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誰しも見えない自分の姿

11月20日(火)

昨日、日本から来た友人とゴルフをした。彼と一緒に回るのは5か月ぶりのこと。キャディーは僕の彼女とその友達。彼女が僕のキャディーになるのは実に1年半ぶりくらいだった。

ときどき冗談半分で「たまには僕のキャディーをやらないか?」と持ち掛けても、「夫婦喧嘩になるからダメです」と断られ続けてきた。どういう心境の変化があったのかは分からない。彼女が僕のキャディーをやるとチップ代が節約できる。でも彼女にチップが入らないということは、家計にとってはプラスマイナス・ゼロだ(笑)。

日本の友人はだいたいみんな僕よりも上手い。とくに彼はショットが安定していて大概どのホールもパーか、たまにボギーだ。バーディーも時々ある。僕もパーは出るが、最近は18ホールのうち良くてもせいぜい3つか4つくらいだ。ゼロの日もある。大体はボギーかダブルボギーと相場が決まっている。大たたきもある。バーディーとは半年くらい無縁になっている。

どのホールも見事にまっすぐTショットを放つ友人に対して、僕は全く安定性がない。何ホール目かで、素振りをしている僕に彼が近づいてきて、意を決したようにアドバイスしてくれた。

「見てると、バックスイングの時、利き腕の肘が体から離れるのが早すぎます。肘は開かないで、できるだけ地面の方を向いている方がミスショットが少ないですよ・・・」

ゴルフをやらない人にはサッパリわからないだろうが、僕はその言葉を聞いてハッとした。自分では肘の角度に気を付けてクラブを振っているつもりだったからだ。自分の意識の通りできているかどうかは、自分自身ではわからないものだ。何事においても。

彼のアドバイスの通り、利き腕の肘を途中までできるだけ体から離さないように気を付けたら、それまでと全く違う球が出始めた。僕の全盛期の球筋だ。しかもドライバーだけでなく、すべてのクラブがいい弾道で飛び始めた。パーを増産するところまではいかなかったが、自信をなくしていた自分が嘘のように、途中からショットに不安を感じることなくプレーすることができた。たった一言のアドバイスのお陰で。

「一言アドバイスを聞いただけで、次のショットからすぐに結果が出せるというのも、大したものですね」と、思わず自画自賛してしまうくらい劇的な変化を実感した。彼も同意したのかどうかは分からないが、ニッコリと笑っていた。

彼も大したものだ。僕にアドバイスしてくれたあと、彼自身も肘の動きを意識して打つようにしたという。すると元々良かったショットが更に良くなった。他人へのアドバイスによって自分自身をも戒めたのである。これは中々できることではない。「人のふり見て我がふり直せ」を実践したわけだ。

しかし、さすがの彼も昨日はバーディーが出なかった。18ホールのうち少なくとも5~6ホールはピンの近くにつけたバーディー・チャンスが訪れた。ところがパットが惜しいところで決まらない。ホールの僅か1センチ手前で止まったパットもあった。

もしバーディーが出たら、1ホールにつき100バーツのチップを追加すると彼は宣言していたから、キャディーは相当期待したと思う。結果は残念ながらゼロに終わったのだが、それでも紳士の友人は100バーツを加算してチップをあげたらしい。それも中々できることではない。

これまで一緒に回った人からアドバイスを受けたことは何度かある。プロでもないのに、まるでレッスンをするような態度で延々と講釈を垂れる人もいた。しかもその日まで知らない人だったのに。昨日の友人のアドバイスはまさに効果できめん、値千金。ここ1年くらいの不振の原因が肘にあったのかもしれない。

ゴルフに限らず、持つべきものは“よき友”だ。ちょっと持ち上げすぎか・・・(笑)


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プロフィール

Niyom

Author:Niyom
2012年、60歳でチェンマイへ移住。2017年にタイ人の妻を病気で亡くした後、愛人だった若いタイ人女性と再婚、前妻が可愛がっていた小さな犬2匹も一緒に暮らしている。

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