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女の子と昼まで寝てるなんて、それでも高校生か!

3月5日(月)

部屋の鍵を取り出して、カチャっと、ドアをそ~っと開けたら・・・

僕は亡くなった妻と住んでいたサラピーの家へは週に2回くらい帰っている。何をするためかというと、家の中の様子を点検することと、犬がちゃんと生きてるかどうか、それからもう一つは、荒れに荒れている庭の手入れだ。1回の滞在は1時間か2時間くらいだが、これを欠かすわけにはいかない。

とくに庭は、ゴミを平気で捨てたり、それを犬のラッキーが齧ってバラバラに散乱していたりする。それよりも何よりも、誰一人として芝生や木に水をやる人がいない。だから僕が行って水を撒かなければならない。

土地の権利は、ゆくゆくは3人の連れ子たちに行くんだけど、誰一人として庭を綺麗に保とうとはしない。家屋は僕のものだけど、ものすごく汚れている。この3か月で大荒れだ。


DSC_1627.jpg


今日はお昼の12時前に着いた。去年、車の代わりに息子に買い与えた250ccのホンダのバイクが、いかにも無造作に玄関前に止めてあった。だから家の中にドラ息子が居ることはわかった。

「どうして平日なのに家に居るんだ!学校はどうなってるんだ!」

僕は、そう怒鳴る用意をして家に入った。そして自分の部屋の鍵を取り出した。最近は、息子は夫婦の部屋を占領している。

鍵を開けて、一歩か二歩足を踏み入れた途端、ドラ息子がすっ飛んできた。僕を押し戻そうとするので、

「何だよ、それっ。何があるんだよ」

僕は、息子がクスリでもやってるんじゃないかと一瞬身構えた。そうしたら、

「女がいるんだよ」

「な~んだ、女か」

17歳の高校2年生が、部屋に女を引き入れて、昼まで寝てるってわけだ。クスリよりはマシだな。

そうと分かったら、一応は奥のベッドの方へ眼をやって確かめた。女の片足が見えている。足の裏が少し汚い。それくらいは、ま、いいか。男より女の方がまだマシか・・・。

「おいっ!お前、学校はどうしたんだ?」

女が寝ているからと言って、声を潜めるような僕ではない。

息子との会話はだいたいオール日本語だ。タイ語を使ってもいいが、息子は僕のタイ語が酷いと言ってバカにしたことがある。発音が悪いんじゃなくて、言葉使いが乱暴なんだそうだ。「ヤクザの言葉みたいだ」と言われたが、何のことだか意味がわからない。

「お前の日本語よりはマシだ!」

と、僕は応酬するのが常だった。けれども、今は会った時は日本語しか使わない。LINEの文字の会話は、日本語、タイ語、英語が、お互いにその日の気分によって入り乱れている。

僕が庭に水を撒いていると、いつの間にか息子は女の子を連れて自分の小さい部屋に移っていた。女の子も、いつまでも僕と亡き妻の使っていた大きなベッドに寝ているのはマズイと思ったのだろう。というか、昼まで寝てるのを目撃されたから、バツが悪かったに違いない。

「お前、学校はどうした?」

「もう終わった。今日から休み」

タイの学校は、今頃から5月中旬まで長い夏休みだ。だからと言って、昼まで女と寝ているのはいただけないね。


家に帰ってから彼女に報告すると、

「あらま。女がいるから、いつも『お金頂戴』になるんじゃないの。あなたも17歳のころは、そんなだった?」

「あり得ないね。ガールフレンドもいなかった。それに女と寝たのは23歳のときが最初だった。」

「自分でお金を稼げないくせに、女と寝るなんておかしいわ・・・」

彼女も、随分と古風な考え方をするもんだなと思って聞いていた。「お前も息子と同じで、『お金頂戴』じゃないの?」と内心では思いながら・・・(笑)

息子は別れ際に、こう言った。

「背が伸びたから、着られる服が2着しかないんだけど・・・」

確かに伸びた。172~3センチくらいになっただろうか。17歳になったばかりだから、まだまだ“伸びしろ”はありそうだ。しょうがないから、服を買うお金くらい振り込んでやるとするか。とりあえず1着250バーツ、3着分でいいかな。


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ご子息なら無理もない

魅力にあふれたご子息ですので、オンナが放っておくはずもありませんね。でも貴兄の部屋に連れ込むのはOBかとも。

Re: ご子息なら無理もない

P-takさん、おはようございます。

母親とは性格が全然似てません。育ての親(僕)にも似てません。
プロフィール

Niyom

Author:Niyom
身を削って過ごした30余年のサラリーマン生活にピリオド。ここチェンマイに移り住んでからも、楽しいこと辛いこと、いろいろとありました。でも、それは全部過去のこと。人生、どこまでリセットできるものなのか、自ら実験台になって生きています。

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