FC2ブログ

覆水盆に返らず?

出会ってから5~6年たち、一緒に暮らすようになってから既に2年近く。正式に結婚してからも1年以上になる彼女とうまくいかなくなった理由は何だろうか?ここで自分なりに整理しておきたい。

一番の理由は既に書いた通り、彼女のお金への要求が目に余るようになってきたこと。

それは同居直後からのことで、「結婚するなら親に50万バーツ払ってくれ」と言ってみたり、「お店を開きたいので数十万バーツ貸してくれ」と申し込んできたりした。結局のところ、チェンマイの父親と、イサーンの母親には家の改築などの名目で都合数十万バーツあげた。それだけでなく、毎月の“月給”の中から、彼女は相当額を両方に仕送りしてきた。

借金の申し込みは同居当初だけでなく、去年の暮れからは使途を言わずに5万バーツの借金を繰り返している。どうも怪しいと思ったので、半年ほど前には借用証を彼女に書いてもらった。

「もし毎月の返済が滞ったら、私はあなたと離婚します。その場合は金銭的な要求は一切いたしません」と自筆で書いてある。そして、ここ数か月、返済は滞っている。証文を作って以降の借金の残高は6万バーツ程度だが・・・


二番目の理由は、日常生活の変化だ。以前は彼女が料理を作ってくれていたのに、今年に入ってからはほとんど市場で買ってくる惣菜ばかりで、中身もイサーンの人が好む辛いものがほとんど。僕も嫌いではないが、いつもそれでは参ってしまう。だから自分で食べたいものを買うようになるので二重出費になる。

掃除洗濯などの家事も、彼女に仕事のある日はほとんど僕がやってきた。彼女の稼ぎが僕たち2人の生活に充てられるのなら、それはそれでいい。仕事のないほうが家事をすればいい。しかし、彼女が稼いだお金が何に消えているのか、いまだにわからない。


三番目の理由は、コミュニケーションの問題。これは実はとても重要な要素だ。

彼女はタイ語しかできない。しかも、僕に分かるようにゆっくり話すことがほとんどできない。僕がタイ語が堪能だと勘違いしているフシがある。全然そうではない。僕のタイ語は日常会話に不自由しない程度のレベルで、複雑なことは聞いても理解できない。前妻は日本語とのバイリンガルだったので、意思疎通にまったく問題がなかった。でも今の彼女は、自分だけ通じているつもりでいるのだろう。実際は半分くらいしか通じていない。

もし彼女が英語をある程度使えるなら、おそらくコミュニケーションは数倍うまくいくと思う。最近付き合い始めた女性は英語が堪能だ。書くにしろ喋るにしろ、タイ語と英語を私がするように織りまぜてくれるので、ほぼ100%誤解なくコミュニケーションできる。言葉がきちんと通じることが、こんなにも重要だということを改めて思い知らせてくれた。

彼女は僕と別れたがっていない。その理由が“お金”だということは容易に理解できる。本当に僕への愛情があるなら、お金を一番気にするような態度はとらなかったはずだ。今のところ“月給”を一気に半分にしても耐えている。でも、そのうち再び要求がエスカレートしていくだろうと思う。「自分でがんばって稼ぎます。これからは、お金のことでアナタに迷惑はかけません。家ももういりません」と、彼女は殊勝に言うのだが・・・


今月になって知り合った女性は年齢は30代後半で、大学生の子供がひとりいる。本人も苦労して大学を卒業し、今はちょっとした商売を家族全員でやっている。50代の両親はそれなりの稼ぎがあるので、経済的にパートナーに頼るリスクは、将来は分からないが、そう大きくないだろう。

その女性は自分の子供をきちんと育てているし、僕の前妻の子供たちのことも心配してくれている。「縁があって一緒に暮らした子どもたちを、いくら大きくなったからと言っても見捨ててはダメですよ。とくにまだ18歳の男の子は、あなたしか頼れる人がいないのですよ。家は売らずに3人の子どもたちにあげてしまいなさい」と言っている。

食生活も彼女とはまったく好みが異なり、栄養のバランスを考えた健康的な食事をいつも心掛けている。綺麗好きで、掃除洗濯をきちんとする。犬も好き。日本の歌が好き。自分でも歌う。僕が好きなオペラを聞いても平気。運動とゴルフが大好き。お金に余裕ができれば、海外を含めてあちこち旅行したいという。一番行きたいところは、モルジブと日本。

彼女が悩んでいることは、僕に奥さんがいること。このままいけば、他人の男を横取りするようなことになるので、心が苦しい。それ以上に、僕が奥さんのいる家にいつも帰っていくことがものすごく辛いという。

知り合ってわずか1か月だ。ほとんど毎日会っているとはいえ、相手のことがまだまだ見えていないだろう。だから、僕としては性急にことを進めようとは思わない。新しい彼女は、「もし奥さんとやり直したいと思ったら、いつでもハッキリそう言ってください。私は辛いけど、身を引きますから・・・」

タイの社会は日本とは少し違うようだ。男に奥さん以外の女がいても、誰も批難しないのだそうだ。それが当たり前という価値観があるのだろう。ところが、女が妻のいる男と付き合うと、これは大いなる批難の対象になるのだという。それがバレると後ろ指を指される。外に女を作った男を批難できるのは妻だけ。不倫をする女を指弾するのは社会全体。タイはそういう社会なのだそうだ。まるで男性天国ではないか。だから、女はシッカリしていて、男はぐうたらなのが多いのかもしれない。僕はタイ人ではないが、ぐうたらな男の1人かもしれない。

(8月4日、12時)


スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

No title

はじめてメール致します。
これからどうなるのか楽しみになってきました。
うさぎ様の良い方向にいく事を祈っています。


Re: No title

小林さん、こんばんは。

> うさぎ様の良い方向にいく事を祈っています。

「うさぎ」と書いてくださったということは、前のブログを読んでいただいていたのですね、きっと。
安いドラマか小説でも見ているつもりで、今後もお付きあいください。

No title

新しい彼女さんの子供が大学生と言うのが引っ掛かります。
私のタイ人親友が、それですごく悩んでいます。高校生なんですが全く懐かない位だったらいいんですが、非常に難しい状態みたいで別れ話も出ているほどです。いっその事結婚でもしてれば問題ないんですがね。私のタイでの初めての彼女の子は結婚していて、ご主人含め良好な関係でした。

Re: No title

alfaさん、こんばんは

> 新しい彼女さんの子供が大学生と言うのが引っ掛かります。

なるほど。でも、今はそういうことはまったく考えたこともないです。「亡くなった前妻の男の子より年が2つくらい上だな」という風に思うだけです。写真で見ても、もちろん会ったこともありません。大学の工学部に通いながら、夜はレストランでアルバイトして親のスネかじりをあまりしない子供らしいです。ただし、学校の成績はよろしくないと言ってました(笑)。
プロフィール

Niyom

Author:Niyom
2012年、60歳でチェンマイへ移住。2017年にタイ人の妻を病気で亡くした後、愛人だった若いタイ人女性と再婚、前妻が可愛がっていた小さな犬2匹も一緒に暮らしている。

最新記事
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
検索フォーム
QRコード
QR