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ついに出た!“別居”案

11月18日(日)

昨夜のことだった。彼女はまさか想像もしていなかったことを口にした。お勤め開始の直前だった。

「バンコクに仕事に行ってもいいかしら?」

「え?」

「キャディーやってもあまりお金にならないし、景気は落ち込む一方だし、バンコクで働けば何とかなるかもしれないわ」

「へえ、バンコクで何やるの?」

突然のことだったので、内心では仰天したが努めて平静を装った。

彼女は5年前に僕と出会う少し前までバンコクで働いていた。イサーン地方のシーサケットという町の高校を出た後、バンコクに出て看護師の研修を受け、准看護師の仕事に就いた。19歳の時だ。3年ほど大病院の救急で働いたが、あまりにも忙し過ぎて疲れた。

病院をやめて、バンコクで製造業の会社に再就職した。今もその会社には元の上司がいるので、頼めばまた働かせてくれるかもしれない。バンコクだけは景気がいいから、ほかにも就職口を見つけるのは難しいことではないかもしれない。少なくとも今のキャディーの収入よりは多い。そして、もう一つの大事な目的があるようだ。

「会社に入れば銀行のローンが借りられるの。そうすればチェンマイに家を建てられるわ。キャディーのままでは難かしそうだから・・・」

なるほど、僕のお金に頼らずに家を手に入れるにはバンコクに出稼ぎに行くのが手っ取り早いらしい。どこまで本気かは分からないが、そこまで考え始めていることは確かだ。でなければ、全くの冗談でそんなことは切り出さないだろう。

「バンコクに行くということは、僕たちは離婚するということかい?」

「いいえ、別れません。私がバンコクで仕事をするだけです」

「ということは、僕はこのまま此処にいるわけ?」

「もちろん、あなたはチェンマイです」

「ということは、愛人を作ってもいいということだね!」

僕の会話は、どうしてもそちら方面に行ってしまう。僕にしてみれば冗談半分というやつだが、文字通り半分は本気が含まれる。よくもまあ世間では嫉妬深いと言われているタイ人の妻に向かって、平然と“愛人”(キック)という単語を口に出せるものだ。僕も相当に度胸が据わっているのか、相手を舐めているのか・・・それとも、本当は相手に舐められているのか?

「それは絶対に認めません!」

彼女の一言で会話は途切れた。そのあとは言わずと知れた男女の営みに突入した。3日連続だった。彼女は朝が早いので、事が済むと二人ともすぐに寝入ってしまった。

(続くかもしれない)


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別居?

奥さまなら、バンコクの男ども(特に金満家の日本人駐在員連中)が雲霞のようにアプローチしてくることでありましょう。

別居でそれぞれがアバンチュールというのも悪くありませんね。

Re: 別居?

P-takさん、こんにちは。

> 奥さまなら、バンコクの男どもが雲霞のように・・・

5年前ならいざ知らず、30路ですから無理でしょう。

> 別居でそれぞれがアバンチュール・・・

アバンチュール・・・懐かしい単語です。もし彼女がバンコクに行ったら、僕は翌日にはアバンチュールとなりますね。彼女もそれはよく分かってるから、出稼ぎ構想は脳内妄想でしょう・・・???

おはようございます。

私が奥さんの友人なら今のまま同居するのが1番良いとアドバイスしますね。
バンコクに出てもそれほど給与も期待出来ないですし、生活費で大半のお金は消えるでしょうね。

後、30歳の女性ならまだまだ世の男性から魅力的に見えますね。
寂しくなって男を作る可能性は十分にあります。

Re: タイトルなし

八兵衛さん、こんにちは。

> バンコクに出ても・・・生活費で大半のお金は消えるでしょうね。

本人もそう言っておりました。家賃を含め生活費が二重にかかるのが難点だと。

> 男を作る可能性は十分にあります。

その点はお互い様ですね(笑)。彼女はバンコクが好きなのと、友達がたくさんいるので、ちょっとだけ考えたのかもしれませんね。まだ本気ではないようですが・・・でも女心ですから、今後どう展開するか分かりません。
プロフィール

Niyom

Author:Niyom
2012年、60歳でチェンマイへ移住。2017年にタイ人の妻を病気で亡くした後、愛人だった若いタイ人女性と再婚、前妻が可愛がっていた小さな犬2匹も一緒に暮らしている。

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