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“じゃじゃ馬”娘から電話がきたけど

2月24日(土)

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久しぶりに“いきなり写真”で始めてみよう。これは昨夜の食卓。珍しく僕が準備した。

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彼女は「おいしい、おいしい」と言って食べてくれたんだけど、それはいいとして、僕が台所で腕をふるっているときにケータイが鳴った。

彼女が、「T(じゃじゃ馬娘のこと)からじゃないの?」と言って、ケータイを台所に持ってきた。でも「忙しい、忙しい」と言って取り合わなかった。どうせお金の無心に決まってる。こっちはまさにステーキを焼いてる最中だから、フライパンから目を離すことはできないのだ。

着信音はかなりしつこく鳴っていたけれど、無視した甲斐あって、やがて静かになった。

次はステーキを食べてるときに襲ってきた。今度はどうする・・・数秒思案した挙句、取らない理由が見当たらなかったので、取った。

「オトサン、オトサン、2000バーツ振り込んでちょうだい!」

キタ、キタ、キター!イキナリ、2000バーツ振り込めと来たもんだ。イキナリ、ステーキを食べてるときに来たもんだ。

「おい、挨拶くらいしろよな!」とは言わなかったが、

「それは何に使うお金?」と聞いた。当然だ。

「電気代の請求が3000バーツ以上来た。すぐ送金してちょうだい。すぐ払わないと、電気止められちゃう。どうすればいいの?ワタシはお金がないの。だから毎日毎日仕事してるのよ!」

ケータイからは“じゃじゃ馬”の大きな声が、真向かいに座っておいしいステーキを食べている彼女に丸聞こえだ。彼女は右手を横に振っている。つまり、「お金をやるな」と言うことらしい。しかも、声には出さないで「コーホック(嘘)」と唇で僕に話しかけている。

何でも彼女の言いなりだから、僕はその通りにした。

「ダメだよ。次から電気代くらい自分で払えよ。4人とも仕事してるんだろ。それに電気代が3000バーツ?何だそれ。先月の倍以上じゃないか」

「弟が家に友達呼んで来て、クーラー点けっぱなしにしてる。だからオトサン払いなさい」

念のために解説しておくと、“じゃじゃ馬”とは、亡くなった妻の長女。妻のために建てた家は遺言によって現在は僕の名義になっているが、住んでいるのは、じゃじゃ馬(21歳)と正体不明の男(たぶん恋人)、次女(20歳)とその旦那さん(22歳)と3歳の男の子、そして高校2年の日本国籍のある男の子の全部で6人。

6人のうち、娘2人とそれぞれのパートナーの男は仕事をしている。つまり4人には、いくらか知らないが収入がある。僕はTrueの多チャンネルテレビの代金、wifiと常設電話の代金、そして電気代のうち1000バーツを毎月払ってあげてる。そのほか、家の維持に必要な費用と、家にいる大型犬ラッキーのエサ代を出している。それから、高校生の男の子の学費、生活費は250ccのバイクのガソリン代を含めて、十分なお金をあげてる。

電気代は、これまで大体1500~1600バーツだった。わが家の600~700バーツに比べるとべらぼうに高いが、家が大きいから仕方ないと思って支援してきた。でも3000バーツ以上と言うのはちょっと変だ。

僕が2000バーツの送金を断ったものだから、じゃじゃ馬は「オトサン、ワルイ!」と悪態をついて電話を一方的に切ってしまった。

電話が終わると彼女が口を開いた。

「電気は、3か月以上払わない場合しか切られません。Tの言ってることは嘘です。それに毎日仕事してると言いながら、『お金がない』というのも嘘でしょう。電気代が3000バーツというのだって、怪しいものです」

僕は、すぐに次女の旦那に電話してみた。いつも電気代を払いに行くのは彼だからだ。でも、電話に出なかった。

そのあと1時間くらいしてから、次女から電話がきた。

「オトウサン、さっき電話したでしょ。」

「うん。今どこにいるの?」

「まだ仕事中だけど、もうすぐ終わる。」

「電気代の請求書ある?」

「家にあるけど」

「いくら?」

「3300バーツ」

「ほ~う。何でそんなに高いの?」

「よく知らないけど、T(姉)は弟のせいだと言ってる」

「わかった。」

「はい。オトサン元気?」

「うん。あんたは?」

「元気」

「じゃあね」

これでオシマイ。妹は事も無げに「3300バーツ」と言ったけど、僕に「払って」とは一言も言わなかった。妹はまだお金の無心はしたことがない。僕は先月分の電気代として1000バーツを今月になってから直接旦那に手渡した。ひょっとして、まだ払ってなかったのかもしれない。それで2か月分が合算されている可能性はないかな?

とにかく真実を確かめたいので、高校生の男の子に「今月の電気代の請求書の写真をLINEで送れ」と要望した。そうしたら、先ほど「3300バーツ、もうお姉さんの旦那さんが払ったと言ってるよ」と返事がきた。

何だか訳がわからないね。僕は1週間に2回くらい前の家に帰って、家の荒れ具合のチェックと、犬がちゃんと食べさせてもらってるか確かめてる。誰もやらないので、庭に水を撒くのも僕の仕事だ。一昨日帰ったときは電気代の請求書は見なかった。

とにかく“じゃじゃ馬”には困ったものだ。先日も「毎日仕事してるのに、お米を買うお金がないから送金して!」と言ってきた。「仕事がないからお金がない。だからお米も買えないの~。助けて~」と普通は言うもんじゃないだろうか。

もちろん、“じゃじゃ馬”には送金したことは一度もない。



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No title

Niyomさんの前のブログのその後の事情がよく分かりました。

それにしても血の入っていない3人の子供の面倒を見るのは大変で、特に長女をジャジャウ馬と言いたくなるのはよく分かります。

この先も面倒を見なければいけないようですから、大変ですね。

特にタイ人のメンタリティーは、金を持っている人間に金を出させるのは当たり前ぐらいに思っている方が多いので(無論そうでない方もいます)、20年前に初めてタイに来た時は私も驚きましたよ(笑)。


Re: No title

AAAさん、こんばんは。

> この先も面倒を見なければいけないようですから、大変ですね。

彼女は「もう面倒みるのは、やめなさい」とハッキリ言いますね。電気代も払うのはおかしいと。みんな仕事してますから。

「高校生の男の子は、日本では僕の養子だから、捨てることはできない」と、これは僕もハッキリ言ってます。
でも娘2人は赤の他人ですから、いつでも放置できます。

Tさん

美しく、けっこう貴兄に甘えていた(貴兄を操縦するのに長じた)方だったように記憶します。

奥さまとの「バイブレーション」のご様子、大いに勉強になります。

次女の方は前ブログにはあまり登場されなかったように思います。(幼かった頃の二人のお嬢さまが前の奥さまと再会なさる場面は強烈に覚えていますが。)

Re: Tさん

P-takさん、こんばんは。

> 美しく、けっこう貴兄に甘えていた

そのとおりですね。男を操る術を心得ていますね。でも金の無心は亡くなった妻もしなかったです。


> (幼かった頃の二人のお嬢さまが前の奥さまと再会なさる場面は強烈に覚えていますが。)

すごい!それを前のブログに書いていたんですか?書いて無ければ、こんなコメントはあり得ませんよね。
2004年9月8日のバンコクの空港(当時はドンムアン空港)での出来事でした。

No title

かなり前に、「味噌汁にトマトケチャップを少量入れるとコクがでて美味しくなる」とコメントした787です。
今も子供さんたちと交流があるみたいで安心しました。
ところで長女さんの元カレで、交通事故で大けがをした青年はその後どうなりましたか?
気になっていましたので、よろしくお願いします。

Re: No title

787さん、おはようございます。

> 「味噌汁にトマトケチャップ...

覚えてます。まだ試してませんけど。

> 長女さんの元カレ

事故からだいぶ経ちました。歩けず、食べられず、喋れず。当時のまま。時々入院する事があると聞きました。じゃじゃ馬は、ごくごくたまに見舞いに行くことがあるようです。

2004年9月8日のバンコクの空港

あのときのお三方のそれぞれのご様子、そして、それをみる貴兄のまなざし、さらにはオーキッドの香り立つバンコクの空気感のようなものまでがたいへんな才筆で描かれていました。

その一つとして、二人のお嬢さまの反応の違いが見事に書き分けられており、強く記憶に残っています。




No title

先日のコメントの続きの様な話ですね。
これを考えるとおっしゃられた通りかもしれませんね?
しかし私は、相手の連れ子がここまで成長するまで生きていることはない様な気がしますし、これも解りませんが相手に先立たれることもないでしょう。
少ない遺族年金で、一つのタイ人家族が救われたらいいかな程度に考えています。

Re: 2004年9月8日のバンコクの空港

P-takさん、こんにちは。

いつ書いたのかと思って調べたら、去年の5月中旬でしたね。2004年の写真も載せてました。
まったく記憶にないくらい、あの頃は異常な心理状態にあったのでしょう。
だから、妻の過去のことまで書いたんだと思います。

Re: No title

alfaさん、こんにちは。


> 相手の連れ子がここまで成長するまで生きていることはない様な気がしますし

ということは、もうお相手が決まりかけているという風に読めますね。

> 少ない遺族年金で、一つのタイ人家族が救われたらいいかな

遺族年金は、子ども(外国人の養子も可、もちろん日本国籍なくても可)がいると、いないときの倍くらいになります。ただし18歳まで。

No title

今日は
ジヤジヤ馬さん困りものですね 一時母と離れて生活したとかそれで
まだ脛が残っているのかな、私の性格だと20過ぎたら人を頼るな突き返しますそれが良いかどうかわ分かりませんけど、よほど困っていればの話助けますが、人生なるべくなら人に頼らず生きたいです。

Re: No title

傳刀さん、こんばんは。

> ジヤジヤ馬さん困りものですね・・・人生なるべくなら人に頼らず生きたいです。

自分から家を出て、たまに帰ってくるとお母さんと喧嘩ばかりしていた長女。「オトウサン」と呼んでるけど、僕は父親ではない。やはり絆は希薄だったのでしょう。小賢しい小娘に騙される僕でもないですから(笑)。
プロフィール

Niyom

Author:Niyom
2012年、60歳でチェンマイへ移住。2017年にタイ人の妻を病気で亡くした後、愛人だった若いタイ人女性と再婚、前妻が可愛がっていた小さな犬2匹も一緒に暮らしている。

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