FC2ブログ

“月給”は何に使われていたのか

最近は、僕と彼女は別々の部屋で寝ている。朝早く仕事に出掛ける彼女が僕の睡眠を妨げないようにとの配慮から、はじめは彼女自身の意思で別々にした。それでも、彼女が5時とか6時にシャワーを浴びていると、その気配で僕も目を覚ますことが多い。

今朝は早朝から雨だった。でも彼女にはお客さんからの予約が入っていた。この雨の中をバイクでゴルフ場に行かなければならない彼女が可哀そうに思えたので、僕はパジャマ姿のまま車を運転してゴルフ場まで送った。実は、僕の車で彼女が出勤したのは、今日がはじめてのことだった。これはどういう事かというと、僕たちの関係は決定的に破綻したわけではないことを表している。

さて、お話は昨日の続き。

主として金銭問題で僕たちは大きな岐路に立っている。1年8か月前に一緒に暮らし始めてから、毎月決まった日に、欠かさず一定額を“月給”として彼女の口座に振り込んできた。月給には僕たちの家賃や食費、光熱費、生活用品代のほか、お姉さんが使っている乗用車や彼女の新しいバイクの月賦代、ガソリン代や薬代などが一切含まれている。

ところが、洗剤やトイレットペーパーなどの日常生活用品はいつも僕が買っているのに、ガソリン代や薬代などを含め、ここ数か月は、必要なお金を彼女は月給から出さなくなった。だから最近は、その分をきちんと記録して月給から差し引くようにした。当然だ。

そして昨日書いたように、家賃は滞納寸前、電気代も期限までに支払われなくなった。さらに彼女は、今年になってからだけでも、都合10万バーツほど僕から借金した。これまでに返済されたのは4万バーツで、まだ6万バーツ未返済だ。それなのに、先月さらに10万バーツ貸してほしいと言ってきて、僕の堪忍袋の緒は切れた。

お金の使途について、彼女がどこまで真実を述べているか、それは僕にもわからない。でも、これまでの曖昧な説明とは少しちがう、ある程度は信ぴょう性のありそうな話を今月に入ってから出してきた。

まず親戚への援助。イサーンの母親に毎月1万バーツ。チェンマイの父親に5000バーツ前後。父親と一緒に住んでいるお姉さんに3000バーツ。つまり月給の中から2万バーツ近くが親戚への援助に使われている。これは亡くなった前妻が毎月実家に仕送りしていた額の3倍以上になる。

そして、最も僕が疑っていた使い道。それは(地下の)宝くじの購入と、「シェア」と彼女たちが呼んでいる投資だ。それらの額は変動するので明確には言えないようだが、毎月5000バーツから7000バーツくらいと彼女は言う。どこまで信用できるか、それはわからない。もっと使っている可能性は大いにある。

とくに「シェア」という投資は、その正体が僕には今だにわからないが、賭博の一種と考えた方がよさそうだ。なぜなら、投資した額が安全とは言えず、損をすることもあるらしいからだ。宝くじは当然、すべて損をしていると思われる。

これらの話から判断すると、僕が彼女に渡している“月給”の半分以上は、僕たちの生活のためではなく、彼女の親戚の生活や彼女の趣味のために使われているということになる。しかも最近は家賃や電気代までもがそれらの目的のために消えているようだ。

彼女が夕食のために市場で買ってくる総菜は、せいぜい1日100バーツか150バーツくらい。1か月5000バーツ以下であることは間違いない。彼女が浪費している宝くじ代より少ないかもしれない。しかも、彼女は夕方友達と一緒にご飯を食べたりビールを飲んだりしてから市場に寄って家に帰ってくることが多い。だから、晩御飯は僕一人きりという日も多いのだ。

こんな生活状況にどこまで耐えられるか、それは僕の忍耐力にもよるけれど、もう限界だと言うことは率直に彼女に告げた。当然、「離婚」という言葉も2か月以上前から使っている。

反省点はある。それは月給がはじめから多すぎたのだ。だから、宝くじをたくさん買ったり、博打のようなものに手を出したり、これまで毎月2000バーツしか仕送りしていなかったイサーンの母親に、その5倍にあたる1万バーツを仕送りするようになった。きっとイサーンの実家の勤労意欲は相当に下がったに違いない。もっと早くに知っていれば、すぐにやめさせたはずだ。ごく最近まで彼女は秘密主義を通した。お金に関して前妻がガラス張りだったのと好対照と言うべきだろう。

彼女はお金の浪費をすぐやめると言い出した。今の仕事をやめてもっと安定した仕事を探すとも言いだした。必要ならバンコクに行って職を探してもいいと言い出した。外国に出稼ぎに行くことも考えていると言い始めた。どれもこれも口先だけかもしれない。もし離婚しなければ、結局は僕からのお金を頼るつもりなのだろう。

日本もそうだが、タイでも“妻の座”は結構強い。法律的には保護されている。浮気でもしていれば別の話だが、離婚したくても、本人が同意しなければなかなか難しい。2人の間に子供がいないのは幸いだが、そもそも結婚したことが間違いだったのかもしれない。一緒に住むだけにしておけばよかったと思う。しかも彼女自身は僕に結婚することを要求したわけではなかった。僕が彼女を説得してやったことだから、自業自得ではある。

当面の対策として、8月分として彼女に振り込んだ月給は、これまでの半分にした。彼女は同意したわけではないが、反対してもどうしようもない。その代わり、毎月の家賃は僕が直接払うことにした。だから、賭博性の高い趣味にお金を使ったり、親に過剰に仕送りしなければ、十分にやっていける額だと思う。それに彼女自身働いているから、多くはないがそれなりの収入はあるのだから。

で、離婚の話を進めるかどうか・・・・?先日その話を切り出した時、彼女はまたまた金銭の話を持ち出してきた。もし離婚するなら、まとまったお金が欲しいのだと(笑)。僕はテーブルを思いっきり叩いて怒った。何が原因でこうなっているのか、あまり自覚していないようだ。

甘いようだが、少し様子を見てみようとは思っている。本当にお金の浪費をやめるのかどうか。というより、月給が少なくなれば、その効果で無駄遣いは減るだろう。そして、主婦としての役割を半分くらいは果たそうとするのかどうか・・・犬の世話を前のようにきちんとやってくれるのかどうか・・・おそらくは無理だろう。すぐ元に戻るだろう。9割以上、僕はあきらめている。僕の老後の世話なんて、彼女はできないだろう。というより、彼女に世話される老後を想像することができなくなった。

僕もそれほど馬鹿ではない。次の人生の一歩をすでに踏み出そうとしている。その点はぬかりない。彼女も気づいている。それでも僕はまだ彼女に対する愛情が残っているし、彼女も離れたがっていない。どういう形で決着するのがいいか決まらないまま、しばらくは不安定な状態が続くだろう。それもまた、色々な女性に囲まれて生きてきた僕の人生の一コマだ。

亡くなった前妻は、天国できっと大笑いしていることだろう。

(7月31日、12時30分)

スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

感情の相違?

1年8ケ月ですか、
残念ながら彼女は結婚の意味を理解してなく、過去の経違からしてATM感覚は今後も続くと思います。
niyomさんが次のステップに行くなら、健康な内に結論を下さないと
老後の安心に期待が持てませんよ、確かに彼女の介護姿は浮かびません。
しかし離婚も色々大変そうですね。
暫くは訪タイ出来ませんが、何れお会いしましょう。

No title

長らくお休みされていたので何かあったのでは?と心配しておりました。日本人旦那とタイ人奥さんのカップルはプラチンブリにも何組かおられますが、奥さんたちはたいてい友人たちと昼間から宴会の毎日で週末は旦那を誘って日本料理、国内小旅行というパターンですね。旦那さんからもっと節約しろと言われたら店を出すのでお金を下さいというのが決まり文句のようで、旦那さんからしてみれば商売の経験もないゆえ失敗するのが目に見えているため聞く耳を持たないとおっしゃってました。奥さんに渡す給料は月5~6万バーツらしく、外食費や旅行のお金は旦那さんもちだとか。一般ワーカーの月給が1~2万バーツなのにやはり奥さんに渡すお金が多すぎるのではないかと個人的には思います。しかし使途不明金が発覚したのは痛い話ですよね。僭越ですが、新しい彼女を探されたほうが良いと思います。

Re: 感情の相違?

のり3さん、こんばんは。

> 過去の経違からしてATM感覚は今後も続くと思います

私もそう思ってます。彼女だけの責任とも思えませんが、愛人(キック、またはミアノイ)のままの方がいい関係が続いたでしょう。私のミスですね。まだ終わってませんが。

> 暫くは訪タイ出来ませんが、何れお会いしましょう。

その頃は、誰と一緒にいるか、楽しみにしていてください。彼女とそのままだったりして(笑)。いずれにせよ、1人でいるという選択は私の場合はありえませんが。

Re: No title

シュールさん、こんばんは。

> 奥さんに渡す給料は月5~6万バーツらしく、外食費や旅行のお金は旦那さんもちだとか。

チェンマイの場合は、持ち家がある場合は月3~4万というのが相場のようです。私たちの場合は借家ですが、彼女にとっては不相応の金額を渡していたということです。だからギャンブルのようなものに嵌ってしまったのです。彼女一人の責任だとは思っていません。

> 僭越ですが、新しい彼女を探されたほうが良いと思います。

その点はブログにも書きましたが、今月に入って覚悟を決め、ぬかりなく行動してますので、ご安心ください(笑)。これも将来のための自己防衛です。外国で悲惨な老後を迎えるのは、誰しもイヤですからね。自分のお金は、基本的には自分の幸せのために使えばいいのだということを今回は学びました。そのお金が欲しいだけの相手かどうか、見極めはとても難しいですが。

No title

お久しぶりです。
大変な状況になっておられたんですね。
私も同じような状況で半年付き合った彼女と今月初めに別れました。結婚を切り出したら親戚がややこしいことに気付かされ、何のために結婚するのか考えさせられました。なかなか当人同士だけの問題ではないですね。

シェア

いろいろ思うことがあります。

ただ、「シェア」というのが、
日本の昔にあった「頼母子講」みたいなものかもしれないと
チッラッと思いました。

もっとも、頼母子講も、韓国あたりでは、
かつて大統領夫人を巻き込んだ大惨事にはなりましたが。

適度に息抜きをされてください。

Re: No title

alfaさん、おはようございます。

> 私も同じような状況で半年付き合った彼女と今月初めに別れました

ということは、お金の問題ですかね。私の場合は6年越しの付き合いなので、もうすこし早く気づいていればよかったかなと反省中です。お勤めに集中し過ぎたのかもしれません(笑)

Re: シェア

ぐうたらのシニアさん、おはようございます。

> 日本の昔にあった「頼母子講」みたいなものかもしれない

貧乏人がお金を出し合って助け合うということですかね。彼女の場合は月に数千バーツどころか、数万バーツつぎ込んだ形跡もあるので、助け合いなんてものじゃないような気もしますが。金儲けしようとして大損したのでしょう。

No title

帰国して半月経ちました。
貴ブログ、久々の更新でしたが…奥様に対する金銭面での「不信のとき」が訪れていたとは。
で、気分を損ねたniyom様がもう次の方を“準備”とは全く驚きましたが、解決を焦らず「長考」された方が良いと思います。
なぜなら奥様は日本人向きの料理もできるし、犬はもちろんですが、前の奥様のお子さんとも馴染んでいると読んだ記憶がありますし。淡白な私的には、「お勤め」よりもこの部分がデキるパートナーと出会えたことが重要と考えます。
思うに、宝くじなど(シェア…無尽講のようです)に入れ込んでたのは、イサーンの家改築資金のためではないでしょうか。これは目下、奥様とその一族における切実な問題であり、チェンマイ在住がベターなniyom様へのカネの無心が奏功しないので、ついつい生活費から…ちょっと買い方・入れ込みの度が過ぎて、家賃支払いが滞ってしまったのでしょう。もちろん、儲かれば軽〜く補填できますから、黙っていたんでしょう。

続報をお待ちします。

Re: No title

MARINOさん、おはようございます

> 金銭面での「不信のとき」

これまで何回も、金銭面での疑惑、不信について書いてきました。「積もり積もって」今日の状況があります。

> もう次の方を“準備”とは全く驚きました

彼女から見ると、「妻である自分が見限られて、ATMだった夫が別の女のところへ行ってしまう」ということになるでしょう。私からすると、「傷がこれ以上大きくならないために、できるだけ早く次のステップへ行ってしまいたい」ということです。だらだらと何年もこの状態が続くとすると、気が付いたら、お金をすべてむしり取られ、悲惨な老後を迎える可能性が高いと判断したということです。それが最悪のシナリオでしょう。

> 前の奥様のお子さんとも馴染んでいる・・・

そうであれば、また別の状況になっていたと思います。ずっと彼女は、前の家を早く売却してお金を手にしたいと考えているだけでした。それに2人の娘とは絶対に会いたがらないですし、息子のこともお荷物だと思っています。ブログでは、そのようにストレートには書きませんでしたけど、実際はそうなのです。「前の家は、さっさと3人の子どもたちにあげてしまいなさい」とキッパリと言ってくれる女の方が、私には好感が持てます。

> カネの無心が奏功しないので、ついつい生活費から…ちょっと・・・

無心は、これまではある程度成功していたのだと思います。でも私の経済力には限度があるので、拒否に転じたということです。そうやってお金が目的で外国人の夫の暮らしているタイ人女性は山ほどいます。2人が幸せなら、それでもいいのですが。


ここまで、いちいちMARINOさんの優しいお心に反論しているみたいで、お恥ずかしいですが、これが現実というものです。もし、彼女との結婚が、私にとってタイ人との最初の結婚であれば、おそらくここまで大きな問題にならなかったかもしれません。前妻はお金への欲求よりも、私という人間への愛情がはるかに強かったのです。2人をどうしても比較してしまうので、その点では、今の彼女は可哀そうかもしれませんね。普通と言えば普通ですから・・・

No title

タイ人は日本人を金持ちとだと思ってます。
日本人と結婚出来れば生活に困らない(玉の輿)。
お金は打ち出の小槌でいくらでも出てくると!
今はスマホなどで情報(遺族年金等)が伝わってます。
私が結婚した当時は結婚式をすれど入籍の話は出ない時代でした。
60歳過ぎの爺さんに歳の離れたタイ人女性が結婚?お金ですよ!

Re: No title

kanさん、おはようございます

> 日本人と結婚出来れば生活に困らない(玉の輿)
> お金は打ち出の小槌でいくらでも出てくると!

そういう時代はそろそろ終わりになるでしょうね。
これからは、自分にお金はそれほどなくても、聡明で勤勉なタイ人女性をみつけられるかどうかでしょう。
結婚しなくても、一緒に居られたらそれでいいという女性と暮らすべきだと思うようになりました。
遺族年金ねらいなどどいう女性は問題外です。

No title

しばらく更新がされていないので気になっていましたが、なかなか大変な変化が生じていたのですね。

夫婦は信頼関係が大事ですが、無断で過大な金額を実家に送金したり闇宝くじを買ったりして肝心の家賃支払いが滞るのは信頼関係が崩れる行為です。

せめて家賃の支払いがきちんとされていればまだましですが、これに手を付けるといずれバレル訳です。それでも支払いが滞るのでは救いが無いですね。

2万バーツ支給に変更して家賃の直接支払いは今できる最善手だと思いますが、離婚となると厄介な気がします。それにしても家を買わなくて良かったですね。

Re: No title

AAAさん、こんにちは

> 離婚となると厄介な気がします。それにしても家を買わなくて良かったですね。

去年、正規の婚姻届けをしているので、離婚には正規の離婚届が必要です。裁判というのは現実的にあり得ないので、相手の同意が必要になります。その点では厄介です。今後、私がまた正規の結婚をしようと思わなければ、そんな面倒くさい手続きなしでも別れることはできるでしょう。日本ほど厳格に妻という座が(法的には別として)保護されているわけでもないので。もし家を買っていたら・・・?運命のいたずらということでしょうか、買えませんでしたからね。
プロフィール

Niyom

Author:Niyom
2012年、60歳でチェンマイへ移住。2017年にタイ人の妻を病気で亡くした後、愛人だった若いタイ人女性と再婚、前妻が可愛がっていた小さな犬2匹も一緒に暮らしている。

最新記事
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
検索フォーム
QRコード
QR