いのような雰囲気で、周りは茶化すやら励ますやら、2人の会話の進展を見守ったけれど、どうも両方とも緊張しているようで、会話がほとんど弾まなかった。

その次はゴルフ場。女はキャディーなので、当然その男性に付けた。様子をそれとなく見ていると、ゴルフ場でもほとんど会話がなさそうだった。そして案の定・・・

「申し訳ないですけど、あの女はいりません」

理由は、お酒が飲めないというのと、あまり面白そうな女ではないから。僕と一緒の時は結構楽しそうに会話する女だけど、どうも相性がよくないのか、それともタイ語のできない男とはうまく会話ができないのか、楽しそうな表情が見られなかった。

男性が「いらない」と言っていることはその女には伝えなかった。というより、伝える必要がなかった。女の方が先に、僕の妻にこう言ったからだ。

「あの男の人は女と遊ぶのが目的でチェンマイに来てる人みたいだから、ワタシは付き合う気がありません。浮気者は嫌です」

「2人組」がチェンマイに来るようになったのは2年ほど前の事。はじめはカラオケやバービアの女と付き合い、時にはナイトパブの女を追いかけるようになったり、マッサージ店の若い女を部屋に呼んだりしていたようだ。

そのうちチェンマイと日本を往復している80代のお爺さんと知り合い、デパートで食品を売っている女を紹介してもらったらしい。もうすでに「素人の女」と付き合っていたわけだ。もっとも、すぐにホテルを訪ねてくるような女だから、素人といっても偽物で、それは立派な「玄人」というべきだろう。一晩で2500バーツ払っているらしい。つまり、金目当ての女とセックス目的の男の利害が一致しているわけだ。

僕は日本人の男がチェンマイに来て女と遊ぶのは全然否定しない。僕だって、経験がないわけではない。ただ、タイの女というものを勘違いしている日本人もいる。つまり、「素人の女でも、金さえあげれば、いとも簡単にセックスできる」と考えている男がいる。たまたま「2人組」の世話をしている日本人がそのような考え方の持ち主だった。デパートの女を「2人組」に紹介してくれたご老人は、自分でも若い女を口説いて、ときどきホテルの部屋に呼んでいるという。

玄人であろうが素人であろうが、金で女を買うことを「買春」ということくらい誰でも知っている。もし奥さんがいても別の決まった女と付き合うのは「愛人関係」と言って、「買春」とは別物だと理解するのが一般的だ。「愛人関係」はなかなか面倒だ。「買春」よりもお金がかかることが多い。下半身のセックスだけというより、心の結びつきも重視しなければならない。それだけに、より人間としての自分をさらけ出さないとなかなか愛人関係は築けない。一方の買春はほとんどすべて金。

人の生き方をどうこう言うつもりはまったくない。ただ、真面目に素人の女を紹介しようとした自分が馬鹿みたいで、アホらしくなったのは事実だ。

(6月9日、午後4時)



「愛とは何か」を追求する旅

愛する者の死と真向きになったとき、
人は初めてその人への愛の深さに気づきます。
「私の命と取り替えてください」と祈る時の、
その純粋な愛の高まりこそ、
この世で最も尊いものでしょう。
                    (瀬戸内寂聴)

さっきこの言葉をみつけたとき、まさに2年前の自分の体験と重なる、と思った。

末期がんで苦しむ妻を見ていると、「どうして神様は、こんなにも心が綺麗で、人のためならば自分の利益を顧みずに尽くしてきた女性をこの世から奪い去ってしまうのか」と、運命の不条理を嘆いた。そして寂聴さんの言葉とまったく同じで、「自分が身代わりになった方がよほどいい」と心底思ったものだ。


それが純粋な愛から発した思いだったのかどうか、自分では分からない。でも、寂聴さんによれば、それが「この世で最も尊いもの」だということになる。死にゆく相手に対して、そのような思いを抱いた人はたくさんいるに違いない。寂聴さんも、そのような経験をしたのかどうかはよく知らないが、「私の命と取り替えて」という気持ちは、打算が働かないからこそ生まれてくる純粋な思いだということは、まったくその通りだと思う。

その時になって、はじめて自分が相手を深く、純粋に愛していることに気付く。でも気づいたときはもうお別れの時なのだ。だから余計に愛が高まっていく。

人生で、そんな経験は一度で十分だと思うし、二回も同じ思いになることがあり得ないことは、自分自身が分かっている。誰が相手でも、もうあり得ないことだ。愛は、好きになったり、単に愛おしく思ったりする気持ちとは別物のようだ。

今の彼女を愛おしく思っている。可愛いと思っている。でも、愛の質は全く違う。これは彼女のせいでも、僕のせいでもない。前妻と知り合う前に出会った女も愛してはいたが、これも質が全く違う。「死別」は人間の心を純化する働きがあるのかもしれない。その意味では、亡くなった妻は、自分の死によって僕の心を純化してくれたのだ。


しかし、「愛」とは一種の「呪い」でもある。

呪縛という言葉があるように、「呪い」は人の心を縛り付けて動けなくする作用がある。いくらもがいても、自分の力でその呪いを解くことはできない。

「呪い」には2種類あるのだと思う。人を苦悩、苦痛のどん底に落とす呪いと、ほんものの幸せを与えてくれる呪いの二つだ。恋愛は、最初の方の呪いだ。そしてほんものの愛は、後者の呪いだ。

僕は亡くなった妻に「恋心」を感じたことは全くなかった。放蕩者の父親だったので、小さい頃から苦労を重ね、日本に売り飛ばされた彼女の半生に「同情」を感じたのは確かだ。でも彼女に恋をしたのではなかった。同情は恋とは違う。愛でもない。

では、なぜ僕が彼女に愛情を感じるようになったのか。それは彼女が僕を心底愛してくれたからだ。愛を知らなかった僕は、彼女によって愛を感じることができたのだ。ただし、それは彼女の死が目前に迫ってきて初めて感じた愛だった。そして彼女が死んで、その愛は「呪い」に変わり、今も僕の心を縛り付けている。

その「呪い」は僕の心から一生離れることはないだろうし、その「呪い」のお陰で、僕は一生幸せに生きることができるだろう。

なぜなら、死んだ彼女のことを思い出すと、最近は得も言われぬ「幸福感」を感じるようになってきた。あの女と出会って、10数年を一緒に過ごすことができた。それだけで僕の人生は成功だった。そして最早死は恐れるものではないし、心を不安にするものでもない。すべて彼女のお陰だと思う。あとは、残りの人生を人のために使うことができれば、それでいい。

(6月3日、11時30分)


楽しかったゴルフコンペ

昨日はタイに来て初めてコンペに参加した。直前まで、個人でスコアを競う普通のコンペだと認識していた。ところが「スクランブル・ゴルフ」というチーム対抗のコンペだった。

前日に気付いて、いろいろ勉強した。要するに、4人が1つのチームとしてプレーする。2打目からは、一番いいボールを打った人のボールのある場所から、4人が打つ。パットも同じこと。細かいルールがあるけれど、おおむねそういうゴルフだ。日本でも最近はやり出しているらしい。

コンペには16組、64人が参加した。見たところほとんどがファランで、あとは日本人が10数人、そしてタイ人と韓国人が少しいた。つまり圧倒的にファラン優勢のコンペだった。

僕の組は、知り合いの日本人2人と、お一人で参加してきた日本人の4人でチームを編成した。70台前半から80くらいで回れる実力のある人が2人いたので、優勝も狙えると期待が膨らんだ。そして実際、僕にとっては驚くようなスコアでプレーを終えた。6バーディー、2ボギーの4アンダー。始まる前はせいぜいパープレーかと思ったが、前半だけで4アンダーとなり、「これはいける!」となったわけだ。

優勝しないまでも、いいところに行くのではないかと思った。2つのボギーがなければ6アンダーだから、優勝争いに入るかもしれないと思った。シングルプレーヤーが4人そろっても、ゴルフ場の難易度にもよるが、簡単には60を切れないだろう。調べてみると、日本のある大会では4アンダーから8アンダーくらいの優勝スコアが多い。でも強豪が揃うコンペでは15~16アンダーの優勝というのもある。だから4アンダーの優勝はまずない。

試合終了後はコンペらしくパーティーと表彰式が行われた。目の前には山盛りとは言えないが、賞品が並んでいる。サービスのビールを飲んだり、食事をしたりしながら結果の発表を待った。

4つあるニアピン賞は、1か所だけ可能性があったが、1メートル余りの違いで受賞を逃した。そして肝心の優勝はファラン3人と韓国人1人のチームに栄冠が輝いた。

優勝スコアを聞いて驚いた。なんと12アンダー。つまり60ジャストのスコアで18ホールを回ったことになる。4人が壇上に上がってきて、金一封や各種賞品を受け取っている姿を見ると、当然プロには見えないし、4人のうち3人はかなりの御年配だ。いくら何でも12アンダーはないだろうというのが、正直な気持ちだった。負けたひがみかもしれない。金一封があることを知っていれば、もうすこし頑張ったかな・・・?

僕はそのクラブの一番の古手の1人だったので、一応はチームリーダーということになったが、僕の貢献度はほとんどなかった。敢えて言えば、3人が第2打で180ヤード先のグリーンを狙って、手前や左奥の池に入れたホールで、僕一人だけ直接狙わずに池の手前へ運んだ。だから池に入れた3人も、池の手前の地点からピンを狙って第3打を打つことができた。それもチームへの貢献のひとつ・・・。でも調子は4人の中で一番酷かったことは確かだ。

最終ホールで、わずか1メートル余りの上りのパットを4人全員が外し、結果ボギーとなったから、そもそも優勝には程遠かったのかもしれない。

(5月26日、午後5時)




政治の“劣化”が目に余る

今日は4月25日以来、久しぶりにゴルフをした。今週末にコンペが控えているので、少しウオーミングアップしておこうと思ったからだ。右膝の傷みもすっかり回復したので、あとはスイングとパットの調子如何。

でもこの暑さはタダモノではない。朝7時過ぎからプレー開始して、終わったのは11時前だけど、途中でリタイアしようかと思ったくらいだ。でも日本人の知人と、見知らぬタイ人2人の4人で、それなりに楽しく一緒に最後まで耐え抜いた。スコアはかろうじで100を切るくらいの酷い出来だったが、ドライバー、アイアンともに手応えのあるショットがいくつか出たので、まずまず満足した。

さて、またまた日本の政治に言及する。

解散風が吹いている。安倍さんお得意の「理由なし解散」をまたやるのかどうか。要するに国民生活に直結した政策の選択などないままに、党利党略のために解散するという訳の分からない政治に堕している。安倍さんというのは、その程度の政治家だという証明だ。なにか政策課題を国民に突きつけたことがあるかな?安保法制?その時解散した?してないだろ。やる勇気もないんだよ。憲法改正で解散してみろよ。

まあしかし、政治家と言うのは「常在戦場」と言われるくらいの戦争好きだから、ある意味では仕方ない部分もある。つまり、自分や自分の党のことを最優先して考えるのが政治家の性だからだ。しかし、戦後日本の政治を振り返ってみると、そんな器の小さな政治家ばかりではなかったような気がする。

最近、菅官房長官まで「内閣不信任決議案を出すなら解散するぞ」と脅しをかけ、ある共産党の幹部などは「受けて立つ」と言っているそうだが、もういい加減にしてくれ。

国民生活とは関係のない次元で解散して総選挙ってか?消費税だって、10%にするかどうかで争点になってないだろ?もう日本の政治は僕から見れば無茶苦茶で、無茶苦茶だということを当事者は全然思ってないし、国民までもが飼いならされて、おかしいと思わなくなってる。これはもう日本の末期症状と言うしかない。

まともな政治家が彗星のごとく現れてカツを入れてくれる可能性も今はないと思ってる人が多いから、なおさら悲劇だ。タイの政治よりはマシかもしれないと思ってはけない。僕から見れば五十歩百歩の類だ。

「変化を望まない」・・・これが今の日本国民の現状ではないだろうか。政治なんて自分には関係ないから、「すこしでもマシな人がやってくれたらいい」「安倍さんと言うのはマシなんじゃないの、自民党の中ですら代わりの人がいないってマスコミが言ってるよ」・・・そんな感じなんじゃないのかなあ。だから、安倍さんが居座ることができるわけだ。

ここまで飼いならされた日本人。ちょっとしたことで、自分に関係のない他人をバッシングして憂さを晴らしている日本人。こんなふうに日本の政治や日本人をネガティブにしか捉えられないのは、この暑さのせいだろうか・・・

(5月20日、午後9時)




夫婦には共通の目標が必要だ

昨日、彼女と二人で新築中の家を見に行った。

自分たちの今住んでいるムーバーンにもたくさんの一戸建てが出来つつある。でもクオリティーはよくない。それに狭い。数か月前、彼女は我が家の斜め向かいに建築中の物件に興味を持った。でも、僕は「やめたほうがいいよ」とアドバイスした。

タイの家の品質は日本と比べ物にならないくらいバラツキがある。使っている材料が同じで、仮に作業する人が同じだったとしても、監督によって雲泥の差が出る。それが品質の決め手になる。出来上がった家をよく見るだけでも品質の違いは分かるが、建築中に見ると、もっとよく分かる。仕事ぶりを見れば、大体すべてが分かる。

さて、昨日見に行った家は現在の我が家から数百メートルしか離れていない。囲いのあるムーバーンではないが、地元の建築会社が建てている一戸建てがたくさんある。2年くらい前の家、昨年できた家。今年になって入居した家。そして昨日見に行ったのは完成間近の家だ。

現在の我が家とは比較にならないくらい、間取りも、仕上げの丁寧さもよかった。まったく違うと言った方がいい。しかも土地は少し広くて、200平米ある。平屋だが内部も2~3割広そうだった。にもかかわらず価格はあまり変わらない。これなら買ってもいいだろう、というレベルの家に仕上がっていた。

「これなら文句なくOKだよ。すぐ買いなさい」と僕は彼女に言った。「ただし、僕にはお金がないからね・・・」

つまり彼女が前に言っていたように、親戚の公務員にお願いしてローンを借りて買えばいい。いい物件に出会ったときは躊躇してはいけない。

僕が懸念していたのは、購入した家がその親戚の名義になってしまうことだった。ところがよく聞いてみると、その親戚はローンの保証人になってくれるのであって、あくまでもローンを組むのは彼女なのだそうだ。それなら問題ないではないか。善は急げだ。

目の前にいい家が出現したとなると、僕も急に新しい生活に目が向いてしまった。離婚なんていう思いは綺麗さっぱりと消し飛んでしまった。「この家で老後を過ごすなら、それで十分」という心境だ。

平屋なので、体が不自由になっても2階建てよりは暮らしやすいに違いない。台所が広いので、料理にも存分に腕をふるうことができる。彼女というよりも、僕の方だ。とくにキッチンカウンターの幅が広い点が最高にいい。

寝室は3つある。ひとつは僕の書斎にして、もうひとつはお客さんのために空けておいてもいいし、半分物置のような使い方をしてもよい。玄関を入ると決して広くはないが、すぐ客間があり、それとは別に、これも広くはないがリビング空間があるので、そこに大きめのテーブルを配置すれば、たくさん人が遊びに来ても十分間に合う。

さらにいい点を挙げると、床のレベルが少し高めになっているので、水の心配がない。駐車スペースが結構広く、余裕をもって屋根に覆われているので外で談笑したり食事することも可能だ。庭は、玄関の横のちょっとしたスペースだけ芝生が植わっているが、あとは周り全部にコンクリートが打ってある。その方が遥かに住みやすいだろう。つまり、よく考えて設計された家だ。

家を買うこと自体は夫婦の目標としては余りに一時的すぎる。しかし、その家でどんな暮らしを築いていくかは、子供のいるいないにかかわらず、とても重要なことだと思う。借家では、なかなか家を中心にした夫婦の生活を創り上げていくことが難しいような気がする。やはり、家は大切なものだ。

(5月17日、午前11時半)


人騒がせな「医療保険の義務化」情報

昨年から、タイにロングステーする外国人に有料の医療保険への加入を強制するという噂が流れていた。僕もそういう外国人に該当するので関心は持っていた。タイ人と結婚しているが、今のところ結婚ビザではない。いつ離婚してもいいように(笑)。

高齢者の医療保険加入はかなり高くつく。3年前、65歳の時に、入院給付の上限が100万バーツの医療保険に加入した。もちろんタイで加入した。最初は年間5万バーツ以下の保険料だった。ところが、1年間まったく給付を受けていないのに、年齢が一つ上がっただけで2年目は大幅に保険料が増えた。それで、バカバカしくなって継続しないことにした。そのままいくと、70歳で8~9万バーツくらいになりそうだった。

最近また医療保険の義務化が話題になっている。情報源はいつもTHE NATION(Thai Visa)のニュースだ。5月14日に「7月ごろに医療保険強制が実施される」というニュースが流れたので、かなり慌てた人がいるらしい。

14日のTHE NATIONのニュースは不明確なニュースで、情報を誤解した人がかなり多くいたようだ。つまり、いわゆる「リタイアメントビザ」でタイに暮らす外国人はみんな医療保険に加入しなければならないと勘違いしたようだ。実は僕も勘違いしたので、来年の滞在延長のときは結婚ビザに切り替えようか、それとも医療保険に再加入しようか迷った。

そうするうちに、5月15日にTHE NATIONはたくさんの人がニュースの内容を曲解していることに気づき、正確な情報を出し直した。これはいいことだ。

それによると、タイ政府が4月に閣議決定したと伝えられている「医療保険の義務化」の対象は「OAビザ」だけだということが明確になった。「今のところは」という但し書きが必要かどうかは分からない。

「OAビザ」と言うのは、われわれが「リタイアメント・ビザ」と呼んでいるものとは別物だ。「OAビザ」は外国にあるタイ大使館ないし領事館でしか取得できないロングステー・ビザのことだ。僕も7年前に、このOAビザを東京のタイ大使館で取得したことがある。80万バーツ相当以上の銀行預金だけでなく、英文の健康診断書や無犯罪証明書など、いろいろな書類が必要で、とてもめんどくさい。

現在タイに住んでいる多くの外国人が持っている、いわゆる「リタイアメント・ビザ」と呼んでいるものは、正式のビザの名称ではない。それは、「OAビザ」のような何らかの入国ビザで入国したあと、或いはノービザで入国したあと、滞在許可を延長してもらっているに過ぎないのだ。ビザの書き換えではない。この点を殆どの人が混同している。

要するに、今度正式に導入されるであろう「医療保険の義務化」は、一昨年に導入された「OXビザ」(いわゆる10年ビザ)に続いて、1年有効な「OAビザ」にも適用されるということだ。ただし医療保険は「OXビザ」が入院給付についてだけ言うと100万バーツ以上なのに対して、「OAビザ」では入院が40万バーツ以上の保障額でよい。

高額な医療保険の義務化によって、「貧乏な年金生活者がタイから一掃される」と喜んでいる同胞もいるようだが、残念ながらと言うべきか、たとえばノービザから1年の滞在許可をもらって、それを毎年更新しているような人には無関係だ。

それでも、医療保険のこととは関係なく、来年は結婚ビザに切り替えるかどうか、結構悩ましい。というのは、結婚ビザが将来的に1年以上の滞在期間が得られるように制度が変わるかもしれないという噂が出ているからだ(ちなみに日本の配偶者ビザは通常は3年有効)。それにタイで何かアルバイト的にでも仕事をしようとする場合は、結婚ビザが圧倒的に有利だ。

(5月16日、午後10時50分)


プロフィール

Niyom

Author:Niyom
2012年、60歳でチェンマイへ移住。2017年にタイ人の妻を病気で亡くした後、愛人だった若いタイ人女性と再婚、前妻が可愛がっていた小さな犬2匹も一緒に暮らしている。

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