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金は天下の回りもの

11月14日(水)

判決が出てからもう2週間以上になるが、相変わらず日本のマスコミは大きく取り上げている。韓国の徴用工?による賠償金請求問題のことだ。

(旧)新日鉄に命じられた賠償金は一人当たり1000万円、4人だから4000万円にすぎない。大企業にとっては痛くも痒くもない金額だ。もちろん問題はそんなことではない。“蟻の一穴”という人もいるが、そういう問題でもない。1965年の日韓条約とそれに伴う日本政府からの巨額の賠償金の支払いですべて決着しているというのが日本政府の見解であり、国際的にも当たり前の解釈だろう。韓国の最高裁が下した判断の異常さに開いた口が塞がらない。

今日はこの問題を詳細に論じるつもりはない。お金に関することを書くための枕として取り上げたまでだ。とにかくお金が人を動かし、企業や組織を動かし、国家を動かし、世界を動かしていることは間違いない。

お金は水のように高いところから低いところへ流れていく性質を持っている。一方お金は持っているところに更に集まる傾向もある。「世の末が近づくと、金持ちはさらに金持ちになり、貧乏人はさらに貧乏になる」と聖書にも書いてある。

急に身の回りの話をしよう。話のレベルの落差が激しいが、この際は気にしない。

最近彼女のお金への執着が目に付くようになってきた。まず、毎日のように仕事をするようになった。これまでは週に1回仕事に行くか行かないかという頻度だった。と言うより、ほとんど行っていなかった。ところが先月あたりから様子が変わってきた。

彼女がゴルフ場に仕事に行くと、お客さんが何ホール回るかによって稼ぎが変わる。収入に占めるチップの割合は想像以上に大きい。先日はファランが18ホール回ってチップを700バーツくれたそうだ。かなり珍しい例だろう。

残念ながら最近の日本人はタイ人よりもケチらしい。ゴルフをするようなタイ人は大概公務員か医者だから貧乏人はいない。そういう職業の退職者の年金は月に5万バーツ以上ある(一般のタイ人に年金はない)。だから余裕でチップを400バーツ以上くれる人が多いという。

彼女が仕事に精を出して小金を稼ぐのはいいことだ。ところが問題は、それなのに彼女の財布の紐がえらく固くなってきたのだ。

僕は彼女に生活費+αとして毎月お金をあげている。その中から自分の父親やお姉さん、さらにはイサーンの母親たちにお小遣い程度は渡っているのかもしれない。亡くなった前妻も毎月決まった額を仕送りしていたから、外国人の夫を持つ(上流ではない)タイ人女としてはごく普通のことだろう。

わが家の家計の仕組みはこうだ。家賃や水道光熱費、食費や生活必需品は僕が渡す“月給”から支出する。車のガソリン代と僕が買う薬代等は、僕が立て替えて後から彼女に請求する。「今日ガソリン1000バーツ入れたよ」と僕が言えば、彼女は財布から1000バーツ出す。ゴルフなどの遊興費は僕が自分で出す。高めの日本食を食べに行ったようなときは、その時の気分次第でどちらが払うかその場で決める。そういう仕組みだ。

ところが・・・このところガソリン代や薬代を請求してもなかなか出さなくなった。嫌とは言わないのだが、嫌そうな顔をする。それだけでなく1週間も2週間も放置される。「月給から天引きするぞ」と言っても動じない。

毎日のようにゴルフ場で仕事をすると、この季節になれば月に最低でも7000~8000バーツになるだろう。それなのに、毎日夕方、一品30バーツくらいの安い総菜を3~4品ほど買ってくるだけだ。仕事しているから出来合いの総菜になるのは仕方ない。しかし大体いつも同じものばかり!ビールなどは先月から買ってこない。

僕が食べたい豚肉やチーズ、野菜や果物、さらには洗剤、ティッシュペーパーなどの日用品、それに必需品の避妊具などは自分でBig-Cやリンピンストアで買ってきて彼女に請求するが、すぐには返してくれないのだ。困ったものだ。何のための月給だか、わかりゃしない。

彼女が買う服や化粧品はたいてい通販のもので、値段は安い。外で女友達と飲むことがあると言っても、せいぜい月に4~5回で、1回200バーツくらい。しかも最近は皆無になっている。つまり、彼女は家でも外でも飲まなくなった。浪費と言えば、僕のゴルフが最たるものだ・・・でもそれを彼女が言わないところはまだ可愛い。

とにかく彼女のケチぶりが目立ってきたわけだ。稼ぎが増えたはずなのに、それに比例してケチになる。これはどういうことだろうか・・・???ひょっとして、リンピンストアで高めの食材を買ってきたり、いつもウイスキーを飲んでいる僕の浪費に業を煮やして、家計を引き締めようとしているのだろうか。

ひょっとして、僕の資産は当てにならないと踏んで、家を建てるための「ケチケチ、コツコツ作戦」を始動したのだろうか。僕が買い物をしてくると即座に財布を開けて払ってくれた彼女が別人のような“ケチケチ嫁”に変身しつつある。“宵越しの銭は持たない”はずの下層タイ人(失礼)としては珍しく倹約家なのかもしれない。

楽々生活を望んでいる僕としては、果たしていいことなのか、それとも不吉な兆候か・・・ただ、彼女は毎朝4時半に自分だけ起きて、1階の部屋を掃除し、洗濯し、僕の朝食を用意し、犬の世話をしてから6時半ごろ仕事に出かける。嫁としては出来ていると考えれば、ケチケチ嫁との暮らしも幸せかもしれない。ただし、毎日同じ総菜は勘弁してくれー!

(今日も長い作文だった。1時間近くも費やした、フーーーー!)


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才能と努力

11月13日(火)

今日は、40数年前に受けた「入社試験」の論述課題を書くようなつもりで作文する。だから読むのは時間の無駄とお断りしておくので悪しからず。


課題「才能と努力」(字数1500字程度)

MLB・エンゼルスの大谷選手が予想通り新人王を獲得した。二刀流では史上初。見るからに野球をするために生まれてきたような男だから、その才能は誰の目から見ても明らかだ。イチロー選手も傑出した才能があったが、それよりも人知れず努力する男として記憶されている。

「才能と努力」はスポーツに関して言われることが多い。しかしそれは全てについて当てはまる。ノーベル賞を受賞するような業績をあげた科学者も才能だけでは語れない。アインシュタインのような稀有の天才は別格として、あらゆる分野で努力は人間を磨き上げるために不可欠なものだ。

たとえば将棋の世界でも同じことだ。

去年14歳で俄然として頭角を現し、将棋ファンのみならず一躍時の人となった高校生棋士の藤井聡太。彼も才能だけでプロになったのではない。プロを目指して若者たちがしのぎを削る奨励会の頃、順調に力をつけて瞬く間に三段に昇格した。ところが、彼はその頃自分の力の限界を意識した。四段に上がれなければプロ棋士にはなれない。周りにはプロを目指す強豪の三段がたくさんいたのだ。

それまで自分の得意戦法として使っていた“矢倉”に決別し、難解な“角換わり”という戦法を取り入れ始めた。一流のプロ棋士の実力を上回るようになっていたコンピューターソフトを将棋の勉強に使い始めた。中学生でありながら、名古屋の自宅から大阪の将棋会館まで足繁く通い、夏休みには東京へ出て一流棋士の指導を受けた。

藤井聡太が四段になり、晴れてプロとなって初めて公式戦で対戦した相手は70代の加藤一二三九段だった。加藤は若い頃に“神武以来の天才”とまで言われた元名人だ(自分でそう言ったという説も有力)。年齢差が60もある史上稀な対戦は中学生が勝利した。そしてそのあと藤井は将棋の歴史を塗り替える29連勝という大記録を達成し、マスコミの寵児になったことは記憶に新しい。

さてその藤井聡太が当時インタビューに答えて語った、とても中学生とは思えない言葉が印象深い。

「もっともっと強くなりたい。相対的にではなく、絶対的に強くなりたい。」

つまり、人に勝てればそれで満足するのではない。それは相手との比較で強いと見えているだけだ。彼が考える「絶対的な強さ」が一体どういうものか、それは本人にすら分からないだろう。はっきりしているのは、その強さを求めてこれから努力していくという決意の表明に違いない。

彼は最近のインタビュー記事の中で、『努力』についてどうお考えですか?という質問に答えてこう語っている。

「そうですね……もちろん、ずっと強くなりたいと思って取り組んできたんですけど・・・自分は、何かを抑えてとか、努力してきたという感じではないので・・・すごく意識的にやってきたというよりは、自然に……という感じが近いのかな、という気がしています」

「自分が努力している」という意識がなく自然に物事に取り組める。それが才能ある人間の特徴なのかもしれない。

(end)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


僕自身についていえば、将棋は努力しているという意識は皆無。実際何も努力してない。もし才能があったとしても強くなれない。一方ゴルフは・・・相当頑張って練習しているつもり。ところが、ちょっとよくなったと思ったら次の日は元に戻ってる。というより、やればやるほどダメになっているような気もする。要するに、僕には何も才能がなかったのである。“お勤め”以外は・・・(笑)。


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美女?2人を連れて・・・

11月12日(月)

今日は彼女と彼女の女友達を連れてゴルフ練習場へ行ってきた。僕の彼女はゴルフをしない。友達はゴルフをする。

事の発端はこうだ。日本から知り合いがチェンマイに来るので、一度女性同伴でプレーしようと思ったのだ。その計画を彼女の友達に伝えたら、急に「今日時間ありますか?一緒に練習場に行けませんか?」となった。

練習場では友達はさっさとたくさんのボールを打って、僕が終わるのを待っていた。「もう一籠打ちますか?」と聞いたら、「はい!」というので、今度はどちらが上手く打てるか、100メートルくらいの目標を目がけて競争した。他人とそういう練習をしたことがなかったので結構楽しかった。2人で仲良く練習している間、僕の彼女はずっとベンチに座ってケータイを触っていた。

やっぱりゴルフのできる女性はいいなあ、と僕は思っていた。いくら彼女に勧めても首を縦に振らない。そこで、彼女の友達に白羽の矢を立てたってわけだ。彼女がどう反応するか、見てみたい気持ちもあった。でも、彼女は自分でゴルフをするつもりは全くないようだ。

ところが僕が彼女の女友達と一緒にゴルフをすることには抵抗がないらしい。今日、彼女も練習場へ行ったのは、友達の方から声掛けをしたからだ。さすがに人の旦那と2人だけで行動するのは憚られたのだろう。それがなかったら、「どうぞ、2人で行ってらっしゃい!」となるところだった。僕が他の女と2人だけで出かけても平気なんだろうか?危ないと思うけどな・・・

DSC_2516.jpg

今日初めて一緒に練習した女性。いつもは僕のキャディーだ。先日彼女の子どもの誕生日にお好み焼きを作ってあげた。画像の加工が不十分かもしれないが、ヌード写真ではないから、これくらいで文句はないだろう。あまりボカすと、せっかくの愛らしい目が分からなくなってしまう。ついでに言うと、僕の彼女も捨てたもんではないと思うんだけどね(笑)。

DSC_2522.jpg

家に帰ってからの彼女は、あまり機嫌がよくなかった。やっぱり別の女性と2人で笑いながら楽しそうにボールを打っているのを見ると、面白くなかったのかな・・・・?

あっ、そうそう。友達のボール代も練習の後の食事代も、僕が払った。ビール2本を含む食事代500バーツは僕の彼女に払わせようとしたけど、無理だった。少しは嫉妬したかもしれないね。


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クスリはやめられたのか?

11月11日(日)

炭水化物と糖質を制限し始めてから血圧が大幅に下がったので、11月に入ったら血圧降下剤をやめようかと思っていた。そのことは既に書いた。ところが・・・クスリをやめる前提条件になっている食事が、徐々にだが元に戻りつつある。

菓子類は完璧にやめている。これはもう平気になってきて、スーパーなどで甘いものを見ても誘惑に駆られることはない。大好きな“あられ”やポテトチップスに食指が動くこともなくなった。

ところが、やっぱりコメのご飯は美味しい。パンも美味しい。スパゲティーも美味しい。こんな美味しいものを糖尿病でもないのに食べない手はない・・・

もちろん、以前に比べると炭水化物や糖質の摂取量は相当に少ない。食事の改善に取り組み始める前の炭水化物の摂取量を100とすると、当初は5分の1の20くらいに激減させた。そして今は40くらいではなかろうか。やはり小さい頃から長年胃袋が馴染んできた炭水化物をやめるのは大変なことだ。

さて、そんな状態で血圧はどのように推移しているのだろうか。最近は毎日は測らない。2日に一度くらい測定しているが、やはり少し高めに出ることが多くなってきた。

降圧剤を半分に切って毎日服用しているが、上の血圧が120を切ることがなくなってきた。平均すると130くらい。問題は、それがクスリを半分にしたせいなのか、それとも炭水化物の制限を少しサボり始めたせいなのか・・・それが分からない。

ということで、それを突き止めるために、美味しいコメの飯や麺類を再び大幅制限してみる必要がありそうだ。先日子どもたちのために作ったお好み焼きも炭水化物がたくさん含まれているので避けるべきだろう。あの日は、あとで特大を1枚焼いて彼女と分けて食べた。

今の血圧は上が130台、下が65~70くらいだから、年齢からすれば悪くない。しかもクスリは以前の半分で済んでいるから経済効果もある。この状態を維持していくのもアリだとは思う。しかしクスリは止められるものなら・・・という気持ちも強い。

炭水化物をとるか、それともクスリを止める方をとるか・・・シェークスピアの戯曲に出てくるハムレットのような“生きるべきか死ぬべきか”を迷うのではないが、似たような複雑な心境がしばらく続きそうだ。


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日本は地球外?

11月10日(土)

雨季が終わったと思っていたら、今日は午後から雨になった。本格的な乾季の到来までもう少し待てということのようだ。

さて、まずはこの歪んだ画像をご覧いただきたい。Durexという世界的に名の知られた避妊具メーカーが定期的に実施している「セックスの頻度と性生活満足度」の調査結果だ。

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国際比較になっていて、たとえば右上の「東欧グループ」のひとつクロアチアは年平均135回くらいセックスし、満足度は50数パーセントとなっている。頻度が最も高い国はギリシアで、年140回くらい。しかし満足度に関しては下の方で、40数パーセントとなっている。

タイは100回弱。それでもアジア諸国の中では一番多い。日本は探すのに苦労はない。白い矢印を付けておいた。セックスに関しては、もう何か地球外の国のようだ。それにしても、西欧とアジアではどうしてこんな差が付くのだろうか??

中国は極めて異質。回数はタイとほぼ同じで1年100回に近いのに、性生活の満足度は調査対象国の中で最も低い。回数の少ない日本よりも低いってどういうことだろうか。

さてさて本題。わが家の場合は、避妊具の消費量から推測すると、一緒に暮らしている1年間に150回程度と思われる。ギリシアの「平均」といい勝負のようだ。

そう、調査の数字はあくまでも平均なので、セックスレスもあれば、年に300回以上という超ツワモノ・カップルもいるかもしれない。だから150回といっても大したことはない。ただ、150回と言うのは60代半ばの男性としては異常に多いかもしれない。もし日本人どうしなら“超異常”かもしれないね(笑)。

で、満足度の方はどうかというと、彼女は分からないが、僕に関して言えば70%くらい。何が不満で30%減じるのかと言うと、不満はない。まだまだ彼女の方に「伸びしろ」があるように思われるので、将来のために30%は楽しみに取っておこうというわけだ。将来と言っても、せいぜいここ数年のことだけど・・・


さて、お勤めの画像をたまには公開しようと思うのだが・・・

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下からカメラを向けているので、騎乗位のお勤めの最中に撮影したものかもしれない。

こちらは痩せ気味の男性ヌードだけど、年齢は幾つくらいに見えるかな?

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これらの2枚の写真を重ね合わせると、何となくわが家の普段の営みが見えてきそうだ。ま、これは夫婦関係の原点だから。いつまでこの関係が続くのか・・・未来永劫ということは絶対にない、ということだけは分かる。

それにしても、日本はこの面でも世界標準に近づいて欲しいと僕は思う。とくに若い人には。日本の未来のために。


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友達の子どもの誕生日には

11月8日(木)

今日は彼女の“友達の子ども”の誕生日だった。その友達もゴルフ場でキャディーをやっていて、僕がプレーするときはいつも帯同してくれる。

一昨日ゴルフ場でプレーしたとき、子どもの誕生日にお好み焼きを作ってほしいと頼まれた。数か月前、お好み焼きを作って彼女のお姉さんや友達に食べてもらったところ、大変好評だった。その友達の子どもも初めて食べた。どうやらいたく気に入ったらしい。ということで、今日の誕生日に僕の料理をオーダーしてきたってわけだ。

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緑の服を着た女性が彼女の友達、33歳。今日で8歳の誕生日を迎えたのはその隣の男の子だ。

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子どもたちがこんなにたくさん来ているとは知らなかったので、2枚だけ焼いた。1枚は陰に隠れている。隣のケーキと一緒にローソクが立てられていたのには少々驚いた。そう言えば、出来るだけ分厚いお好み焼き(タイではピザ・イープンという)をご所望だったのだが、その理由がこの写真で分かった。でも、あまり厚くすると中まで焼くのが難しいので程々の厚さに焼いた。

久しぶりにわが家で焼いて、友達の家まで持って帰ってもらったので、食べる時はすっかり冷めていたと思う。でも、とても美味しかったらしい。僕の得意料理は月並みだけどカレーライス。お好み焼きも前々から評判がよくて、こうやって喜んで食べてもらえると気分がいい。

いつも僕の彼女を飲みに誘って、遅くまで引っ張っている犯人はこの女性なんだけど、女手一つで子どもを育てながら、イサーンからお母さんも連れてきて面倒を見ている姿を見ると、やっぱり女は頼もしくなくっちゃ、と思うのだ。誰かいい人いないかな・・・


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人懐っこいファランと遊んだ

11月6日(火)

先日気持ちよくラウンドした近所のゴルフ場へ出掛けた。気候のよい11月ともなると、ついこの間まで閑散としていたゴルフ場も少し混み始める。

ハーフは一人で、1時間半もかからずさっさと回ったが、後半はファランの3人組が一緒に回らせてくれと言うので、快く承知した。僕と同年代か、ちょっと上くらいのスイス人。男性2人と女性1人のグループだった。

そのゴルフ場では日本人やタイ人と一緒にラウンドすることはよくあるが、ファランと回るのは実に3年ぶりくらいだった。タイ人は問題ない。タイ語の日常会話はお手の物だ。でも、スイス人となるとどうやって会話するか・・・

英語もお手の物と言いたいところだが、もう何年も喋ったことがない。スイスの言葉は何語なんだろうか?きっとスイス語だよね。発音は少しドイツ語に似ているような気もしないではなかったがチンプンカンプン。

ファランと楽しく回ったのはよかったが、問題は英語を喋ろうとしても、どうしてもタイ語が口をついて出てくる。本気で英語を思い出そうとするのだけれど、どうやってもまず最初にタイ語なのだ。たとえば、100というのも「ワンハンドレッド」がすぐに出なくて、先に「ヌンロイ」となる。何を喋っても2つの言語がちゃんぽんになってしまう。

実は相手も時々タイ語が混じる。でも相手は英語は英語、タイ語はタイ語として区別して話す。もちろんスイス人同士はスイス語だ。どうして僕だけ同じセンテンスの中に2つの言葉が混じるのか。しかも、日本語が混じるならまだしも、2つの外国語がごちゃ混ぜなので、喋ってるうちにどれが英語の単語で、どれがタイ語の単語か分からなくなってくる。

3人のうちの1人の男性とは、どのホールもずっと会話しながら回った。それもそのはず、彼はチェンマイが大好きで、僕と同じように5年以上ここに住んでいる。同じチェンマイ在住者として気が合うのも無理はない。お互いに自然に囲まれたチェンマイを褒めちぎり、「バンコクのようなゴミゴミした大都会には住めないよね」とか・・・さすがアルプスのスイスから来た人らしい選択だ。

その男性、ラウンドが終わったところで「ビールを飲みましょう」となったのだけれど、何と売店が閉鎖されていた。キャディーに聞くと、家賃が高すぎるので、つい先日店を閉めてしまったのだという。コースの途中にある売店は営業しているのだが、スタート地点の店がなくなった。

店といっても猫の額のような小さな売店。1か月の家賃15,000バーツに電気代が3,000バーツ。閑散期でも合わせて18,000バーツかかるので、とてもやってられないのだそうだ。かき入れ時のオンシーズンを目前に店が閉鎖されたのは残念。少なくとも僕の知っているこの5年ほどは店を閉めたことがないから、何か別の事情があったのかもしれない。ファランもビールが飲めないのでがっかりしていた。

「また一緒に回りましょう。今度は忘れずに途中の売店でビールを飲みましょう」・・・そう言ってスイス人と別れた。

3年前に一緒に回ったファランはデンマークの人だった。僕の履いているeccoのゴルフシューズに目をやり、「オー、それデンマークが世界に誇る靴です!」と相好を崩したことを思い出した。お国の誇りがあるのは、とてもいいことだ。日本なら、さしずめ何だろうか?「オー、それ日本が世界に誇る車です」とはさすがに言わないだろうな。タイにはあまりにも多すぎるので。


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ムーバーン建設、いよいよ最終段階へ

11月5日(月)

チェンマイは、このところ雨季が終わったかのような晴天が続いている。しかも朝はちょうど気持ちいい涼しさだ。日中もエアコンはまず必要がない。

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さきほど近くにコンクリートミキサー車が入ってきたので、わが家の2階から撮影した。どうです、この青々とした空。この青さは乾季特有の色と言っていい。まだ一雨あるのかどうかは分からないが、チェンマイのベストシーズンが真近に来ていることは間違いない。

さて、わが家のある“ムーバーン”は全部で120戸の一戸建てが建設されることになっている。すでに半分以上が完成していて、着々と住民の数が増えている。残りの区画もすでに着工していて、斜め向かいの空き地もご覧のように、もうすぐ新しい家が立ち並ぶことになる。

このムーバーンの過半数は借家のようだ。自分で買った人の家は塀に色を塗ったり、庭の植木が多かったりして、ほかの家とはかなり様子が違うので、外観を見ただけで借家でないことが分かる。しかもそういう家はそれなりに庭も広かったり、2階に大きめのベランダがあったりすることが多い。

わが家は敷地が140平方メートル、建物は100平方メートルと、ムーバーンの中ではもっとも小さい。家賃は1か月8,000バーツ(28,000円くらい)だが、これを買うとすると170万バーツ(600万円弱)する。

考えてみれば、8000バーツと言うのは安い。1年で96,000バーツだから、170万バーツを取り戻すには18年かかる。もちろん途中で家賃を値上げするかもしれないが、最近のチェンマイの経済情勢はあまりよろしくないから、そうそう値上げはできない。わが家も、2年目の契約書(案)が先日送られてきたが、もちろん値上げはない。

18年後と言うと、僕は85歳になっている。僕自身のことだけを考えれば、このまま借家に住み続けるという選択肢もある。でもまだ30歳の彼女にしてみれば、その頃はまだ50歳にもなっていないわけだから、もし僕がいないとなれば、そのまま借家にいる気にはならないだろう。自分の家が欲しいという気持ちは痛いほど分かる。

家一軒も建ててあげられない甲斐性なしの男と一緒になって、彼女も貧乏くじを引いたようなものだ。気候が良くなってきてお客さんが増えたせいもあるが、彼女は週に4、5日は早起きしてゴルフ場での仕事に精を出している。


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彼女がいないと、犬たちもとても淋しそうだ。


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ゴルフのシャツ選びに難儀

11月1日(木)

11月というと、今の家に引っ越してきたのが去年の11月28日だから、もうすぐ1年。速い。この間のお勤めの回数たるや200回を超えているかもしれない。でも今日はその話ではなく、先日将棋のことを書いたから、次はゴルフ。

この1週間ちょっとの間に劇的なことが起こった。スイング革命が起きたのだ。あまり詳しく書くと、ゴルフに縁のない人は読まないと思うけど、それはそれでいい。しかもゴルフのスイングについて文章で書くのはレッスンプロでも難しいと思う。

ひとつだけ言うと、「みうら倶楽部」の竹内雄一郎さんという若手レッスン・プロ(正しくはティーチング・プロと言うらしい)の無料動画を1週間ほど前に偶然発見した。そのレッスンは5日間で学ぶ構成になっていて、最初は「グリップとスタンス」という最も基本的なところから始まる。そして5日目には「トップとフィニッシュ」という、スイングの完成形のところまで、ごく簡潔に分かりやすく教えてくれる完璧な初心者向けレッスンだ。

その5部構成のスイング基本レッスンと、関連する竹内さんの別の動画レッスン(ドライバー、アプローチ、パター、バンカー)を5日間繰り返し視聴した。そのあと、3日連続でいつもの練習場へ行き、そのレッスンのとおり、何の疑問も差しはさまずに毎日100球ほどボールを打った。ほとんどはハーフ・スイング。そうしたら、実に簡単に打てる。打感がものすごく軽い。球筋はほぼストレートかややドローで、今まで100の力で打って届いていた同じ距離まで、70くらいの力で飛んでいく。何か別世界へ入ったような感覚があった。

そして今日、そのスイングをコースで実践しようと、家の近くのゴルフ場へ出掛けたのだが・・・・な、な、なんと、2年ぶりくらいで90台前半のスコアで回れた。パターさえもう少し調子がよければ久しぶりの80台だった。ドライバーはほとんど練習しなかったにもかかわらず、3年くらい前の絶好調のときの球筋と飛距離が戻ってきた。僕の“全盛期”を知らないいつものキャディーさんはビックリ。(今の妻は“全盛期”に付いていたキャディーだ)

こんなことってあるんだね。初めてゴルフクラブを握るような人のための基本レッスンを見て、忠実にスイングしてみたら、全く違うボールが打てるようになるとは。まだまだミスショットも多かったが、これでまたゴルフが楽しくなってきた。やはり、スランプに陥ったときは何事も基本に立ち返ることが大切なのだ。竹内雄一郎さん、ありがとう。ナイスレッスン!しかも無料。


ところで、ゴルフはゴルフでも、今日はシャツのことを書くつもりだったのだ。つい2日前、その基本レッスンでスイングが急によくなってきたので、気分を入れ替えてゴルフをしようと新しいシャツを買おうと思った。実を言うと、その竹内プロの着ているシャツの色や柄がすごーく気に入ったので、似たようなのがないかとショップを3か所くらい回って探してみた。でもなかった。

今日、ネットの楽天市場でもいいシャツがないかと探してみたが、気に入るようなシャツは一つもなかった。竹内さんはどこで買ったのかな?思ってもまさかそんなことで問い合わせるわけにもいかない。たかがシャツ、されどシャツ。これも人と人の出会いのように、偶然が多くを支配する世界だ。そのうちいい出会いがあるかもしれないので、焦らないようにしよう。

と言いつつ、いいシャツがないものだから、衝動的にもっと高いゴルフ・パンツを1本新調してしまった。たまに覗くゴルフ・ショップにちょっと気に入ったのがあった。値札をみたら1,850バーツ!日本円で6,000円くらいもする。日本なら安いほうだと思うけど、タイで6,000円のズボンって、一体なんだい?と思ったのは既にお金を払ってしまってから。とにかくゴルフ関連商品は、タイの金銭感覚からすると目の玉が飛び出るくらい高い。でも買ってしまった。


まあ、無料レッスンでスイングが良くなったのなら、2000バーツくらいの散財は安いもんだと考えることにしよう。なんでもタダで手に入れようとしてはいけない。こうやって自分で自分を納得させながらも、やっぱりちょっと後悔している(笑)。要するにシャツが欲しかったんだからね!


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コンピューターソフトとの死闘

10月30日(火)

昨日書こうとしたゲームとは、何のことはない、将棋だ。3か月ほど前に、大枚1枚(日本円)をはたいて、「AI将棋ver.19」という将棋のコンピューターソフトのダウンロード版を購入した。

僕のPCはwindows10の英語版が入っている。そのせいで、最初はソフトがインストールできずに往生した。購入したヨドバシカメラに問い合わせても埒があかず、製造元の会社と何度もメールのやり取りをするうちにやっと原因を突き止めた。

windowsの言語設定を日本語に変えることはそれほど難しいことではなかった。購入後3日目にしてやっとコンピューターソフトと対戦することができるようになった。

僕の買った将棋ソフトの実力は一応5段+αとなっている。最近の本格派のソフトは、名人を含めトッププロの棋士よりも大概強い。それに比べればレベルの低いソフトだが、僕にとっては好敵手だ。というのは真っ赤なウソ。そのソフトと対戦するようになって、はじめて自分の実力の低さを思い知った。

AI将棋には2つのモードがある。普通に対戦するモードと「AI奨励会」というモードで、普通モードの対局では「待った」もできるし、「次の一手」のヒントをもらうこともできる。ところが「AI奨励会」モードでは、どんなひどい手を指しても「待った」できないばかりか、持ち時間が30分と決まっている。それを使い切ると一手30秒で指さなければならない。もちろんヒントもないから、100%自分の実力勝負となる。これが面白い。

最初は普通モードで「待った」しながら、初段から3段くらいの力に設定したコンピューターと対戦していた。僕が悪い手を指して相手が優勢になると、「待った」をして指し直す。だから2~3段の相手でも勝つのだ。というより、僕がいい手を見つけて勝つまで延々と「待った」の繰り返しになる。ところが・・・1か月くらい経ったとき、「待った」が絶対にできない「奨励会」モードで対戦することにした。

そうしたところ、何と相手が5級でも立て続けに5連敗した。たったの5級だ。原因は、僕が何も考えずにほとんどノータイムで直観的に指しているから、「王手飛車取り」とか、とんでもないポカがよく出るのだ。「しまった!」と叫んでも、もう遅い。「待った」はできない。

なぜ負けるのか、2~3日してから分かった。要するに、よく考えないで指すからだ。盤面全体をよく見て、もっといい手がないかどうか、少し考えるようにしたら勝てるようになった。ただし、ほろ酔い気分で指しているとやっぱりポカが出る。相手の王様が詰んでいるのに、しかも簡単な詰みなのに、それを気づかずに一手違いでコンピューターに負けたことが何度あることか。逆に、終盤で自分でも信じられないような絶妙手を連発して勝ちを収めたときの気分のいいこと。ソフトのおかげで勝負の怖さと醍醐味を存分に味わっている。

ご存じの方も多いだろうが、いま日本はちょっとした将棋ブームだ。中学生(今は高校生)の藤井聡太さんがプロになってすぐに連勝記録を打ち立て、あっという間に4段から7段に昇格した。羽生善治という巨匠を時に凌駕するような、実力のある20代の若手イケメン棋士も続々と台頭してきた。

僕は「ニコニコ生放送」というインターネットTVでプロの将棋対局をよく見ている。自分がコンピューターと対戦するよりも遥かに面白い。最近は、自分では将棋をやらないがインターネットやテレビでプロの対局を見て楽しむだけの、「観る将」と呼ばれる人たちが増えている。若い女性のファンも目立つそうだ。

実を言うと、僕は小学生のころ、かなり本気で将棋指しになりたいと思ったことがある。剣士のような風貌をした当時の升田幸三9段にあこがれ、弟子入りしたいと考えたこともあった。残念ながら自分の身の回りに適当な相手がいなかった。

小学生なのに、親に内緒で一人で電車に乗って、家から2時間以上かかる大阪まで出て行った。京橋だったか、梅田だったか、初めての大阪の街を1時間くらい歩き回って「将棋会所」の看板を見つけた。今と違ってネットで検索なんてできない時代だ。そして見ず知らずの大人と将棋を指した。よくそんなことまでやったな~、と今思い起こしても不思議な気持ちになる。

「ボク、なかなかやるね~」と褒められたことは覚えているが、将棋会所にたむろしているオッサンたちは、型にはまらない滅茶苦茶な手を指してくる。それなのに、めっぽう攻めが強く、歯が立たなかった記憶がある。

あの大阪のオッサンたちに比べると、コンピューターの将棋ソフトは正統派の手を指してくる。AI将棋の「奨励会」では、6級からスタートして、今ようやく2級に辿り着いたところだ。ほぼ同格か、1ランク上の実力に設定されたソフトに6連勝すれば、ひとつ上の級(段)に昇格できる。当面の目標は早く初段となることで、来年は2段を目指したい。

ゴルフは相変わらず自己研鑽に励んでいるのに思うような結果が出ない。だから、将棋の方は上昇気流に乗って行きたい。でも、AIの「奨励会」は負けが込むと「降格」というのがある。僕も先月痛い経験をした。「今回負けると降格となります」というアラームが表示されたときは、たとえ相手がコンピューターソフトでも、ドキドキするものだ。初段だって、真剣にやらないと到達できないかもしれない。遊びでもなんでも、「よ~し頑張るぞ!」と思える何かがあると、歳をとることなんて忘れてしまう。

注:「奨励会」とは、プロ(4段以上)を目指す10代~20代半ばの若者同士が定期的に対局してしのぎを削るシステム。一説では東大に入るよりも遥かに難しいそうだ。将棋の実力のほか、プロの師匠の推薦がなければ入れない。そして、その中からプロになれるのは、ごく一握りの人だけという厳しい世界らしい。トッププロになると、羽生さんのように、年収1億円を超える人もいる。


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Niyom

Author:Niyom
身を削って過ごした30余年のサラリーマン生活にピリオド。ここチェンマイに移り住んでからも、楽しいこと辛いこと、いろいろとありました。でも、それは全部過去のこと。人生、どこまでリセットできるものなのか、自ら実験台になって生きています。

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