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いつもでなかったビザの更新

3月3日(日)

毎年3月はいろいろと忙しい。年度末だというのは関係ないが、誕生月が3月なので、年金受給を継続するための手続き(日本国内居住者は必要ないだろう)を怠ることはできないし、今年はタイの免許証の更新もしなければならない。そして重要なのはビザの更新である。

僕の場合は、7年前の3月に東京のタイ大使館で「OAビザ」の発給を受けてタイに入国したので、2年間はビザの更新の必要がなかった。その後は「リタイアメントビザ」に切り替わって毎年更新している。

リタイアメントビザは期限の1か月前から更新の申請ができるので、毎年おおむね2月中旬までにイミグレに出向いている。今回もそうした。最近のチェンマイのイミグレは早朝から窓口を開いているらしいし、90日リポートに関してはおそろしく処理が迅速化しているので、ビザの更新もスムーズにいくものと勘違いした。だから例年業者に頼んでいた“順番どり”を省略した。

その日は朝9時にイミグレに着いた。うまい具合に駐車場も1台分がすぐに空いた。正面の総合案内窓口へ行って書類を出したときに、係官はちょっと怪しげな反応を見せた。時計をちらっと見て「時間がかかるよ」と呟いたのだ。案の上、時間はおそろしくかかった。

リタイアメントビザの更新だけ番号がなかなか進まない。あれよあれよと言う間に時間が過ぎて、時計は12時になった。「ありゃ~、お昼休みに入っちゃう」・・・ところがどの窓口も係官は席を立たないではないか。今までなら、12時になると係官は一斉にいなくなり、午前中に受け付けてもらえなかった人は、仕方なく昼休み明けまで辛抱していたと思う。

結局、12時半に僕の順番が回ってきた。3時間半待ちだったわけだ。それまでの処理の様子を見ていたら、みんな随分と時間がかかっていたので、何か変だなとは感じていた。多くの人が書類の不備があったのか、コピーを取りに出て行ったり、預金通帳をもって出て行って30分くらい戻ってこない人もいた。

僕は書類の不備などはないので、窓口では実にスムーズに進んだ。ところがおかしな光景を目にすることになった。係官はイミグレのパソコンを操作してたくさんの書類をプリントアウトした。その中にはパスポートの「OAビザ」、すなわち7年前に入国したときのページまで含まれていた。僕はそのページはコピーしていない。一体何のためにそうしているのかは全然分からなかったし、敢えて聞くこともしなかった。係官が勝手にしていることだから黙って見ているよりほかない。

去年までと変わったのはそれだけではない。5~6枚の英文の書類を渡され、それに1枚ずつサインしろと言う。それらが何の書類なのか、一切説明はない。何か誓約書のようなものなのか・・・?こっちは待ちくたびれて、早く終わらせたいわけだから、いちいち内容を確かめる余裕がない。前の人も、その前の人もファランだったが、全員内容を読まないでさっさとサインしていたので、自分もそれに倣ったまでだ。書類のタイトルくらいは読んでおくべきだった。

というわけで、去年までと処理の様子がすっかり変わっていたが、窓口でかかった時間は5分くらいだった点は変わらない。係官の手際は、ベテランの男性だったので速かった。しかも、にこやかな笑顔で対応してくれたので気持ちは良かった。ただし、終始無言だった。お互いに一言も言葉を交わさずじまいだった。そしておよそ10分後に若い女性職員からパスポートを受け取った。お互いにニコっと目を合わせて、「ありがとう」と僕は初めて言葉を発した。若い女には弱いのだ。イミグレに滞在した時間は、およそ4時間と、これまでの最長を記録した。

ところで、いろいろな情報によると、一昨日の3月1日からリタイアメントビザの更新に必要な「80万バーツの預金」に変更があるらしい。80万バーツは更新申請の前の2か月間キープされていることが必須なのは従前と変わらないが、更新後も3か月間は80万バーツが維持されていなくてはならないそうだ。さらに、その後も40万バーツの預金がないといけないそうだ。それをイミグレはどうやって確認するのか知らないが、とにかく今月からそのように運用されるらしい。

僕の場合は2年前から銀行預金で更新するのをやめて、手数料はかかるが1年間の年金額を総領事館に証明してもらって対応している。為替レートが異常に大きく変動すると将来的には80万バーツを割り込む可能性もゼロではないが、当面その心配はないと高をくくっている。足りなければ預金の証明を加えれば済む。

それよりも、今迷っているのはリタイアメントビザから家族ビザ(結婚ビザ)に切り替えるかどうかだ。知り合いでタイ人と結婚した人はほとんど結婚ビザに切り替えているので、そろそろ自分もそうしようかと思っている。手続きが面倒なので、今はやってないだけだ。ただし、結婚ビザにすると、年金額の証明ではダメで、最低40万バーツの預金が必要らしい。今ならそれくらいはあるので、来年の更新時には結婚ビザにしているかもしれない。それなりのメリットがあるらしいので。ただし、離婚していなければの話になる(笑)


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結婚ビザも、年金等の収入が月4万バーツ以上あればよいそうです。銀行預金の場合は40万バーツで済みます。
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オーバーステイの念書

こんにちは

追加書類は、3/1からのビザ要件変更に伴ってのオーバーステイに関する同意書です。新要件に従い90日レポートごとに残高証明書を提出させるようですので、初回80万と以降の40万バーツを割り込んでいたらビザは失効。失効後はオーバーステイになりますので、その為の念書扱いとの事です。

いつから本格運用をするのか、不透明な状況ですが、昨今のビザ取り扱いをみると厳格化の一途を辿ってますので注意が必要ですね。

Re: オーバーステイの念書

小堀さん、こんにちわ

> 追加書類は、3/1からのビザ要件変更に伴ってのオーバーステイに関する同意書です。

なるほど、そうでしたか。私のように80万バーツ以上の預金ではなく、「1か月65000バーツ以上の年金」の証明で延長している場合は、どうなるのでしょうかね。次回の90日リポートで預金残高を見せる必要があるのでしょうかね?

預託金証明書

こんにちは

イミグレーションサイトを見ると、2019年1/1 以降に年金ビザを"更新"をした場合は、1年間の移行措置として、銀行の「年金の定期振込証明書」にて証明書の代わりとする。2020年以降は、過去12ヶ月分の振込履歴を提出となっていますね。必要なら、タイ語の公示文を印刷し一筆書いて貰えば良いと思います。

個人的には、今回の改正が預託金等で済んでまだ良かったですが、本格的に新要件の運用を始めた後も、近いうちの値上げをも視野に入れて生活設計が必要と感じてます。

Re: 預託金証明書

小堀さん、ご丁寧にありがとうございます

昨年の12月21日付けのタイ「national police」の公式英語翻訳を見ると、2019年1月以降の「収入の証明によるリタイアメントビザの更新」には、「銀行の証明書」または「政府公館の証明書」が必要となっているようです。私の場合は後者を使いました。アメリカやイギリス等の国で年金証明書を出さなくなったので、タイの銀行の証明が使えるようになったみたいですね。ただし、海外から<毎月65000バーツ以上>の入金が必要だという説もあるので、もう少し調べて整理してみようと思います。毎月の送金なんて、まず考えられないですから。

No title

結婚ビザは年金+預貯金の合計が40万バーツ以上だったはずですが、変わったのかな?
日本のようになれば楽なんですけどね。

Re: No title

alfaさん、こんにちわ

タイの銀行の預貯金40万バーツ以上、または1か月4万バーツ以上の収入ですね。
収入は年金とは限らないでしょう。日本の配偶者ビザは確かに預貯金や収入の条件はなかったように思います。

非公開コメントされた方へ

こんにちわ

ご質問ありがとうございます。私では責任を持ってお答えできません。日本総領事館から発行される証明書の扱いに関することですので、領事館にお聞きになるとよいと思います。

もし可能であれば、チェンマイ・イミグレに直接聞かれても良いと思いますが、もし私ならそれは2番目の選択肢です。

推測で適当にお答えするのは良くないと思いますので、悪しからず。
プロフィール

Niyom

Author:Niyom
2012年、60歳でチェンマイへ移住。2017年にタイ人の妻を病気で亡くした後、愛人だった若いタイ人女性と再婚、前妻が可愛がっていた小さな犬2匹も一緒に暮らしている。

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