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彼女の実家はこんな家だった

3月11日(日)

今日は珍しく、彼女と僕はお昼前から離れ離れになった。。僕は日本人の友達3人とゴルフ。彼女は彼女で、前からの予定があって、友達とどこかへ遊びに行った。場所は分からない。帰ってくるのは午後10時を過ぎるそうだ。深夜帰宅は初めて。

今朝、彼女の母方の実家のあるシーサケットから家の写真を送ってきた。

1520773241440.jpg

よく聞いてみると、まだ改築工事は始まっていないようだ。基本プランとしては、1階の吹き抜けの場所を壁で囲って、ちゃんとした床を設け、それらしいリビングスペースにしたいらしい。

この写真を見ると、確かに古めかしい。昔の日本の山間部にある小学校の校舎のミニチュアみたいだ。これを見たときは、「うわー、これなら改築じゃなくて、新しい家を建ててあげた方がいいんじゃないだろうか」と思った。イサーンなら、こんな家でも上等かもしれないが・・・

それで僕は彼女に聞いた。

「敷地が広いんだったら、改築じゃなくて新築した方がいいんじゃないの?僕の家が売れたら、100万バーツくらいなら出してあげてもいいよ」

そうすると彼女は、

「ちょっと待って。今、考えるから。」

イサーンのお母さん(すでに亡くなっている本当のお母さんの妹)のために100万バーツを投入するかどうか、彼女は思案中という訳だ。そして5分くらい考えてから結論を早くも出した。早すぎるけど。

「いいえ、新築しなくてもいいです。そのかわり、20~30万バーツ援助してくれますか?」

僕はすかさず聞いた。

「つまり、キミは将来イサーンに住むつもりはないということなの?もし僕がいなくなったらイサーンに帰るのなら、新築した方がいいかもしれないよ」

「いいえ。ワタシはチェンマイにずっと暮らします。イサーンに住むつもりはありません。ここの方がいいです。」

あれれ、ついこの間は、5年位でイサーンに帰りたいと言ったのを聞いたような気がする。僕の聞き違いだったのかな?

こういうことは、タイ人の場合はよくあることだ。「前は、こう言ったじゃないか!」などと追及してみても全然意味がない。今言ってることがすべてなのだ。過去は過去、今は今。分かりやすいと言えば分かりやすいが、まわりの人間は振り回される。だから何でも、話半分に聞いた方が身のためだ。

要するに、イサーンの(義理の)お母さんの家は改築してあげたいけど、それは自分や僕が住むためではない。自分たちは、あくまでもチェンマイで最後まで暮らすつもりだということ。今日はそれがはっきりした。やれやれ、ひと安心だった。

でも待てよ。20~30万バーツ、まだ一度も会ったこともない親戚のために出せるかな・・・?


昨日の朝、彼女は泣きながらいろいろと僕に話をした。そのとき、ついに本音が出たのを僕はちゃんと聞いていた。

「アナタは前の奥さんのために、〇百万バーツもかけて、大きな家を建ててあげたでしょ。百〇〇万バーツの新車も現金で買ってあげたでしょ。奥さんの3人の連れ子のために、たくさんのお金を使ったでしょ。でも、アナタはワタシのために何をしてくれたの?」

「お姉さんが乗ってる車(名義は彼女)は、25万バーツの中古を月賦で買ってくれた。(お父さんの住んでる)実家の壊れたトイレを直してくれて、台所を新しく作ってくれて(しめて7万バーツ)、死んだお母さんの借金(5万バーツ)を返してくれて、私に全部で数千バーツの服を買ってくれて・・・それだけでしょ。結納金だって、あなたはまだ払ってないんでしょ。結納金って、普通はいくらですか?」

確かに言われてみればそうだ。あまりにも差があり過ぎる。前の奥さんにはたくさんのお金を使ったのに、彼女には少ししか使ってない。お金がある程度潤沢にあった6年前と、今では全く状況が違うこともある。でも、彼女の気持ちはよくわかる。彼女の本音だ。そのことを、僕はもう少し気にするべきだった。

昨日の朝彼女が言ったことは、思い出してみると非常にわかりやすいことだった。彼女にとってみれば、“自分の価値はそれだけなの?”となるわけだ。

彼女が出かけて家にいない今、一人で色々考えてみると、彼女は何一つ無理難題を吹っかけてきていないことがよく分かった。本当に愛してるというのなら、もう少し彼女の気持ちに寄り添ってあげなければならないと思う。



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No title

その代わりに奥さんには、将来の年金制度の事はあるが、死ぬまで遺族年金は保証されるからそれを計算すればすごい金額になるという事は、タイ人には理解しがたいかな?先の500万バーツより、今日の目の前の20万バーツかな?
これは私も経験しそうだったから切実に思います。
そんな話はされましたか?
明日からバンコク行きです。駐在で来てた娘も丸3年で帰国、今生の別れをしてくるつもりです。

Re: No title

alfaさん、こんばんは。

> 死ぬまで遺族年金は保証されるからそれを計算すればすごい金額になる

理論的にはそうです。でも、まだ保証はされていません。その話は今朝もしましたが、彼女にとっては全く眼中にないようでした。無理でしょう。そんな、いつかは分からないような先の話は。僕が先に死ぬということも、決まった話ではないです


> 駐在で来てた娘も丸3年で帰国、今生の別れをしてくるつもりです。

何をおっしゃる。いつでもその気になれば、会えるじゃないですか・・・いい娘さんがいて、いいですね!

彼女は何一つ無理難題を吹っかけてきていない

イサーンのおばさんの家は、イサーンに良く有るタイプですね。
少し古いけど、まあ昔は標準的な家だったというところでしょうか。

とてもよく似た感じの家をイサーンの田舎で見た事があります。

本当にお金が無い家は、もっとみすぼらしい家に住んでいるので、
そこまででは無いという印象です。

1階の部屋の増築も良く有るパターンですね。

控えめな要求しかしていない感じですが、この様子だと、
そのうち、イサーンでは無く、

チェンマイに自宅が欲しいと言い出しそうなので、用意しておかなくては?かも。

Re: 彼女は何一つ無理難題を吹っかけてきていない

ナイアンプアさん、おはようございます。

> 少し古いけど、まあ昔は標準的な家だった・・・

イサーンの田舎(街から30キロ)だったら、そんな感じですかね。


> チェンマイに自宅が欲しいと言い出しそう

半年以上前に、「家を建てるのが結婚よりも先です」と言ってました。結果としては結婚が先になりました。チェンマイは土地が値上がりしていますから、土地だけでも早く買っておいてほしいというのが彼女の思いです。

いい家です

この家は、昔からたっている、普通の家だね。
田舎では、中の上の家だね。
田舎では、お金が出来たら、少しずつ、家らしくしていきます。
この家なら、一階の壁、窓、扉をつけて、床をタイル張りにして、いちよう完成です。
門、塀も欲しいでしょう。見栄えで、ペンキ塗りもしたいでしょう。
家の天井もつけたいでしょう。
キリがないです。
100万バーツもあれば、 立派な家が建ちます。我が家は、100万バーツほどですから。
日本人が住めるレベルの家です。
ただ、環境で住めるか?
妻の家は、バラックのような家でした。
30万バーツもあれば、充分な改築ができます。大丈夫でしょう。

Re: いい家です

スモール明さん、こんにちは。

>田舎では、中の上の家だね。
>田舎では、お金が出来たら、少しずつ、家らしくしていきます。

イサーンの田舎の実家は農業なので、土地だけはかなり広いそうです。
30万でそれなりのいい家に変わるのなら、分割でもいいから、出してあげた方がよさそうですね。
彼女のメンツも立ちますし。

どうやら彼女にとってはチェンマイに居る実の父親よりも、イサーンの母方の親戚の方が大事なのでしょうね。

父親と母親に10万づつ!

タイ人の親への感謝の気持ちは、日本人の感覚では理解できないぐらい大きいですよね。

従って、親にせっせとタンブンするのは、タイでは当たり前の事(つまり義務)として考えられているのだと思います。

日本人の女の子が、結婚すると他の家に行ってしまって、実の親の面倒をみようなんて少しも思わないのとは大違いの文化ですね。

何度もいいますが、タイ人に渡った金は、もらったタイ人が「これで何を買おうか」と、札束の顔を見ながら考えるので、あまりキリキリしても結局なるようにしかならないと思います。

多額の現生は、人の(特にタイ人の)心をおかしくすることがあるようですし。

普段見ない額の現生の顔を拝むと、人が変わってしまい、それまでは品行方正な旦那だと思ってまとまった仕事を任せたのに、急にその札束を持ち逃げして、妻子も放り出して他の女に走った男を知っています。

あまりタンブンに回されるよりは、チェンマイに土地でも買っておくのも良いかも。

タイの土地は値上がり傾向のようですし。

ただ、家と違って土地は彼女の名義にしか出来ないのがネックと言うか、思案のしどころかもしれませんが。

Re: 父親と母親に10万づつ!

名無しさん、こんばんは。

ハンドルネームで結構ですので、お名前を書いていただけると嬉しいです。

> タイ人の親への感謝の気持ちは、日本人の感覚では理解できないぐらい大きいですよね。

ですね。
プロフィール

Niyom

Author:Niyom
身を削って過ごした30余年のサラリーマン生活にピリオド。ここチェンマイに移り住んでからも、楽しいこと辛いこと、いろいろとありました。でも、それは全部過去のこと。人生、どこまでリセットできるものなのか、自ら実験台になって生きています。

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