FC2ブログ

お勤めの代償

10月2日(月)

僕は金儲けには興味がない。そういう人間はだいたい賭け事もきらい。実際に金儲けできるかどうかは別にして、よく金儲けのことを考える人は賭け事も好きみたいだ。

彼女はいつも金儲けのことで頭がいっぱいだ。お勤めの最中はさすがに考えてないように見えるけど、終わった途端に頭が切り替わるらしい。ぼーっとしてるように見えたので「どうしたの?くたびれちゃったの?」と聞いたら、「〇〇のこと考えてるの」。

〇〇は何のことかよくわからない。タイ語だからますます分からない。またお金のことだと言うことだけはすぐ分かった。彼女はいつものように僕に一生懸命説明しようとした。でも右手をあげて制した。長いお勤めの直後にややこしい話をされても頭がついていけるはずがない。こっちこそ、ぼーっとしてるんだから。

金儲けと言えば、彼女は宝くじが大好きだ。買ってるとこを見たことはないが、お姉さんがそう言ってた。「自分は全然興味がないのに、この子はいつも宝くじのことばかり気にしてる」って。少しあきれた表情で言ってたから、きっと相当の入れ込みように違いない。

昨日もそうだった。午後4時前、走行中の車の中でずっとスマホを見てるので、何見てるの?って聞いたら、やっぱり宝くじの結果を調べていた。タイの宝くじは毎月1日と16日が抽選日。この2日間は彼女に限らずタイの女性たちは午後から忙しい。友達や親戚と情報交換するのに忙しいのだ。

彼女が夢見ているのはもちろんこれだ。

1505052815368.jpg

ちょうど3,000,000バーツある。タイの宝くじは2枚セットで売られてるから、もし1等が当たれば6,000,000バーツが手に入る。日本に比べると金額はめちゃ低い。それでも、金儲けに興味のない僕でも欲しいに決まってる。だからこの写真は大事にキープしてる。

彼女はそんな夢のようなことより、数千バーツでいいから一度当ててみたいと思ってる。毎月2回、2枚づつ買ってると本人は言ってるけど、これまで一度も当たったことがない。それくらいの枚数だったら、めったに当たらない。最低でも一回に20枚くらい(800バーツ)買ってれば、2000バーツが当たる確率は急上昇するはず。でも、大金が当たらない限り損するのは当たり前。たくさん買った人がみんな儲かったら、宝くじなんて成立しない。

昨日、密室で彼女が考えていたのはどうやら宝くじのことではなかった。

晩ご飯を食べてるとき、また彼女は僕に何やら説明し始めた。「今の仕事では全然将来が見通せないから、友達とでも手を組んで商売か何かしたいんだけど・・・・」そこまでは分かったが、そのあとはチンプンカンプン。彼女は僕と話すときも、タイ人と話すときのように早口で喋る。時々分かったふりをするのがよくないんだろうけど、さっぱり理解できないことも多い。昨日もそうだった。

僕自身は今は年金で食べてる。国家の一大事にでもならない限りは一生食べて行けると思ってる。それは本当は勘違いの一種だと言うことも分かってるけど、それしか方法がない。それか、一念発起して・・・待てよ、待てよ!そうか、彼女と一緒に商売するくらいの体力は残ってる。頭脳はとっくに使い果たしてるけど、単純作業なら体はまだまだ使える。あのお勤めができて、このお勤めができないはずはない!

そう気がついた僕は、今朝のLINEの時間にこう書いた。「僕が手伝えることがあったら、何でもしてあげるから遠慮なく言ってね。」
そしたら、すぐ返事が返ってきた。「言ってねって・・・?もう昨日あなたに言ったじゃない。でもありがとう!」

僕は未だよくわからないでやり取りしてる。ひょっとして彼女が昨日言ってたのは、何かにお金を出してほしいという事かもしれない。彼女が僕の奥さんになるとしても、やっぱりお勤めの代価は高くつくようだね。555

このブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックをどうぞ

タイ・ブログランキング

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Niyom

Author:Niyom
2012年、60歳でチェンマイへ移住。2017年にタイ人の妻を病気で亡くした後、愛人だった若いタイ人女性と再婚、前妻が可愛がっていた小さな犬2匹も一緒に暮らしている。

最新記事
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
検索フォーム
QRコード
QR