FC2ブログ

ゆく年くる年

12月31日(日)

いよいよ押し詰まった昨日のこと。僕にとっては実に不愉快な時間だった。嫌なことがあったら、今年中にはき出しちゃえ!

昨日は僕がカレーライスを彼女に作ってあげることになっていた。3日前から予告していた。それで、午後2時過ぎには材料の下ごしらえにとりかかった。

そしたら急に彼女は、「ちょっと出かけてきます。すぐ帰ります。」と言っていなくなった。外を見ると、お姉さんの車が迎えに来ていた。

カレー作りは半年ぶりくらい。でも僕の得意料理のひとつだ。玉ねぎを炒めるだけでも30分以上かける。昨日のように量が少なくても2時間くらいかかる。

DSC_1068.jpg

そして午後4時に出来上がった。わが家の夕食はいつも5時半に始まるから、少し温め直せばすぐに食べられるという寸法だ。

でも5時になっても彼女は帰ってこない。出て行ってから3時間たってる。一体どこへ行ったんだろう・・・。ちょっと気になったのでLINEした。「どこにいるの?何時に帰るの?」・・・するとすぐに返事。

「家(彼女の実家)に居ます。今帰るとこです。ビール買って帰りますからね。」

実家からは5分なので、カレーを温め直して待った。でも、30分たっても帰ってこない。おかしいな?5時半を過ぎてる。

「カレー出来てるけど、家で食べるよね?」

あれっ?返事がない。そして、それから1時間半もたった午後7時ごろになって、やっと帰ってきた。しかもビールは手にしてなかった。

DSC_1070.jpg

カレーをよそっても、彼女はケータイを見てるばかりで、手を付ける気配がない。昨日の残りのビールが1本あったので、それだけ口にした。おかしいと思ったので聞いてみた。

「ご飯もう食べたんじゃない?」・・・すると、彼女は小さく頷いた。

「それなら、僕が家で食べるかどうか聞いたときに、なぜ言わなかったの?」

「・・・・・・」

「これを作るのに2時間もかけてるんだよ。しかもキミに食べさせるために作ったんだよ。お腹すいてたけど、食べずにずっとキミの帰りを待ってたんだよ・・・」

しばしの沈黙。彼女はやっとケータイから目を離した。どうやら僕が不機嫌だという事にやっと気付いたようだった。急に泣きそうな顔に変わって、「ごめんなさい」と言った。

けれど、お腹が一杯だったようで、カレーはニンジンとじゃがいもを食べただけで、ほとんど残してしまった。「食べないなら捨ててしまいなさい。もう二度と作らないからね。」と、切れそうになるのを我慢して穏やかに言った(つもり)。言ってる内容は、既に切れてるけど(笑)。

一緒に暮らし始めて、はじめて彼女の本性を見たような気がして嫌になった。しかも昨日は1月分の家賃や生活費やら何やらをまとめて全部彼女に渡すために、近所のバンコク銀行で新規に2人名義の口座を開設して、〇万バーツのお金を入れてあげたばかりだった。


昨日の夜、ソファーに座ってテレビを見ていると、彼女は珍しく横にピタッと寄り添ってきて体に触ったり、ほっぺにキスしてきたりした。「これはマズかった」と思ったのだろう。

「僕のことに興味がないんだよね、きっと。」と、僕は口に出して言った。感情的にではなく、いたって冷静に。すると彼女は抱きついてきて「そんなことない。愛してます」と言ったけど、半分は信用していない自分があった。

一昨日から彼女は生理中なので、寝る前に一戦交えて仲直りという事もなかった。

彼女は「これから帰るけど、実家でご飯食べちゃった。待たせてごめん」と、帰る前にLINEで返事すれば、それで済んでいた。帰ってきてからでも、すぐそう言えばいいのに、カレーをよそっても何事もなかったかのようにケータイばかり見てるから、だんだん腹がたってきたのだ。彼女はお客さんじゃないのだ。

考えてみれば、彼女はタイ人だから、時間にすごくルーズだったり、自分から言ったこと(昨日の場合は「すぐ帰ります」「ビールを買って帰ります」)をやらなかったり、自分に非があってもすぐに謝らなかったりするのは、仕方ないのかもしれない。そういう生活習慣の中で生きてるんだから。

一方、相手との約束は絶対に破らない。時間は守る。言い訳はしない。何も言わないで済ますのは嘘を言うのと同じこと。僕はそういう価値観、生活習慣の中で生きてきた。もし約束や時間が守れなかった時は、本気で謝る。それが当たり前のことで、そういう基本原則だけは破らずに生きてきたつもりだ。

ということで、昨日の夜は実に不愉快だった。でも、昨日のことなんて何でもないくらい、今年はいろんな出来事があった1年だった。なぜかすごく遠い過去のようにも感じる1年。

せっかく彼女と一緒に暮らすようになったのだから、そう短気にならず、タイに暮らしてることを忘れずに新しい年を迎えたいと思う。彼女とは、さきほど僕が肩を揉んであげて仲直りした。

実は大みそかの今日も彼女は実家へ行く。年末年始は恋人や夫がいても、自分の実家で親戚と過ごすのがタイ人で、相手の男性も自分の親戚や友達と過ごすのが当たり前だと彼女は言う。つまり夫婦でも別々に過ごしても何らおかしくないのだという。それよりも、もし僕が彼女の実家へ行って年末年始を過ごしたら、親戚中が僕に気を遣って、大変だと言う。

でも、今日は早めに帰ってきて、僕と一緒に食事すると言っている。昨日のことで懲りたのだろう。不機嫌になった効果はあったようだ。

ではでは、この独りよがりのブログを読んでくれている皆さんにとって、来年は(も)素晴らしい年になることを祈念して、今年のブログを終わる。また来年よろしく!

このブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックをどうぞ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村

タイ・ブログランキング
スポンサーサイト

昨夜の食卓はイサーン料理

12月29日(金)

こうやって仕事もせず、世の中との接点もほとんどなく外国で暮らしていると、今日が何曜日かも忘れるようだ。彼女に指摘されて、ブログの曜日を数日間違えていたことに気づいた。

指摘されたと言っても、彼女がブログを 毎日見ているわけじゃなく、「今日は木曜だよね?」と聞いたら、「金曜日だよ~ん」と言ってくれただけ。

さて、昨夜書かなかった食卓の風景。

DSC_1039.jpg

ボカシを入れない彼女の素顔をいったん載せたんだけど、たまたまそれを見た彼女がダメと言ったので、あっさり修正(笑)。

DSC_1041 - コピー

最初の料理は、タイ料理としてはよく知られた「パット・カパオ・ムー」。つまり、豚肉入りのカパオ炒め。カパオというのはれっきとした野菜の名前だけど、香草類のひとつ。ふつうの「パット・カパオ・ムー」は、ひき肉を使うけど、彼女はこちらが好きらしい。辛さはやや控えめに作ってあったので、酒のつまみとして絶妙だった。

DSC_1040 - コピー

これは代表的なイサーン料理のひとつ、「ラープ・ムー」という辛い豚肉料理。こちらもひき肉をよく使うけど、彼女は違う。2品とも豚肉料理になったのは、昨日お姉さんと一緒に買い出しに行って、豚肉を大量に仕入れてきたから。というか、我が家はいつも豚肉料理が2品だったような気もするが・・・

ところで、この「ラープ・ムー」には刻んだ野菜が3種類入っているのを知ってる人は少ないと思う。3つ目は僕も知らなかったし、昨日彼女から聞いた。

ひとつ目の野菜はホームデーン。つまり赤い玉ねぎ。「カオソーイ」という北タイの麺料理に必ず入れる赤玉ねぎと同じ。イサーンで大量に栽培している。簡単にできるらしい。卸値が1キロ15~20バーツと安い野菜だ。

ふたつ目の野菜は、よく知られた香草のパクチーだ。正確にはパクチー・トンホームというらしい。そして最後はパクチー・ファラン。名前が似てるけど、普通のパクチーとは香りが違うと彼女は言っている。

DSC_1042 - コピー

そして、我が家の定番になりつつある味噌汁。昨日やっとワカメを手に入れた。やっぱり味噌汁は豆腐とワカメが一番だ。彼女はえらく気に入っていて、昨夜は2杯飲んだ。とくに豆腐が大好きなのだ。辛いイサーン料理が好きな人でも、日本の味の代表と言っていい味噌汁は素晴らしい味に感じるそうだ。

DSC_1038 - コピー

そして晩酌は御覧のボトルに変わっている。安いウイスキーだと勘違いして買ってきたけど、実はウイスキーとは書いてなくて「スピリッツ」と表示されている。どうりで、今まで飲んでいた「100Pipers」にはかなわない。でも、彼女は喜んで飲んでいた。

ちなみに、これは1リットルボトルで360バーツと格安だった。720mlに換算すると、タイのスピリッツと同じくらいの値段だろう。


おまけとして、今朝の食卓から。

DSC_1045.jpg

昨夜の残り物のラープ・ムーとご飯を食べたけど、いつも手作りのフルーツジュースが出てくる。今朝は、サワロットと言う名前の、やや酸っぱい果物とリンゴをミックスし、蜂蜜を加えたジュースだった。ビタミンCが途方もなく大量に含まれているような気がする。

朝は、毎日メニューは変わるけど、このフレッシュ・フルーツジュースが定番となっている。これが毎日の活力の源になっていると考えるようにしている。

このブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックをどうぞ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村

タイ・ブログランキング

小雨そぼ降るチェンマイ

12月28日(木)

これも異常気象だろうか。乾季だと言うのに、チェンマイは昨日も今日も雨だ。昨日は本格的な降りだった。一日だけかと思ったら、昨夜も今朝も、小雨だけどずっと降っている。

DSC_1019.jpg

今は朝の9時過ぎ。いつもなら建設作業員が我が家の近くでも作業に精を出している時間帯だ。それとも、28日からしばしのお休みだろうか?

DSC_1024.jpg

季節外れの雨のメリットは、庭の芝生に水をやらなくても済むことくらいか。2日も雨だと、洗濯しても乾かないし、犬も喜ばない。外に出すと、汚れた足で家に入るので、1階はひどく汚れる。

彼女はそんなことを全く気にしないけど、綺麗好きの僕は犬が外から戻ってくるたびに、いちいちモップで床を掃除するから、雨の日は犬を外に出したくない。でも出さないと、犬は用を足せないから可哀想。というようなジレンマになるのも、雨のせいだ。

DSC_1026.jpg

ところで、僕たちの住み始めたムーバーン、近所にはまだまだ空き家も空き地も残っているけど、そのほとんどは売れてしまっているそうだ。

DSC_1030.jpg

お向かいの2軒はほとんど完成の域に達している。多分、この状態で基本的な建築工事は終わり、あとは内部や庭について、買主の意向を聞いてから工事するのだろう。

DSC_1029.jpg

これは向かって右隣の家。こちらも3日前に土を運び込んで基本的な工事を終わっている。この家だけ、唯一、買い手が決まっていないそうだ。近所で入居しているのは、向かって左隣の1軒だけだから、向かいも隣も、早く入居してくれる方が安全上は有難い。

でも、どんな人たちが入ってくるのか・・・ここはどうやら、僕たちのような、経済的な一軒家に住みたいと言う外国人とタイ人のカップルが多いみたいだ。朝、犬を連れて歩いてもめったに誰にも会わないけど、ごくごくたまにファランとタイ人女性の姿を見かけることがある。

これを書いていたら、遠くで建築作業のカンカンいう音が聞こえてきた。雨が止むのを待っていたのだろう。彼らは今日もお休みではなかった。

DSC_1032.jpg



このブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックをどうぞ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村

タイ・ブログランキング

今夜の食卓

12月27日(水)

とくに書きたいことがないときの便利な「今夜の食卓」は、これで3回目くらいだろうか。「この人、こんなもの食べて暮らしてるんだね」というだけの情報だけど、家庭の食卓は人の暮らしのとっても大切な部分だ。

DSC_1004.jpg

今日も2品、厳密にいうと3品だろうか。

DSC_1002.jpg

薄切りの豚肉とカリフラワーの炒め物。タイらしく辛い赤トウガラシをふんだんに使ってるから、当然辛い料理だ。実はカリフラワーは僕の大好きな野菜。免疫力を高めるなど、とても優れた野菜なんだそうだ。

DSC_1000.jpg

こちらはタイ語で言うとムートート、つまり豚肉を油で揚げもの。

今日のは豚肉の色が黒くなる寸前まで時間をかけてあげているので、当然肉は硬くなってる。彼女はこれくらい硬くするのが好きだと言う。でも僕はピンク色に限りなく近いくらい、つまり、豚肉でも生焼けの状態をやっと通り越したくらいのジューシーな肉が好きだ。彼女のあげた肉を見たとき、「ありゃりゃ、肉を油で揚げてるのを忘れてケータイを見てたんじゃないかな」と疑ってしまったくらい、カリカリっと揚ってた。

DSC_1003.jpg

この豚肉料理の決め手はタレにある。これが彼女が作ったネギ入りのタレ。彼女はイサーン出身だから当然のように辛めに仕上がっている。でもすごく美味しい。

DSC_1001.jpg

辛めの料理が2品あると、もう1品は、辛くない料理でなければならない。それがタイの食卓の基本だけど、なぜか、その1品は僕の作った味噌汁だ。

ついに味噌汁のために、程よい大きさのお椀らしきものを買ってきた。豚肉揚げのタレとたまたまダブったけれど、具は豆腐と油揚げとネギになった。本当はワカメが欲しいんだけど、今日は手に入らなかった。

今日は毎日の飲んでいるアルコールは意識して控えめにした。ウイスキーのソーダ割を1杯ずつだけ。このところビールは全然飲んでいない。彼女の女友達が来た時に、家にあったビール6本が消えてから一度も買っていない。ウイスキーの方が安上がりだろうと思って切り替えたら、それが2人とも結構飲むので節約にはなっていない。


このブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックをどうぞ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村

タイ・ブログランキング

思わぬプレゼント

12月25日(月)

昨夜、クリスマスイブのことをちょっと書いたけど、日本との決定的な違いを発見した。

日本だと、クリスマスイブが大事で、クリスマスカードやプレゼントは12月24日に渡すのが普通だと思う。クリスマスケーキもクリスマスディナーも24日の夜。でも、タイの庶民は25日になってからクリスマスの挨拶を交わしたり、プレゼントを渡すらしい。大した違いじゃないけど、これは新発見だった。

というのも、日本人からは昨日クリスマスの挨拶が来たけれど、タイ人からは今日になって「Merry Chistmas」の挨拶が届いた。全部LINEで送られてきて、可愛らしいアニメでできたクリスマスカード?だった。

Screenshot_20171225-163639.png

Screenshot_20171225-152931.png

上の方はサンタ姿の女の子がジングルベルの歌に合わせて腰をフリフリして踊っている。下の動物のも、やはり踊りながら何やらタイ語を喋っている。最近は挨拶も全部アニメばかり。動いてないと面白くなくなってきたのは、10年以上も前からだろうか・・・


ところで、今朝ちょっとした用事があって出かけていて、家に帰ってみると、彼女の前に超有名なドーナツの箱が置かれていた。

DSC_0992.jpg

「あれっ?どうしたの、これ?」と聞くと、クリスマスだからプレゼントを持ってきたんだと言うのだ。誰からかというと、ムーバーンの事務所のタイ人のお兄さんだという。何かとお世話になっている男性だ。名刺が付いていた。

中を開けてみると、クリスマス用のドーナツだった。こんなのは普段は見たことがないから、特別仕様だと思う。

DSC_0991.jpg

DSC_0995.jpg

それにしても、いつも世話になってるのはこちらの方だ。水回りの具合が悪いと、すぐに来てくれるし、庭の植木がもともと枯れかけたのが1本あったんだけど、わざわざ新しいのと植え替えてくれたり、引っ越しで大量に発生した段ボールを、バンコク旅行中にきれいに持って行ってくれたり・・・だから、本当はこちらが何かお礼しなければならないのに、何と律儀な人だろう。

そう言えば、彼はタイ人だけど奥さんはファランで、家の中では英語を使わなければならないと言っていた。ということは、少なくとも奥さんはキリスト教で、クリスマスはきっと大切な日なのだろう。だから、こうやって挨拶がわりに今日ドーナツをくれたんだと思う。

考えてみれば、僕たちは家賃を払ってる側だから、客と言えば客かも知れないけど、日本的に考えれば、家の大家さんなり管理人なり、貸している側の人が、借りてる側よりも上位にいることが多いような気がする。つまり、借りてる方が下手に出るのが普通ではないだろうか。日本だと、そうだったような気がする。

それはどうでもいいけど、ムーバーンの世話をしている事務所の人から、ドーナツとはいえ、クリスマスプレゼントをもらうなんて、まったくの想定外の出来事だった。ただし、彼女もお姉さんも、甘いものを食べないから、僕一人で食べ尽くすのは結構大変そうだ。

このブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックをどうぞ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村

タイ・ブログランキング

イブの食卓

12月24日(日)

クリスマスイブと言っても、タイ人は普段と変わらないのかというと、そうではない。日本人の多数はキリスト教徒ではないけど、クリスマスにプレゼントしたり、恋人や親しい人と特別なディナーをしたりするのと同じで、タイ人も今日は普通の日ではないらしい。

彼女は、「クリスマスのプレゼントはないの?」と昨日聞いてたけど、それは無視。その代わりにクリスマスディナーを企画した。

「何か食べに行こうよ」と誘ったけど、例によって外出はその気にならないらしく、特に返事がなかったので、「寿司買ってくるよ」という事になった。日本人と同じで、七面鳥の料理ということには、まずならないのだ。

DSC_0979.jpg

彼女とよく行っていた寿司屋の寿司だ。小ぶりなので食べやすいからと、彼女が気に入っていた寿司だ。

DSC_0980.jpg

DSC_0981.jpg

今日は、それに味噌汁を僕が作った。もちろん彼女に食べさせるのは初めて。残念ながら、スーパーBig-Cで買えるのは、おいしい味噌ではない。それでも、だしの素の代わりにちょっとだけ味の素を加えたりして、何とか合格ラインの味噌汁に仕立てたつもり。ちゃんとした味噌があれば、こんなもんじゃないと彼女に言っても、それは分かるわけない。

DSC_0982.jpg

DSC_0983.jpg

僕の味噌汁の味を聞いてみたら、おいしいと言ってくれた。僕はプロの料理人じゃないし、上手ではないけど、日本人だから味噌汁の味にはうるさい。こだわりがあるのだ。少しうんちくを傾けたら、「ナムプリックを作る時の微妙な味加減と似てるね」と彼女は言った。つまり、辛すぎても、辛さが足りなくてもいけない。味噌汁も、下手が作ると薄すぎるか、味噌の味が勝ちすぎてしょっぱい。それはいただけない。

ところで、我が家にはまだ味噌汁をいれる椀がない。寿司を食べる時に使う醤油皿もない。ぼちぼちと揃えていこうかな。

今日の寿司については、彼女はこんな感想を漏らした。

「バンコクで食べた寿司とは比べものにならないわね。ご馳走になった刺身(盛り合わせ)に入ってたイカも全然違う。」

当たり前だ。値段からして桁が一桁違う。比べることはできない。僕からすれば、全くの別物。今日のは寿司の真似事でしかない。でも、それで十分満足する二人だったことは言うまでもない。

寿司ディナーが終わって、ブログを書いていたら、彼女の友達の男が前触れもなくやってきた。以前、ドイ・インタノンへ僕たちと一緒に行ったカップルの男だけど、最近失恋したらしい。ちょうど切れたばかりのソーダと氷を持ってきてくれたのは嬉しいけど、これで昨日買ったウイスキーの1リットル瓶がほとんど空になるんじゃないかな。彼女もその気で飲み始めたことだし・・・

DSC_0986.jpg


このブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックをどうぞ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村

タイ・ブログランキング

今夜の食卓

12月23日(土)

今夜は彼女の手作りだった。この前のトムチューを喜んで食べたので、また同じようなものを作ってくれた。あとは、豚肉とズッキーニの炒め物。前回はズッキーニではなく、チンゲン菜だったから、似たようなものだ。例によってウイスキーのソーダ割は欠かせない。

DSC_0977.jpg

DSC_0974.jpg

今日はレタスではなく白菜が入っていた。これは今朝、彼女のお姉さんがわざわざ持ってきてくれたもの。彼女たちはBiG-Cのようなスーパーで野菜を買うことがなくて、家の前に売りに来る行商のおばちゃんからいつも買っているらしい。

DSC_0975.jpg

ズッキーニは僕の好きな野菜の一つで、もう5~6日も前に買ったものを、やっと使ってくれた。タイ人はめったにズッキーニを食べないんだけど、なぜかBIGーCでは売ってる。

今月は彼女に生活費を渡してないから、必要なものがあれば彼女が僕に買ってきてくれと言う。今日は、僕が友人の家に行っていたら、彼女がラインで「豚肉とソーダを買ってきて」と言ってきた。ソーダは、もちろんウイスキーを飲むときに使う。ついでに、ウイスキーもなくなりそうだったので買ってきた。これが一番高くついたのは言うまでもない。


このブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックをどうぞ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村

タイ・ブログランキング

言葉が通じない苛立たしさ

12月22日(金)

イラつくのは僕ではない。今日は彼女の身になってこの記事を書こうとしている。
 
というのは、先月下旬に一緒に暮らすようになって以来、今日に限らず、ときどき彼女がイラつくことがある。それは必ずと言っていいくらい、彼女がしゃべるタイ語を僕が理解できない時だ。

今日は、僕が郵便局の場所を聞いたことから彼女の苛立ちが始まった。

「今日どうしても郵便局に行きたいんだけどね。何処にあるの?」

これに対して彼女はすごい早口で「道を出て左に曲がって、それから□〇×▽◇●・・・・」

全然聞き取れないわけじゃないけど、場所を尋ねてるんだから、正確に分からないと意味がない。だから、何度か聞き返した。すると、彼女の表情が一変して、「こんなことも分からないの?」というような顔つきに変わった。

「場所がわからないから聞いてるんじゃないか。そんな早口で言ったって分からんよ。役場の側じゃないのかい?」

「違うよ。◇◇××●〇□・・・」とますます早口になったので、さっぱりわからない。

彼女は明らかに業を煮やして、そのあと「携帯のGPS出してみな!」と言ったのだ。それで言われた通りにGPSで調べたら、すぐに郵便局の場所が分かった。家から車で5分くらい。僕が思っていた役場のそばから、さらに1キロほどまっすぐ行ったところだった。

それにしても、僕は日本人で、タイ語は僕にとっては外国語だ。そんなに上手に喋れないし、聞き取りは読むよりも書くよりも苦手なのだ。自慢じゃないけど、そんな僕に対して普通に、早口で喋る彼女はちょっと意地悪な女にも映ってしまうのだ。

それは冗談だけど、彼女のタイ語を僕が理解できない時は、必ずと言っていいくらい、彼女がイライラしてくるのが手に取るようにわかる。そういうときは、僕は「もっとゆっくり喋ってよ」と言うのだけど、そうすると彼女は全然ゆっくりしてくれなくて、同じスピードか、むしろスピードを上げて同じ言葉を繰り返す。これはイラついているせいだと思う。

もう一つの例。これも今朝の事だった。ただし、郵便局への道を聞いたときのようには彼女はイラつかなかった。

彼女が寝室の横でシャワーを浴びながら、突然何やら僕の携帯のことを質問してきたのだ。例によって早口だった。携帯の料金のことを聞いてるらしいことはわかったけど、内容がよく分からないので「よく分からないな」と言ったら、やっぱり同じスピードで同じことを繰り返した。

ドアひとつ隔てているから尚更分かりにくいので、シャワールームのドアを開けて「携帯がどうしたって言うの?料金のことかい?」と逆に質問してみた。そうしたら、まず彼女は「料金のこと」と、まず短く言った。

次に僕が「料金の何が知りたいの?」と聞くと、彼女は「インターネットと電話の料金は一緒になってるの?」と言うから、「そうだよ。wifiと携帯のネットと電話がこみこみの契約だよ」と答えた。すると彼女は「それが聞きたかったの」と言って会話があっけなく終了した。

何が言いたいかと言うと、彼女がまくしたてるように早口でペラペラ喋るとほとんど僕はわからなくなる。短いやり取りを積み重ねてくれると、何を言ってるのかほとんどの場合理解できる。つまり、彼女はいっぺんに早口で言うから、ぼくの頭が彼女のタイ語についていかないのだ。ひとつひとつ会話を分解して段階的に理解していくと、かなり複雑な内容でもほとんど分かるようになるに違いない。

ゆっくりと段階的に会話するゆとりが彼女にないときは、普通にタイ人と話すときと同じ早口になって僕が理解できず、結果として彼女の方がイライラすることになる。「どうしてこんなことも分からないのよ、あなたは・・・」となるのだろう。

人間の脳は柔軟性があるし学習の能力もあるけど、歳をとると、そのどちらも少しずつ失われていく。だから、テレビを見てても生身の会話でも、外国語のスピードが許容できる範囲におさまっていないと、途端に理解できなくなる。僕の場合は得意だと思い込んでいる英語でも同じこと。要するに若いころに比べて脳の回転が遅いというわけだ。これは外国語に限らないかもしれない。

もし日本語も、スピードが早いと理解できなくなったら?・・・それはきっと、ないね。もし理解できなくなる時があるとすれば、耳が遠いとかいうのは別にして、スピードとは関係ないと思う。しかも、自分で理解できていない事すら分からない。いやだね、そしたら認知症だよね。

このブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックをどうぞ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村

タイ・ブログランキング

今夜の食卓

12月21日(木)

今日は朝早くから、寒さにもめげずに友達とゴルフに行ってきた。相変わらず、ちょっと歩くと左足が痛むけれど、カートのおかげで18ホール回ることができた。

グリーン周りのチップショットとパットだけは、近年まれにみる出来だった。そういうときに限ってショットが全くダメ。引っ掛けてばかり。ふと思いついて、途中からグリップをいつものストロンググリップからウイークグリップ気味に少し調節しただけで急によくなった。ゴルフというのは、ほんのちょっとしたことでスイング自体を変えなくても球筋が変るので、面白い。

それはともかく、昨日の「特別公開・わが家の食卓」が全然手間をかけずにブログを更新できる素晴らしいアイデアであることが分かったので、今日から「特別公開」という、勿体ぶったキャッチをやめて、「今夜の食卓」として紹介しようと思う。

DSC_0942.jpg

昨夜は彼女の手作りだったけど、今夜はすべて買ってきたもの。

DSC_0941.jpg

焼き魚はプラー・タプティムという魚。大きかった。これで140バーツは安い。チェンマイでは、これくらいの大きさになると160~170バーツで売ってるところが多いんじゃないかな。

DSC_0938.jpg

これは豚肉(ムーヤーン)で、肉としてはそれほどいい肉じゃないけど、おいしかった(40バーツ)。上の写真の右側に写っているのはナムプリック・プラーというもので、すり身にした魚が入った唐辛子の料理(20バーツ)。このナムプリックという料理はタイ料理、とくに北タイの料理の基本中の基本の料理。おいしければ、これだけでご飯をたくさん食べることができる。

ところで、今日の総菜は僕がゴルフに行っている間に、彼女がお姉さんと一緒にとなり町に買いに行ってきたもの。家から大体15分くらいのところに店があるらしい。総額200バーツもあれば、これだけの食卓になるわけだ。タイは、お金があれば、いくらでも高くておいしいものを口にできるけど、お金がなくても、食生活には困らない。200バーツもあれば、十分立派な食卓を囲むことができるわけだ。年金生活者にとっては、ありがたいチェンマイだ。


このブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックをどうぞ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村

タイ・ブログランキング

特別公開・わが家の食卓

12月20日(水)

ということで、今夜の食卓。

DSC_0933.jpg

魚の豆腐、卵の豆腐、レタス、それに豚ひき肉を使ったスープ。タイ語だと、トムチューと言うね。白菜が売り切れていたので、レタスを使った。もちろん、彼女が作ったのだ。

DSC_0934.jpg

これは、ベーコンとチンゲン菜の炒め物。牡蠣油を使ってるね。この牡蠣油を使う料理の仕方は、実は僕が彼女に教えたのだ。

DSC_0931.jpg

どちらかというと、僕はトムチューが好きで、彼女は炒め物が好きみたいだ。2人とも好きなのは、ウイスキーかな。このあと、日本酒に切り替えたので、僕はいい気分。彼女は食べた後は、ずっと友達と電話してる。

これはいつものことで、昨日などは、ご飯のあと、2時間くらい電話してた。昼も電話しているから、一日3~4時間は電話で喋ってる勘定になる。僕と話している時間の何倍にもなるね。


このブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックをどうぞ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村

タイ・ブログランキング

口うるさい女

12月19日(火)

彼女と一緒に暮らし始めてほぼ3週間がたった。そのうちの1週間ほどはバンコク旅行だったけど、一緒にいる時間は24時間×20=480時間となる。だいたいこれくらい経つとお互いの性格が見えてくる。

彼女に僕がどういうふうに見えているかは、分からない。僕から見ると、彼女は思っていたのとは違って、えらく家庭的だということのほかに、もうひとつある。それは、割とハッキリと物申すタイプの女だということ。悪く言えば、いろんなことでガミガミと口に出して注意するタイプの女。つまり、口うるさい女。35歳くらい年下のくせに、自分の方が何でもよく分かっているような物の言い方をする。別の言い方をすると、“かかあ天下”の兆候が顕著だ。

たとえば、最近は寒さのせいで、僕はよく大きなクシャミをしたり鼻水が出るんだけど、それにもかかわらず今朝は7時に犬の散歩に30分ほど行って来た。そうしたら、彼女はこう文句?を言う。

「あなたはアレルギー性鼻炎だから、寒い朝は外に出たらだめだよ!どうしても行きたければ、10時くらいになって気温が上がってきてから行きなさい・・・」と、こんな具合だ。とにかく、犬の散歩に出てもうるさいのだ。僕自身は、クシャミや鼻水と、寒さの因果関係は彼女が考えているほどにはないと思っている。その証拠に、今は11時くらいだけど、今朝と何も変わっていない。

夜のお勤めのことも、最近は度が過ぎると思っているらしく、「いい加減、休まないとダメだよ。」と注文を付けてくるようになった。これも、僕の体のことを心配してくれて言っているのだろうとは思う。ここんところ鼻水が出ていることもあって、彼女の忠告どおり、この2日間はお勤めをお休みしている。それでも、「あと2日は休みなさいよ」と、とにかくうるさいのだ。

彼女の口うるさい現状を書き連ねるとキリがない。実は昨日、ペディグリーの犬のエサを初めて買ってきた。「これを鶏肉やレバーに混ぜてやるように」と彼女に言ったら、「犬の大好きな骨のおやつも買ってきなさい。カルシウムがもっと必要だから」と、とにかくうるさい。「はい」の一言ではすまないのだ。ま、よく気が付く女でよかったけど・・・

何かあれば、いろいろと口うるさいとは言え、僕がこうやって2階の寝室でノートブックに向かって書いていると、彼女は階下のソファーに陣取ってケータイでずっと遊んでいる。犬2匹もソファーに一緒にいるから、僕は静かな環境で好きなことをしていられる。

「さっきから何してるの?」とか、僕のしていることにいちいち関心をもつ女ではないから、楽と言えば実に楽な女だ。昼間寝室に入ってくるときも、わざわざドアをノックしてから入ってくる。

要するに、僕のことを色々と心配してくれて口うるさいんだけど、基本的には僕が何をやってもすべてOK。自分はずっと家に居て、犬と一緒にマイペースで生活しますよという、実にありがたい女なのかもしれない。でも、浮気だけは許さないのかどうか・・・それは怖いから試さないでおくことにしよう。


このブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックをどうぞ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村

タイ・ブログランキング

穏やかな毎日

12月17日(日)

おいしいものをご馳走になるために行ったようなバンコク旅行から帰ってきて早4日目。実に穏やかな日常が続いている。

朝は6時か6時半に彼女が先に起きる。彼女が最初にすることは、2匹いる犬のうち、外の檻の中で寝るのが好きな1匹を檻から出してやること。すると、家のリビングで寝ていたもう1匹と一緒に、僕の寝ている2階の寝室の前まで駆け上がってくる。そして僕が起きてくるのを30分でも40分でも、じっとうつ伏せになって待っている。決して吠えたりはしない。

その間に彼女は犬の朝ごはんの支度をする。そして大体7時ごろに僕もベッドから抜け出して寝室のドアを開ける。すると2階の踊り場で待っていた犬2匹が大喜びして一緒に階段を下りて僕の一日が始まる。

僕のすることはリードを付けて犬の散歩。ムーバーンの中を15分くらい散歩する。まだ人があまり住んでないので犬も少ないけど、今のところ全部で5~6匹いる。そのうちの茶色の中型犬の1匹は、なぜかいつも放し飼いなので、僕たちの2匹の犬に近づいてきて遊びたがる。

散歩が終わると、家で待っていた彼女がコーヒーを入れてくれて、そのあと大体8時頃に犬も一緒に朝ごはん。あとは2人で家を掃除したり、洗濯したり。庭の芝に水をやったり。どちらがやるとも決めてなくて、僕がやらなければ彼女が全部やってくれるけど、僕も家事が好きなので、いつの間にか2人してやるようになった。

大体9時半くらいには落ち着いて、あとはテレビを見たり、犬と遊んだり。午後は僕がゴルフの打ちっぱなしに行ったり、ついでに買い物に行ったり。彼女は犬を入浴させたりするけど、大体はテレビを見たりケータイで遊んでいる。彼女はどこにも出かけないし、それで全然飽きないのだという。とにかく家にいることが大好きで、遊びに行きたいとか、外に食べに行きたいとか、今まで一度も言ったことがない。不思議な女だ。

夜は彼女の友達がときどき遊びに来る。だいたい焼き魚とか焼き鳥とか、いろいろ食べるものを持ってくるけど、僕たちの家のビールやウイスキーをしこたま飲む人がいる。この前は女ひとりで来たのに、ビールが6、7本空いた。僕も彼女もビールはそんなに飲まないから、その女友達が3、4時間居座って4、5本飲んでバイクで帰っていった。

友達が来ない時は彼女の手料理。彼女が言う材料を僕がスーパーで買ってきて、彼女が料理してくれる。でも昨日は彼女とお姉さんの2人で出来合いの総菜を買ってきた。豚のカレーやラープ、サラダなど3品買ってきたけど、どれも十分に美味しくて、何と一品たったの20バーツ。これなら食費はほとんどかからないわけだ。夕食をそんな安い総菜で済ませるなら、食費は2人で1か月4~5000バーツもあれば十分かもしれない。これがタイの庶民の食生活なのだろう。

でも、僕は毎日それも嫌なので、自分で料理して彼女に食べさせることもある。大体3日に一度くらいだろうか。今のところ、彼女も日本風だか中華風だかわからない僕の手料理を美味しいと言って食べてくれている。外食は、バンコク旅行中を別にすれば、まだ一度もしていない。とにかく家にいるのが好きな女だ。彼女がこれほど家庭的な女だとは、一緒に住んでみるまではわからなかった。

12月は僕の財布から必要なお金をその都度出している。1月から、2人で決めた一定額を月初めに彼女に渡して、すべての切り盛りを任せるつもりでいる。別の使途に残そうとして、すごく倹約しすぎるんじゃないかと不安もあるけど、とりあえず様子を見てみるつもりだ。


このブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックをどうぞ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村

タイ・ブログランキング

1年ぶりのバンコク

12月14日(木)

先週の金曜日から6日間、彼女と一緒にバンコクへ旅行した。彼女は9月下旬にお姉さんや女友達と車で行ったばかりだが、僕は1年以上バンコクはご無沙汰だった。

旅行の目的は、僕は知り合いの方とのゴルフ、彼女は買い物。今回の旅行は8月に決めていた。もし彼女と一緒に暮らしていなかったら、月に一度の1泊旅行しかしたことがなかったので、初めて長い時間を共有することになるはずだった。

DSC_0882.jpg

まず驚いたのは、彼女は一度も飛行機に乗ったことがなかったこと。チェンマイ空港に入るまで、そうだとは知らなかった。おかげで、彼女は機内持ち込み手荷物の中にソフト・コンタクトレンズの保存液のボトル(残量約120cc)を入れていたので、あえなく没収となってしまった。1本180バーツの損失。

バンコク初日の夜は日本から来ていた知り合いと、バンコクで仕事をしている初対面の日本人男性を交えて4人で食事。その日本人男性は、もう20数年タイで暮らしているので、タイ語は正真正銘のペラペラ。彼女の話すタイ語と全く同じスピードで会話が進み、僕は半分くらいしか分からなかった。

2日目は土曜日だったので、2人でチャトチャックのウイークエンドマーケットへ行った。彼女が欲しいのは着るものばかり。360バーツのジーパンとか、100バーツのシャツをたくさん買い込んでいた。

DSC_0885.jpg

僕はこれと言ってほしいものはなく、彼女について歩くだけ。おかげで痛めている足にかなりこたえた。

DSC_0894.jpg

夜は前日と同じ4人で日本料理。またご馳走になった。日本で食べる刺身とまったく遜色がなかった。さすがバンコクだ。

さて、3日目はいよいよゴルフの日。日曜日という事もあったのだろうけど、チェンマイと違って日本人があんなにたくさんプレーしているとは思わなかった。前の組が打つまで必ずと言っていいくらい待たされるゴルフは、チェンマイではまず経験することがない。まるでひと頃の日本のゴルフ場のような混みようなので驚いた。さすが首都のゴルフ場だ。

ところでゲストの料金は、僕が会員になっているチェンマイのゴルフ場の2倍くらい。日曜日という事もあってカート込みで3000バーツ以上。バンコクのゴルフ料金は年金生活の僕にとってはかなり堪えるというのが偽らざるところ。

その代わり?夜はソンブーンという有名な海鮮料理の店でまたまたご馳走になってしまった。彼女はカニやエビの本格的な料理を食べるのは初めて。いたく感激したせいか、アルコールもしこたま飲んだのだろう、ホテルに帰るとすっかり酔いが回っていた。

4日目もゴルフの予定だったが、足の調子がよくないのでキャンセル。夜は、はじめて彼女と2人だけで食事した。

彼女は何でもいいと言ったけど僕はまた寿司が食べたくなった。チェンマイにはおいしい寿司がほとんどないのだ。2日目に知り合いに連れて行ってもらった日本料理店で食べたら、ビール2本込みでおよそ3000バーツ。チェンマイではまずあり得ない料金と、あり得ないおいしさだった。うまい中トロを口にしたのは、おそらく5年ぶりくらいだろうか。

「こんな贅沢するのは1年に1回だけだからね」と、彼女によ~く念押ししなければならなかった。

ところで僕たちの5泊6日のバンコク旅行、ほかに特筆すべきことがあるとすれば・・・ホテルに泊まったという環境のせいだと思うけど、初日の夜から5泊目の夜まで、毎晩お勤めに励んでしまったこと。でも、3日目の夜は、彼女は酔っていたせいか、全然覚えていないそうだ。チェンマイに帰ってきた昨日の夜も、勢いで励んだので、結局6夜連続という、わが人生にとって20代以来の記録を樹立してしまったのであった。お互い、好き者なんだと思う。

今回のバンコク滞在。僕にとってはチェンマイが恋しく思われたけれど、彼女はバンコクに住んでいたことがあるので里心が付いたようだ。チェンマイよりバンコクの方が住みやすいと言い出した。ダメダメ。バンコクは年金生活者の暮らすところではない。

このブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックをどうぞ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村

タイ・ブログランキング

あなたは楽にしてればいいの!

12月6日(水)

新しい生活は軌道に乗ってきた。はじめの数日は、生活習慣の違いから意見が対立することが色々あったけど、今は“コツ”がわかってきたので言い争いもなくなった。

コツは何かというと、家の中のことは彼女のやりたいようにやってもらって、基本的に僕は黙って見てるだけ。もし彼女の家事が出鱈目で、「とても黙って見ていられない」という女だったら、一緒に暮らしていくのは土台無理だ。愛情があっても、やがて醒めてしまうのは目に見えている。でも、その心配はなさそうだ。

彼女は自分でよく考えて家事をやっている。かなり完全主義的な傾向のある僕の目で見てもほぼ合格ライン。頑固なところもあるけど、僕が彼女のやり方に文句を言うのではなく、「僕の考えを言うよ」と前置きして話しかけると、ちゃんと聞いてくれるようになった。だから必要なときには僕も家事についても少しはアドバイスしている。何でもかんでもタイ人式の生活ではかなわないから、言う時は言う。

昨日のこと。「僕も家事をやるのが好きだから、少しは分担してやった方がいいと思う」と言ってみたら、思いがけない答えが返ってきた。

「あなたは生活費を全部出してくれます。だから、家事は全部私がやるのが当たり前です。お金を出している人にやってもらうのはおかしいことです。もし、私もお金を出しているなら、あなたにも少しは手伝ってもらうのが正しい。でも、そうじゃないでしょ。あなたは自分の好きなことだけやって、楽にしてればいいの。」

なるほど。きちんと理屈を通す女なんだ、と感心した。タイ人の女がみんなそういう考えかどうかは知らない。でも、これはどちらかというと、日本人的な考えじゃないかなと思うけど、どうだろうか。というより、日本人なら女の方がお金を出してなくても、「あなたも少しは手伝ってよ!」と言われそうかな(笑)。

彼女はしばらくは仕事を休んでいるけど、そろそろまた再開するつもりでいるらしい。彼女は自分が働いて得たお金は自分の小遣いとしてキープしようとしているのだろう。それに、近くに住んでいる72歳のお父さんのことや、飼っている犬、ニワトリの世話は全部お姉さんに任せることになったので、少しは金銭的な援助をしようと考えているみたいだ。

要するに、僕たちの生活の費用は全面的に僕の負担になるから、それに見合ったことは、僕の犬の世話も含めて全部彼女がやると決めているわけだ。僕の老後の世話も、彼女が責任をもってやると前から言っていた。

収入のあまりないタイ人の女と、ある程度の収入のある外国人の男との関係性は、だいたいこういうものだと僕は思う。男の持っているお金とのトレードとして女が生活の世話をする。もちろん、“お勤め”も含めて。

もし女が上流階級の娘だったり、十分な収入を得ている場合は、こんなことにはならないと思う。高等教育を受けていない庶民のタイ人の収入は、チェンマイの場合、月に6000~1万バーツ。多くても1万5千まで。とすると、外国人が望むような生活水準にしようと思うと、その何倍も必要だし、快適な生活を男に与えようと思うなら、仕事なんてしてられない。必然的に“専業主婦”になってしまっても不思議はない。だから生活費は全面的に男が負担する。

もし外国人の男からのお金以外に別の収入があれば、それは決して男のためには使わない。これも当たり前のことだ。別の収入がなくても、男のお金の中から親や親戚の援助に支出することは珍しくない。とくにお金に無頓着な外国人の場合は、何に使っているか分からないから、女のやりたい放題となる。必ずしも女が悪いわけではない。野放図な男にも問題がある、と僕は思う。

彼女の場合は、お金の使い方は相当に計画的だ。救命救急センターで看護婦の仕事をしていたことと多少は関係があるかもしれない。いい加減なことをしていたら勤まらない職場だったから。

彼女は最低でも月に5000バーツの貯金をすることを自らに義務付けている。僕と一緒に暮らす前は、それが2000バーツぽっきりだった。その貯金は多分、ぼくには還元されないで、将来別の使途に使われると思う。

お金の問題は、細かなことを言い出せば、まだまだ彼女にも不満はある。手元にあるお金については、いくら計画的な彼女でも、あったらあっただけ使い切るというタイ人らしい金銭感覚はあるようだ。そうだとすると、もし月に一度だけ生活費を渡すとすれば、いくらに設定するかは結構重要な問題となってくる。

お金のことは、また機会あるごとに書いていこうと思う。二人の生活が予想外に早く始まってしまったので、もうお勤めのことはあまり書く気がしない。というより、少なくとも僕はあまり関心がなくなった。生活の中のごく一部という感じ。彼女も同じではないかと思う。密室(モーテル)に通っていた頃と比べると、これまでのところ、二人とも実にあっさりしたものだ。要するに、二人とも、ごくごく常識的な生活を始めたわけだ。

でも、一日に一回は彼女にLINEを送る。別々に暮らしていた時のような長ったらしいものではなく、「愛してるよ」と短く。すると彼女は僕の方を見て、ニッコリとほほ笑んでくれる。またノロケになってきたようなので、今日はこの辺で。


このブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックをどうぞ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村

タイ・ブログランキング

一緒に暮らしてみて分かること

12月5日(火)

僕はもう60代半ばだから、これまでに一緒に暮らしたことのある女を数えるには片手の指を全部使わなければならない。

それは必ずしも結婚ということでない。付き合った女の数では勿論ない。それを数えるのは難しい。数が多いということもあるけど、すでに忘却の彼方にいる女もいるので、正確に思い出すのが困難だということ(笑)。

少なくとも1年以上一緒に暮らした女の内訳を言うと、日本人4人、タイ人1人となる。

20代以降これまでに暮らした5人のことをツラツラ思い出してみると、付き合っていたときと、一緒に暮らし始めたときのギャップを感じた女は、タイ人の1人を含めて皆無。つまり、デートを重ねたりしていた頃に思っていた性格や行動の癖は、一緒に暮らしてもそのままだったような気がする。特段のサプライズはなかった。

ところがである。3年半付き合ったあと、先週から一緒に暮らし始めた今の彼女は、これまで僕が彼女について抱いていたイメージとは異なる性格を現し始めた。一緒になった初日から露わになった彼女の“本性”とは...

こう書くと、タイ人女性に共通した問題点があるに違いないと思う人もいるだろう。それが分かる人は、「タイ女に関してのプロ」かもしれない。正直に言うと、初日は焦った。彼女にこんな性格が隠されていたのか、と愕然としたからだ。

それは一言でいうと、「相手に合わせることをしないで、強く自己主張する」という性格だ。だから、どうでもいいような小さな事で喧嘩が始まる危険性がある。事実、一触即発の危機は初めの3、4日は毎日のようにあった。

こんな抽象的なことを書いても誰も理解できないと思うから、例をあげよう。

引っ越し初日に洗濯機を設置した。洗濯機が置ける場所は家の中にはなくて、台所の外にある。それは構わないのだけれど、その場所の近くには電気のコンセントがなかった。何処から洗濯機に電気を供給するか、それをめぐって彼女と僕は全面対決することになった。

彼女は、電気コンセントが洗濯機のそばにないことを全然気にしなかった。家の外には、玄関の横の駐車スペースのところに1か所コンセントがある。彼女はそこから延長コードを使えばいいじゃない、と言った。

10メートルくらいある。しかも直線じゃない。僕はそんなことをするのはあり得ないと考えた。地面に這わすか、壁に沿わすかは別にして、とにかくあり得ない。プロが工事するならわかるけど、外に常設する洗濯機に延長コードをダラダラと10メートルも使うことは、僕の美学にとってはおかしいことだ。

それを却下したところ、彼女は次に「台所の中のコンセントを使えばいいじゃない」と考えた。これはコードの長さが3メートルくらいで十分だから、可能性はある。でも、台所には窓がある。延長コードがあると窓をピチっと閉められない。かと言って窓枠を少し削ってコードを通すことはよくない。借家であっても、タイ人はそんなことは気にしないかもしれないが、僕の常識からすると容認しがたい。延長コードはどうやっても流し台の上を通過する。でも、彼女はそれでもいいと言う。

僕が反対すると彼女はムキになった。こんなに頑固な女だとは想像してなかった。でも、ふと気づいた。彼女は、仕方がないから長い延長コードを使う案を出したり、コードが窓を通過する案を出したのだろう。それに対して僕は文句を言っただけと思ったのだろう。彼女は不愉快になって、声を荒げんばかりになった。僕が何を考えているか、まだ分からなかったのだと思う。

とにかく彼女も僕も両方とも不機嫌になった。口げんかの寸前。他人が見れば、もう既に口喧嘩だろう。僕は台所の壁に穴をあけて、電源コードを通し、外にある洗濯機の横にコンセントを新たに設置すればいいとすぐ思った。でも、それにはプロを呼んで工事することと、家の所有者の許可がいるだろう。だからすぐには実現しない。

今のところは、洗濯機を使うときだけ台所の窓を1センチくらいあけ、延長コードが流し台の中央を通らないようにして使っている。当座はそれでしのげる。つまり、彼女の第2案を採用して、それを僕が少し改良した。

これはほんの一例だけど、生活上の様々なことで彼女と僕は随分と考え方が違う。何事もきちんとしなければ気が済まない僕だが、彼女は言ってみれば“何でもあり”だ。良く言えば融通むげだ。

この“何でもあり”というのはタイ人の女に共通している特徴の一つだと思う。日本人にはめったにないように思う。いや、日本人の女にもあるのだろうけど、僕が出会わなかっただけかもしれない。そして頑固。

そんなことよりもっと驚いたのは彼女の金銭感覚だ。ふつうのタイ人の女と彼女は違うと思っていた。でも、この期待は見事に裏切られたと言わなければならない。これについては、日を改めて詳しく書くことにしよう。

誰かが言っていたけれど、男と女は一緒に暮らしてみなければ見えてこないことがある。それは、どこかへ遊びに行ったり、レストランで一緒にご飯を食べたり、ホテルでお勤めに励んだりしているだけではわからない。

僕は60年以上生きてきたから、少々問題のある女でも時間が少し経てば落ち着いて対処できるようにはなってきた。でも生活というのは毎日のことだから、あまりにもギャップがあれば、早期の破たんが待っているだけ。

さて僕たちは...?

彼女に関しては、どうやら“初期の危機”は脱することができた。彼女は想像以上に頑固な女だったけど、タイ人らしく、機嫌はすぐに戻る。あとに引かない。

彼女は毎朝、まだ暗い6時には起き出して、ひとりで犬の世話と掃除をやり始める。僕がベッドから抜け出すのはそのずっとあとだ。

彼女は僕が想像していたのとは全然違って、まるで日本人のよくできた女のように家事をきっちりやる。僕は何も口出す必要がない。いや、口出ししなければ、全部彼女は自分で考えてやってくれる。料理はあまり期待していなかったのに、十分にうまい。

今朝のノロケは、これぐらいにしておこう。


このブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックをどうぞ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村

タイ・ブログランキング
プロフィール

Niyom

Author:Niyom
身を削って過ごした30余年のサラリーマン生活にピリオド。ここチェンマイに移り住んでからも、楽しいこと辛いこと、いろいろとありました。でも、それは全部過去のこと。人生、どこまでリセットできるものなのか、自ら実験台になって生きています。

最新記事
最新コメント
フリーエリア
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
QRコード
QR