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2つのブログ

2月15日(木)

かなりの数の読者がすでに気付いていると思うので、ここらでハッキリと書いておこう。

先月末に、「昔話に花が咲く」という記事を投稿した頃から、「ひょっとしてチェンマイからブログを発信されていたウサギさんじゃありませんか?」というような内容の非公開コメントが何人かの方から届くようになった。

前のブログをやめた理由の第一は、亡くなった妻のことを書くことがあまりにも辛くなったからだった。僕のことを最後まで愛し続けてくれた妻を思うことは、ある意味では甘美な記憶を呼び覚ます営みだったが、同時に、もう取り戻すことが不可能な時間へとワープすることも意味し、僕の胸をひどく締め付けた。

前のブログでは、チェンマイに移住した頃の家づくりのことや、乳癌を患う妻の事をよく書いた。その3人の連れ子の事も頻繁に書いた。時々はチェンマイの案内になるような記事も書いた。もちろん嘘は書いてないが、家族のことを書くときは若干の誇張や脚色は施した。個人のブログとは言え、人に読んでもらう以上は読みやすく、しかも面白く読んでもらいたいと考えたからだ。

その基本的な考えは、文体が若干異なるとはいえ、この「チェンマイ楽々日記」にも引き継いでいる。ただ、前の生真面目一辺倒のブログとは違って、「面白半分に書くブログ」として、今の彼女との「お勤め」のことを中心に、フィクションとも、ノンフィクションともつかない異色のブログ作りを試みようと思い立ってはじめたものだ。

ところが新しいブログを書くうちに、ひょんな出来事(まだ事実は何も書いてない)があってから彼女と同居する事態になったり、「お勤め」以外のいろいろな出来事も守備範囲にしてみようとなってきた。

そうすると、純然たる創作でない限りは、亡くなった妻のことにも触れないわけにはいかなくなるわけだ。いや、触れなくてもいいのだけれど、そうすると、今の彼女に関しても「核心的なこと」が書けないことに気づいた。それもあって、「昔話に花が咲く」と題して亡くなった妻のことを書いた。いったんそうすると、もう止まらないわけだ。

事実に基づかない“架空の出来事”を書くことは最も難しい。その才能は僕にはない。だから、このブログもほとんどは事実がベースになっている。その路線でいくと、「面白半分」のつもりだったものが、だんだんと前のブログのような「生真面目なブログ」に近づいてくるのは必然だったような気がする。


※前のブログは「楽園づくり~わが家のチェンマイ移住日記」という題名で、2011年6月から2017年6月までのちょうど6年間続けた。今も閉鎖はしていない。

では、前のブログに覚えがあるという人はポチっとお願いします。覚えのない人は、どうしようもなく暇なときに覗いてみてください。
(うさぎ&Niyom)


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非公開コメント

No title

そうだったのですか。ぼくの大好きなブログでした。(ぼくもほぼ毎回コメントを入れさせていただきました。)

おっしゃるように、文体がまったく異なります。人格的にもまったく違う方のようであり、あのうさぎさんと同一人物であられたとは。

でも、こうしてまた才筆、健筆を拝読することができるのは大きな喜びです。

Re: No title

P-takさん、こんにちは。

> おっしゃるように、文体がまったく異なります。人格的にもまったく違う方のようであり

失礼ながら、少し笑わせていただきました。僕が多重人格だったとは、自分では知りませんでした。

ところで、2つのブログを交差させると、色々なことが書きやすくなります。家の事とか、バカ娘の事とか(笑)。

No title

正直言って、がっかりした人も多いかと思います、と同時に男ならしょうがないのかなとも思いますが、同時進行っていうのは、やはり、いただけないのでは。

Re: No title

いちたいさん、こんにちは。

> ・・・やはり、いただけないのでは。

公人でもない僕が、見ず知らずの人から私生活について注意されるというのは、
いかにも“ネット社会”ならでは。言い方に節度さえあれば、それもいいんじゃないでしょうかね。

No title

初めまして、丸山と申します。 私はチェンマイには1993年から時々出張で行っており、2000年から駐在員として工業団地に勤務していました。2013年に日本に帰任し、定年後の現在はバンコクで働いています。貴殿のブログを見させていただいていて、奥さんがガンで逝去されたとの事で、もしかしてうさぎさん?という感触を持っていました。やはり、そうだったのですね。これからも楽しいブログ期待しています。

Re: No title

丸山さん、こんにちは。

> 奥さんがガンで逝去されたとの事で、もしかしてうさぎさん?という感触を持っていました。

両方のブログを読まれた方は、おそらくピンときますよね。2週間前の記事は、そのつもりで書きました。

日本での定年後も、タイで役に立つ専門性を持っていらっしゃる方は、正直言って羨ましく思います。ますますのご活躍をお祈りします。

No title

やはりそうでしたか。
ただチェンマイには日本人も多いから同じ境遇の方も見えるだろう程度にしか考えていませんでした。

楽園づくり~

こんにちは
タイ関係のブログに興味を持ち、いくつかに絞って拝見させて頂いていたブログのひとつでした。 昨年の六月六日の休止案内の後は覗きに行ってませんでした。  再開をちょっぴり待ってもいました。
今回、つながりがあることに気づきました。 気づくのに遅いですねー。

Re: No title

alfaさん、おはようございます。

前のブログも目にされたことがあるんですね。ちょっと家族の内情を晒しすぎでしたけど。

Re: 楽園づくり~

longatayasianさん、こんにちは。

> 再開をちょっぴり待ってもいました。

ブログを書くことは、一寸ボケ始めている?自分にとってメリットがあります。書き始めると、僕の場合は何も考えずに勝手に言葉が走り出すので、暴走することも多いですけど・・・

> 今回、つながりがあることに気づきました。 気づくのに遅いですねー。

基本的には、相方の女性のことやその関係者について書いていますので、前と路線は同じと自分では思ってます。懲りずにお付き合いください。

そうでしたか

うさぎさんのブログも昔拝見しておりました。

最近自分のやる仕事が多くて、ブログは精読できていなかったので、
関連性には思いも及びませんでした。

どうも私は初心者向けのコメントをしてしまっていたようですが、
他の方の参考にでもなっていれば幸いです。

1つしか無い自分の人生なので、それぞれが精一杯生きるのに
文句は言いませんよ。

今後もブログ読ませて頂きたいと思っております。

Re: そうでしたか

ナイアンプアさん、こんにちは。


> ブログは精読できていなかったので、
> 関連性には思いも及びませんでした。

そうりゃそうです。とくに僕のブログは、“読む人の立場にたって簡潔に書く”ことをさぼってますからね。

> 1つしか無い自分の人生なので・・・文句は言いませんよ。

文句は直接僕の家に来てどうぞ(笑)

> 今後もブログ読ませて頂きたいと思っております。

ありがとうございます。一生懸命、他のブログとは一線を画する独特の“官能路線”を追求したいと思います(笑)

うーん、やられた

うさぎさんでしたか。僕も前のブログが休止になったことを残念に思っていました。まるで、一回転生して、フットワークが軽くなり、自由な感覚を手に入れたような書きぶりで、楽しませてもらっています。
いやあ、面白い。

Re: うーん、やられた

kodekさん、おはようございます。

> 一回転生して、フットワークが軽くなり、自由な感覚を手に入れたような書きぶりで

ほんとに転生できればいいですね。重く引きずることもありますが、何分よろしく。

No title

前のブログを50回分位拝見しましたよ、数年で小説のような波乱万丈で驚きました。

一方の私の日本での生活は特筆するような事は無く、セミリタイアしながらバンコクに最近は年間100日余り飛び飛びで滞在する位が関の山です。

長女の前彼の交通事故では、タイの警察は本当にあてにならないと思いましたが、このケースでも民事訴訟しないのでしょうか?

相手が任意保険に入っているのであれば、もっと違う展開があってもよさそうな気がしますが、所詮別れた前彼ですから余り深入りするのも考え物ですね。

もっとも貧しいタイヤイですと弁護士を雇う金もないようですから貧乏でいるという事は発展途上国では人権も尊重されないのが現実でお気の毒です。

ジャジャ馬長女(失礼)のその後も気になりますから、気が向いたら差し支えない範囲で続報お知らせください。

最後に飲む・打つ・買うの男の三拍子はどんどんするべきです、ただし自分がコントロールできる範囲でという条件付きですが、、、。

それから男女の事は世間の常識等法律に触れない範囲であれば気にしる必要は無いと思いますよ。



Re: No title

AAAさん、こんにちは。

> セミリタイアしながらバンコクに最近は年間100日余り飛び飛びで滞在する位が関の山です。

結構な日数ですね。バンコクには彼女は一人だけですか(ニヤリ)?

> 長女の前彼の交通事故では・・・
> 相手が任意保険に入っているのであれば

いや、保険に入っていて、警察に保険会社の担当者がやってきました。じゃじゃ馬自身がバイクの後ろに乗っていて、事故に巻き込まれたときは、相手は保険にはいっていませんでした。偉いさんの息子でしたけど。

> 発展途上国では人権も尊重されないのが現実でお気の毒です。

それはありますね。差別だ!と叫んだってこれはどうしようもありません。

> ジャジャ馬長女(失礼)のその後も気になりますから

そのうちに。

プロフィール

Niyom

Author:Niyom
2012年、60歳でチェンマイへ移住。2017年にタイ人の妻を病気で亡くした後、愛人だった若いタイ人女性と再婚、前妻が可愛がっていた小さな犬2匹も一緒に暮らしている。

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