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婚姻届けを出してきた

5月31日(木)

先日書いた通り、日本側でも正式に、つまり法的に夫婦になるよう、今朝チェンマイの日本総領事館へ行って婚姻届けを出してきた。

午前10時過ぎに行ったのだが、領事館に入ると中には誰一人いなかった。これはシメシメだ。彼女もそう思ったに違いない。もし日本人やタイ人がいれば、歳の差カップルだからそれなりに目立つはず。そんなことは誰も気にしないと思っても、僕の方はやっぱり気になった。「見て見て、僕の奥さんは若くてこんなに可愛いよ!」と思えればいいのだけどね。

日本の婚姻届出用紙に記入するのは10数年ぶりだった。昨日領事館へ用紙をもらいに行ったとき、「記入例」という一枚紙をくれたので、それが非常に役立った。それを参考にしながら、今朝行く直前に記入した。

2枚の用紙に同じことを手書きで記入しなければならない。限られた時間で急いで記入すると、どこかに記入漏れや間違いが生じる。案の上、かなりの個所に記入漏れを指摘されただけでなく、本籍地を間違えて書いた。「三丁目1番」と書かなければいけないところを、「三丁目15番」と書いてしまったのだ。住所が「3-1-15」だったのだ。

せっかく戸籍謄本を取り寄せたのに、それを見ないで書いたのがいけなかった。記憶と言うのはかくもいい加減だ。訂正するには修正液ではダメで、日本は本人の訂正印を押さなければならない。僕のハンコは実印ほどではないけど、結構大きいものだから、数字が読みづらくなった。戸籍謄本をわざわざ海外から取り寄せているんだから、それを見て本籍のある役所で訂正しろよと思ったけど、やっぱりダメなんだね(笑)。タイだったら、修正液が使えるのに。

実は前日のうちに記入できなかったのは、夕食の時、彼女と喧嘩したからだ。理由は息子に関係がある。

息子の新しい高校では今週の土曜日に制服や教科書を受け取り、写真撮影もある。本人と保護者が一緒に行かなければならない。そして来週の月曜日から授業が始まる。だからそれに間に合うように、土日のうちにアパートへの引っ越しを終わっていることが望ましい。それで僕たちは週末にいろいろと必要なものを買いそろえたり、仮押さえしているアパートとの正式の契約を済ませたり、いろいろと忙しい。

僕は当然彼女も手伝ってくれるものと思っていた。ところが、彼女は土日に仕事をすると昨夜急に言い出した。しかもキャディーのアルバイトではなく、お姉さんと泊りがけで仕事に行くというのだ。「週末は息子を家に泊まらせたらどうか」とまで言い出した。父子水入らずで過ごせ、ということのようだ。

僕たちの週末のスケジュールを知ってから、急に仕事に行くと言い出すのは変だ。それもそんなに遠くない場所なのに、どうして泊りがけで出かける必要があるのか疑問。僕は「そんなことだったら、明日結婚届を出すのはやめるよ」と強く言い放った。彼女はまともに僕の顔を見ないで、怪訝な顔をしたまま黙っている。それを見ていると、ますます疑心暗鬼が高じてきた。これまでも何度もあったが、また繰り返しだ。きっと僕も同じように怪訝そうな顔だったにちがいないが。

息子が新しい門出をするという、まさにその時に家を空けることはないだろう。そう思うと、だんだん腹がたってきたので、これまで口にしたことのないことまで思わず出てしまった。

「結局キミは僕のことを愛してないんだね。義理の息子とはいえ、僕の息子なんだよ。その大事な時に、どこかへ行ってしまって手伝わないというのは理解しかねる。君はたった1000バーツの仕事のために、僕たちと行動をともにしないと言う。1000バーツと 僕たちと、一体どっちが大切なんだい?それで僕の妻と言えるのかい?」

彼女はそうまで言われても黙ったままで、目がどこを見ているのか分からない。不愉快に感じていることは明らかだが、何を考えているのかは想像できなかった。よく見ると、困ったと言うよりも、「あなた馬鹿じゃないの」と顔に書いてあるようにも思われた。そして暫くたってから表情一つ変えずに口を開いた。

「ワタシはそういう性格の人間なんだから仕方ないわ」

彼女とは今朝まで口をきかなかった。いつものように、朝になると僕の方は機嫌が直ったので、婚姻届けを記入し始めた。そうしていると彼女が部屋に入ってきて、「何書いてるの?」と聞くので内容を説明し、2枚の用紙にサインさせた。「もうすぐ日本領事館へ行くから用意しろよ」と言うと、彼女はやっと嬉しそうな顔をした。

それにしても、婚姻届けを出すギリギリの、最後の最後までよくもまあ揉めるものだと、我ながら少しあきれている。これでは先々がますます思いやられると普通は考える所だが、僕の今の気持ちはその逆で、もう日本側の婚姻届けを出してしまった以上は、そうそう簡単には別れられなくなったと思っている。つまり、これで諦めがついたと言うべき心境だ。

これだけの歳の差結婚というのは、若い者どうしの結婚とはまったく違うイベントだ。「諦めがついた」というのも意外と正直で、それはそれでオツなものかもしれない。しかし、相変わらず自分は「彼女じゃなくても、いくらでも相手はいるよ」と勘違いしているから、おめでたい。いや、金さえあればという条件をクリアできれば、もし70を過ぎたとしても全然勘違いではなかろう。


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とにかく 御目出度うございます

日本の婚姻御目出度うございます。

実はうちも年の差婚なので、あちこちの店などで、「娘さんは・・」なんて言われますが、それはそれで良いものです。

タイ人の奥さんは、切れやすいので注意が必要ですし、色々な方の話を聞くとかなり当たり外れも有るようですが、いずれにしろ、末永いお幸せをお祈りいたします。


ちなみに、うちも数少ない?当たりだと思っております。(^^)

Re: とにかく 御目出度うございます

ナインプアさん、おはようございます。

ありがとうございます。今年になってから何回も「おめでとう」と言われているようで、気恥ずかしくもあり、嬉しくもありです。でも、そう言われるのはこれを限りにしたいものです(笑)。

> タイ人の奥さんは、切れやすいので注意が必要です

そうなんですよね。ところが彼女は時々不機嫌にはなりますが、まだ一度も切れたことがないです。そういう性格のようです。前妻はよく切れました。モノが飛んできたことは何回も・・・

> ちなみに、うちも数少ない?当たりだと思っております。(^^)

それはいいですね。こちらは2回続けての“当たり”を狙っていますが・・・当たりは当たりでも、当たりの中身が全然違うようです。詳細は、いつか本文で。

タイ女性は頻繁に切れますよね。

毎回楽しく読まさせて頂いております。日本に妻の居る駐在員ですので、タイの女性をフェーンの関係を3ヶ月程度のスパンで入れ替えしております。とにかく約束を守らない、謝らない、お金が欲しい時だけすごく甘えて来る。まぁそこが可愛いんですけどね。一人の女性を正式な奥様に迎えられている事に尊敬の念を抱いております。これからも頑張って下さい!

Re: タイ女性は頻繁に切れますよね。

シュールさん、こんにちは。

> フェーンの関係を3ヶ月程度のスパンで入れ替えしております。

超羨ましい。でも3か月は短くないですか?経験的には3人くらいと同時のほうがいいかも・・・

>お金が欲しい時だけすごく甘えて来る

まったく同じですね。僕の胸に人指し指で触ってATMのボタンを押す真似をします。お金の無心を断ると不機嫌になりますが、これは万国共通だと思います。
プロフィール

Niyom

Author:Niyom
2012年、60歳でチェンマイへ移住。2017年にタイ人の妻を病気で亡くした後、愛人だった若いタイ人女性と再婚、前妻が可愛がっていた小さな犬2匹も一緒に暮らしていたが・・・

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