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ゴルフの後はお説教?

昨日は久しぶりにTとゴルフをした。これで3回目だ。前の2回は“男と女”として付き合っていた時だったが、今回は“友達”としてゴルフした。

Tは前よりも調子がよく、ドライバーは220~30ヤードくらい飛ばしていた。女性だけれど、僕と同じ白杭のTグラウンドから打っているのに、ほとんどのホールで僕をオーバードライブした。でも、彼女にとっては初めてのゴルフ場ということもあって、スコアは僕の方がよかった。僕にとっては2か月ほど前までメンバーだったゴルフ場だから、簡単に負けるわけにはいかない。

ゴルフの後、近くのラーメン屋で食事した。僕はチビが死んだことを彼女に話した。写真も見せた。そしてチビの死がキッカケとなって、僕は元妻とこれからも一緒に暮らしていくことに決めたことを話した。

Tは、チビが隣の犬に咬まれた経緯に興味を持った。というのは、Tが飼っていた小型犬も、近所の大型犬に咬まれて死んでしまったので、他人事とは思えなかったのだろう。「お隣の人は責任をとって何らかの補償をしてくれたの?」と訊くので、「チビがお隣の庭に入り込んで咬まれたので、向こうに責任はないと思う。ただお隣のイタリア人はえらく恐縮していた」と答えた。

チビの話題が片付くと、そのあとTは延々としゃべり続けた。元妻のことだ。

「貴男が彼女とこれからも一緒に住むと決めたのなら、それはそれでいいですけれど、彼女の歴史(ヒストリー)を良く調べたことがあるんですか?つまり、彼女の素行を調査したことがありますか?」

まるでT自身が僕の元妻の過去を全部知っていると言わんばかりの言い方だった。でもよくよく聞いていると、彼女の素性を知っているのではなく、“若いキャディー”の一般論を、しかもかなり偏った一般論を述べていることがわかった。つまり、若いキャディーの多くは男癖がよくない。彼女たちは、とくにお金のありそうな外国人に取り入って、愛人になったり妻になったりするチャンスをいつも窺っているというのだ。

「40歳を過ぎたようなキャディーなら問題ないですよ。もう他の仕事に就くのは難しいから、それは仕方ない。でも20代とか30そこそこの若い女は、別のキャリアを求めて努力すべきですよ。男目的にキャディーをやるというのはどうなんですか?彼女は今もキャディーをしてるんでしょ?」・・・Tの言っていることは半分正しいが、半分は偏見に基づく思い込みに過ぎない。

さらにTは、会ったこともない元妻をぼろ糞に批難した。

「今はいいですよ。貴男が元気なうちは。でももっと歳をとって、カラダが言うことをきかなくなったとき、彼女は貴男の面倒を見てくれるんですか?もし、貴男にお金がなくなっても、彼女はずっと寄り添ってくれるとでも思ってるんですか?貴男が40歳とか50歳くらいだったら問題ないですよ。でも60を過ぎてるでしょ(「いま68歳だよ」、と一言割り込んだ)。 年齢差が30もあれば、それはお金目的ですよ。お金がなくなれば、それで終わりです。第一ね、ほかに女がいても構わないとか、自由をあげるとか、そんなことを言う女は間違いなくお金が欲しいだけです。」

僕は内心、「俺を誰だと思ってるんだよ。亡くなったタイ人の妻と15年も一緒に暮らした経験があるんだよ。亡くなった妻は、タイ人の女の裏側について、ありとあらゆることを僕に話してくれたよ。もうそんな一般論はいらないよ・・・」と思って聞いていた。もちろん、そんなことは思っているだけで、僕は決して口には出さない。

確かにTの言うことは一般論としてはその通りだろう。でも一緒に暮らしている元妻が、単に金目的だけなのかどうか、それは他人が断定できるものではない。それに、Tは何のために今さら元妻を批難するのか、その動機がよくわからなかった。

仮に僕とヨリを戻したいのだったら、もうちょっと別の話題が適しているだろうし、単なる親切心からだったら、自分もタイ人の女なんだから、もうちょっと一般論とは違う言い回しがあってしかるべきだ。Tの話を聞きながら、「キミだって半分はお金目的だったんじゃないの?僕たちもちょうど30年の歳の差があるんだよ」と内心では思っていたのが正直なところだ。もちろん、それも決して口には出さない。

Tは、まるで僕の心の中を見透かしているかのように続けた。

「亡くなった奥さんは特別にいい人だったことは間違いないわ。貴男から話を聞いたときにそう思ったの。でも、今の彼女は違うでしょ。きっと、いつか後悔するわよ。あのとき、ワタシと一緒に住むために犬を連れて引っ越ししていれば、チビも死ななくて済んだんですよ・・・貴男はね、一度決心したことをコロコロ変えるでしょ。つまり、貴男は心が弱いんですよ。だから心配なの。」

ほとんど一方的なTのお説教タイムが終わり、彼女をアパートまで送って行った。車を降りるとき、Tは「11月の末にアパートを変わりますので、そのときは引っ越しを手伝ってくれますか?」と言った。内心「ええ?ほかに手伝う人がいるんじゃないの」と思ったけれど、「わかった。その時は連絡ちょうだい」と言っておいた。やっぱり、Tはまだ未練があるのだろうか・・・・ま、それはどっちでも僕には関係ない。

そして今日もフィットネスクラブでたまたまTと会った。ヨガの美人インストラクターが途中から割って入ってきて、楽しく15分くらい日本の話をした。その美人の先生は東京には行ったことがあるのだが、今度は京都と大阪に行きたいそうだ。「いつでも案内しますよ」と言いたかったが、さすがにTの前では控えた。

(10月27日、午後3時)


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プロフィール

Niyom

Author:Niyom
2012年、60歳でチェンマイへ移住。2017年にタイ人の妻を病気で亡くした後、愛人だった若いタイ人女性と再婚、前妻が可愛がっていた小さな犬2匹も一緒に暮らしていたが・・・

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